12Nov
パワーストーンの色が変わるのは、単なる色あせや汚れではないかもしれません。色の変化はスピリチュアルなメッセージとして、慎重に考えなければならない場合もあります。
パワーストーンは幸運を招く大切なアイテム。アクセサリーとして毎日身につけている人も多いでしょう。使用頻度が高いため、色の変化にもすぐ気づくかもしれません。
そこで今回は、パワーストーンの色が変わる現象について、考えられる意味をご解説していきますね。
パワーストーンの色が変わる理由について
パワーストーンの色が変わると、何か悪いことが起こりそうで慌ててしまう人もいるでしょう。ではパワーストーンの変色は、一体どういった意味があるのでしょうか。
身代わりになってくれた
パワーストーンは、宝石の種類ごとに意味があります。共通していえるのは、持ち主の身代わりになってマイナスエネルギーを吸収してくれること。
厄除け的な使い方もでき、持ち主の身に振りかかる災難をパワーストーンが除外してくれると、色が変わる場合があります。たとえば体調が乱れ始めたと思ったら急に回復する場合、パワーストーンが厄を代わりに受けてくれたと考えられます。
加工した色の変色
パワーストーンの上質なものは、天然石でとても高額になりますが、中には着色されたグレードの低いタイプも存在します。すると着用している間に色が落ちて、変色することも考えられるでしょう。
パワーストーンは、ネックレスやブレスレットなど肌と触れ合うので、長年使っていると汚れが付着するもの。さらに宝石の色が褪せてしまうこともあり、この場合はスピリチュアルなメッセージというよりも、経年劣化したと考えてもよいでしょう。
持ち主に同調している
パワーストーンの色が変わるのは、持ち主に同調しているため。人にはそれぞれのエネルギーがあり、宝石にも独自に放つエネルギーがあります。
このエネルギーが反発し合うと、パワーストーンの効果はなかなか実感できませんが、持ち主と宝石が同調(シンクロ)すると、人が抱える思いをさらに宝石が感じ取ってくれます。
持ち主の身代わりになるのも、同調しているからできること。石が身代わりになってくれるのは、持ち主が発するエネルギーを感知してくれるからなのです。
パワーストーンの疲労
電池の充電が必要なように、パワーストーンも力を使い果たすと色が変わり始めます。ツヤや輝きがなくなり、鮮やかだった色が褪せて見えるのは、充電が必要なためなのです。
マイナスエネルギーを身代わりになって吸収すると、ヒーリングのパワーが低下。さらに厄除けの力も弱くなってしまうので、電池の充電にあたる「浄化」が必要なサインです。
ただし変色したからといって、必ず浄化が必要とも限らず、疲れているのかどうか慎重に判断するのも大切でしょう。最近悪いことが続くという時は、浄化の必要があります。
外部の刺激による変色
パワーストーンの色が変わるのは、紫外線や直射日光により、宝石の色が変色してしまうのも理由です。宝石によっては、塩分や急激な温度変化に弱い種類もありますので、海で泳いだ後にそのままにしたら変色したということも。
また保管する場所も重要なポイントなので、使用しない時は宝石箱や引き出しに入れておきましょう。浄化する際も、宝石ごとに適切な方法がありますので、光に弱い宝石を月光に当てるなどしてダメージを与えないよう注意してください。
パワーストーンの変色が心配になった時の対処
パワーストーンの色が変わるのは、安価な石だと稀に起こりますが、専門店など信頼できるお店で購入したものがすぐに変色することはないでしょう。万が一色褪せなどが気になる場合は、次のポイントを意識して対処してくださいね。
エネルギーは変わるのか?
パワーストーンによっては、変色すると本来のエネルギーが低下して、効果が得られなくなる可能性があります。しかし変色は、宝石の劣化以外にも原因があるかもしれませんので、必ずしもエネルギーがなくなったとはいえないのです。
宝石の種類によっては、年季が入ると色が変わり、さらに美しさを増すタイプもありますので、年々違った表情を楽しむこともできるでしょう。
心が離れたらお別れ?
パワーストーンの色が変わってもまだ使用できますが、何か心に引っかかることがある場合や、昔のように好きになれない場合はお別れするサインかもしれません。
パワーストーンはヒーリングストーンと呼ばれるように、手にした瞬間に心が穏やかになり、手放せない強いつながりを感じるもの。しかし身につけたくないと感じたり、宝石自体の魅力がわからなくなったりしたら、無理に着用する必要はありません。
変色しただけで心が離れることはめったにありませんが、たまたま相性が悪くなったり宝石のパワーが低下したりして、持ち主にもネガティブな気持ちが生まれる場合もあるでしょう。この場合はきちんと宝石を土に埋めるなど、自然に戻してあげましょう。
浄化しよう
パワーストーンの色が変わるのは、疲れが溜まっている可能性が高いため、そんな時は宝石に合った浄化方法で元の状態に戻してあげてください。
浄化とは石についたネガティブな力を取り除き、エネルギーをチャージすること。浄化は変色しなくても、定期的に行うとよいとされています。
また危険なことを回避させてくれた場合なども、浄化しておくと安心です。月光の下に置く、ハーブで癒す、水や塩を使うなど色々な浄化方法があるでしょう。
天然石の色ごとのエネルギーについて
パワーストーンを選ぶ際は直感を信じて、引き寄せられるものを購入することをオススメします。多くの場合、自然と自分の好きな色を選びやすいといわれていますが、色それぞれに違った意味があります。理解しておくと、さらに選びやすくなるでしょう。
赤のエネルギー
ルビーやガーネットなどの赤い宝石は、生命力、勇気、力を意味しています。赤は人間を心理的に興奮させる色でもありますので、情熱が欲しい時や行動力を蓄えたい時によいでしょう。
ピンク色のエネルギー
恋愛運を引き寄せる作用が期待できるピンク色。宝石ではローズクオーツやインカローズ、ロードナイト、ピンクトルマリンなどが人気です。
ピンク色の宝石は、女性的な波長を放出しますので、異性に魅力的なオーラを伝えるサポートをしてくれるでしょう。また母性や優しさを身につける働きもあり、人の心の痛みを癒してくれます。
柔らかいピンク色は愛を呼び込む力がありますので、恋愛中の人や恋人募集中の人にオススメです。
青のエネルギー
ターコイズやサファイヤ、アクアマリン、トパーズなどの爽やかな色が人気の宝石。ブルーは平和と真実のシンボルで、鎮静作用を与えてくれる可能性があるため、とてもリラックスできます。
また正義感が強く、理性や判断力をサポートするため、ビジネス運にもメリットが期待できるでしょう。ブルーは爽快な気持ちにさせてくれる色なので、リフレッシュしたい時や新しい生活のスタートにもオススメです。
黒や白のエネルギー
モノトーンのカラーは男性にも人気。黒はオニキスやヘマタイトで有名ですが、この色は集中力を身につける際に効果を発揮してくれます。
黒の頑固なイメージは、迷いを絶つ作用も期待できますので、人生の大切な決断をする際に使うとよいでしょう。黒とは正反対の白の宝石には、ダイヤモンドやパールなどがあります。
白は純粋さを示す色。また潔白、誠実、無垢という意味があり、周りから切り離し平穏な環境へと導いてくれるはずです。
まとめ
パワーストーンの色が変わるのは、持ち主を守っているサインなのね。いつも身代わりになってくれるパワーストーンには、毎日感謝の気持ちを伝えましょう。