クローバーの花言葉は意外だった？葉の枚数で変わる意味について

クローバーの花言葉はご存知でしょうか。公園や広場に咲いているクローバーは「四つ葉」を見つけると幸福になるといわれ、誰でも一度は必死に探した経験があるはず。

とても身近な植物ですが、意外と知られていない情報も多いため、今回はクローバーの花言葉や葉っぱの枚数についてご解説していきましょう。

クローバーの花言葉について

クローバーの花言葉は意外だった？葉の枚数で変わる意味についてクローバーは葉っぱの数により、花言葉も異なってきます。幸運の証のようなよいイメージがありますが、枚数によってはあまり嬉しくない花言葉も。

クローバーはマメ科の植物で、夏になると白い花が咲きます。牧草として使われることもあり、人々の暮らしにおいても身近な多年生植物ですね。

では可愛らしいクローバーですが、どのような意味があるのか早速見ていきましょう。

葉が1枚の場合

葉の数が1枚のクローバーは「初恋」「始まり」「困難に打ち勝つ」「開拓」という花言葉があります。好きな人には一葉のクローバーを、プレゼントなどにそっと忍ばせて贈れるでしょう。

クローバーの葉っぱが1枚というのはめったに見ないかもしれませんが、偶然見かけた時は恋のチャンスがあるのかもしれません。

葉が2枚の場合

二葉のクローバーの花言葉は「平和」「調和」「素敵な出会い」という意味があります。喧嘩した友人や恋人にプレゼントしたいクローバーですね。

葉っぱが2枚のものは意外とたくさん見つかりますので、束にしてプレゼントすると素敵です。

葉が3枚

一番多く見かけるのが、三つ葉のクローバーでしょう。花言葉は「信頼」「愛」「希望」という意味があります。クローバーの花言葉の中でも、とても安心できる意味がありますので、わからない時は三つ葉を選べば安心です。

葉が4枚

ラッキーチャームとしておなじみの四つ葉のクローバーは、花言葉「私のものになってください」「私を想ってください」という意味があります。

好きな人にプレゼントして、それとなく告白する時に使えますね。なぜ四つ葉のクローバーは幸運の象徴になっているかというと、クローバーは「誠実」「希望」「愛」という意味が1枚ごとに込められ、4枚目の葉っぱが「幸運」を示すものとされているためです。

ヨーロッパでは昔から、四つ葉のクローバーを見つけると幸せになるといわれ、世界的にも幸福の象徴になっています。

5枚以上の意味

クローバーは四つ葉を見つけるのはとても大変。だからこそ発見した時は、よいことが起こりそうな期待感が湧きます。それよりもっと希少なクローバーとして、葉っぱが5枚以上あるものが稀に存在するのです。

葉が5枚のクローバーの花言葉は「財運」を意味しますが、残念なことに発生率は100万分の1程度。発見した時は、金運も同時に手に入れられるかもしれません。

6枚のクローバーの花言葉は「名誉」、7枚は「無限の幸福」、8枚は「子孫繁栄」「家内安全」という意味があります。枚数が増えるごとに発見できる可能性は低くなりますので、運がかなり影響するでしょう。

色ごとの花言葉

クローバーの花は、白とピンクがあります。色によって花言葉が違い、ピンク色は「勤勉」という意味で、白は「約束」という意味があります。

白のクローバーは、アイルランドではキリスト教との関係が深く、昔布教に努めた聖パトリックが幸運のサインである四つ葉のクローバーを使ったとされています。

そのため彼の命日3月17日は、クローバーを飾る風習が未だに残され「約束」を守り続ける忠誠心の象徴なのです。ピンク色のクローバーの花は、ピッタリと寄り添うように咲くのが特徴で、健気な姿が由来になり勤勉という意味がついたといわれています。

四つ葉のクローバーの意外な意味とは？

クローバーの花言葉は意外だった？葉の枚数で変わる意味について四つ葉のクローバーは、幸運を招くアイテムとしてデザインされたり、お守りとしてお財布に入れていたりする人も。とてもよいイメージがありますが、あまり知られていない四つ葉の意味もあります。

マイナス的な意味について

四つ葉のクローバーを見つけるのは、幸運が訪れるサイン。しかしそれだけでなく、注意したいのは「復讐」という意味があることです。

そのような意味があるのは宗教的な観点が土台にあり、四つ葉のクローバーは十字架を連想させるためです。もともとは「私を想って」という花言葉がある四つ葉。

恋を成就させるために、好きな人にクローバーをプレゼントしたけれど気持ちを受け入れてもらえないこともあるでしょう。その時の悔しい気持ちが幸運とは反して、相手への憎しみにも変わることから、復讐という意味がついたともいわれています。

四つ葉が生まれる確率

クローバーはほとんどが三つ葉で、じっくりと探さないと四つ葉のクローバーは見つかりません。発生率は1万分の1といわれるほどなので、よほど運がよくないと発見できないでしょう。

そもそも四つ葉のクローバーが誕生するからくりは、小さな葉っぱが上からの重圧により本来3つの形が変形して、4枚になる場合があります。もうひとつは突然変異で4枚になる仕組みがあるとされています。

真実の愛という意味

クローバーには1枚ごとに異なる花言葉があり、4枚揃うと「真実の愛」が手に入るとされています。1枚目は「名声」、2枚目は「富」、3枚目は「満ち足りた愛」、4枚目は「素晴らしい健康」です。

どの葉っぱにもポジティブな意味が込められて、トータルするとさらにエネルギーもアップしますね。真実の愛を求めている人は、1枚ごとの意味をじっくりと噛み締めて持っているとよいかもしれません。

ナポレオンと四つ葉のクローバー

四つ葉のクローバーにまつわる伝説や話は、たくさん残されています。その中でもとても興味深いお話は、ナポレオンが戦っている途中に体験したこと。

ナポレオンが下を見たら四つ葉のクローバーがあり、珍しいのでかがんで摘み取ろうとした瞬間に、ナポレオンの頭上に銃弾が通過。

四つ葉のクローバーのおかげで九死に一生を得たため、幸運をもたらすと考える一説もあるようです。考えごとをしながら下を向いて歩いている時、道端に咲く四つ葉のクローバーを発見すると、とてもラッキーな自分を感じますよね。

辛い時に上を向いて歩くよう、四つ葉のクローバーが元気つけてくれるのかもしれません。

四つ葉のクローバーを保管するコツ

クローバーの花言葉は意外だった？葉の枚数で変わる意味について四つ葉のクローバーを発見した時、大切なお守りなので長く保管したくなります。どのようにするとよい状態がキープできるか、オススメの保存方法をご紹介しましょう。

持ち帰る時のコツ

摘み取った後は、できるだけ早く持ち帰ることが必要です。そのままお財布やカバンに入れておくと、水分がなくなりしおれてしまいます。

四つ葉のクローバーは葉っぱを綺麗に開き、ティッシュペーパーやナプキンで包み、本や手帳に挟み持ち帰りましょう。挟んだものはバッグの一番下にして、重さがかかるようにすること。

本がない場合はティッシュを厚く重ねたり、フリーペーパーなどを使ったりして平らな状態で持ち帰ってください。

重石で5日間待つ

持ち帰った四つ葉のクローバーは本に挟み、さらに重たいものを置いて押し花にしましょう。5日ほどで綺麗な押し花になりますので、その後はラミネート加工すればお財布にも入れやすくなります。

UVレジンで加工もできますが、ツールがない場合はラップに包んでおくだけでもよいでしょう。加工に時間がかかりすぎると、葉っぱが黄色に変色する可能性がありますので、本に挟んだクローバーは忘れずに処理してくださいね。

まとめ

クローバーの花言葉は、とても心があたたかくなるものがたくさんあります。お守りとして毎日携帯していると、きっとよいことが起こるはずです。

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