8Mar
一人が好きな心理は、多くの人に共通することかもしれません。かつて「一人」という言葉を聞くと、孤独でネガティブな印象がありましたが、最近は友人が多い人でもあえて一人の時間を大切に過ごすことも増えています。
一人が好きなのは心理的な意味があり、恋愛傾向も他の人とは違うこだわりがあるはずです。そこで今回は一人が好きな心理背景や、結婚と恋愛の傾向などを詳しくご解説していきましょう。
一人が好きな心理について
一人で自由な時間は、欲しくても手に入らない人が近年増えていますよね。SNSなどのネット環境は、孤独でもいつも誰かとつながっているようなもの。そんな時代背景の中で、あえて一人の時間を選ぶ人もいます。
思いつきで行動したい
友人と一緒に行動するのは、賑やかで楽しい時間ですが、団体行動は自分勝手な発想や行動は許されません。一人が好きな心理は自分の気持ちに素直になり、思い切った行動をとりたいため。
好きな時に好きなことができる時間は、余計なしがらみがなく快適です。計画性がない人は、その日の気分で色々なことを決定しますよね。
買い物に行くつもりで出かけても、気分が変わって映画を見てしまうなど。急な行動も一人なら、誰にでも迷惑がかからずできます。
人の意見に賛同するのが嫌
集団行動は人の意見を強調し、仲良く周りが平和になるよう考えなければなりません。個性的な人は、他人の意見を受け入れるのが苦手。
そのためグループ行動をすると、意見がぶつかり疲れてしまうのです。一人が好きな心理は、そんなマイペースの人に共通します。
自分が思ったことをそのまま実行したい場合は、誰が何と言ってもやり通したくなるでしょう。一人なら意見交換する手間がなく、止められても自分の意思で判断できます。場合によっては、どうしても人の意見に従いたくない時もあります。
一人で落ち着きたい
悩みごとやストレスがあると、対人関係は余計な負担になります。そんな時は一人でゆっくりと落ち着きたくなり、孤独のほうが快適に感じます。
友人がたくさんいても、たまには一人の時間を持ちたいですよね。人の意見や価値観から離れて自分と向き合うことで、さらによい人付き合いができるようになります。
誰かそばにいると、気になって落ち着けません。一人でカフェにてゆっくりとコーヒーを飲み、人生について考えたり忙しい生活から解放されたくなったりするのは、誰にでも経験があるでしょう。
気を遣うのが嫌
他人に気を遣うのはストレスです。特に自分より相手を優先するタイプは、何をするにも他人に決断を委ねて、嫌なことでも我慢しています。
嫌われないように、不安を抱えているのが原因。周囲の目を気にして、いつも相手の機嫌をとるために気を遣いすぎています。
すると人付き合いがとても負担になるので、次第と一人で行動する場面が増えてくるでしょう。一人が好きな心理は、気を遣うのが嫌になるからなのです。
一人が好きな人の恋愛傾向と結婚観
一人が好きな人は異性との出会いも限られて、恋愛できるのか不安も抱いてしまいます。また将来結婚できるかどうか、そんな気になる部分も合わせてご説明していきましょう。
ネットで出会う
一人が好きな人は、必然的に人が集まるところは避けてしまうので、出会いが少なくなってしまいます。恋愛はしたいけれど…と思いながら、自分のスペースを大切にしているのです。
そのため積極的に、出会いのチャンスがある場所には行かないので行動範囲が限られ、異性と知り合うのはSNSなどネット環境が多い傾向があります。
メッセージのやりとりは自分の好きな時間にできるので、あまり拘束されずに付き合えるのもメリット。実際に会うまで、何年もネットだけでやりとりする人もいるでしょう。
似た性格の人と恋愛する
一人が好きな人は、孤独でいるほうが気楽。誰に気を遣うこともなく気軽に過ごせます。そのため恋愛も面倒に感じてしまい、よほど好きになる人でないと付き合うことはないでしょう。
興味を持つ異性は、自分と同じ一人の時間をこよなく愛する人。それぞれ趣味を持っていて、気ままにお互いに干渉せずに一緒にいられる人が好みです。
他人のペースに合わせず、自分の置かれた場所をお互いに理解できる人。そんなタイプを見つけると、夢中になるかもしれません。
束縛しない結婚生活
一人が好きな心理が働くと、将来結婚するのは高いハードルを感じる場合もあるでしょう。夫婦になると、何ごともいつも二人一緒。
それぞれの人間関係がプラスされて、交友関係も広がります。一人が好きな人はさほど結婚を意識せず、恋愛だけでも充分。もし結婚するなら、束縛しない関係が理想でしょう。
夫婦でも、週末は別々に行動。自分のパートナーでも一緒にいると、とても窮屈に感じるケースもあるのです。自由がありながらも、寂しい時は一緒に過ごせる相手が理想的ですね。
無理に恋愛しない
一人が好きな人は恋愛の魅力よりも、自分一人の快適さを優先します。最近は生涯独身を貫く人が増えているといわれていますが、結婚生活のあらゆる負担を考えると一人のほうが楽に感じるでしょう。
このタイプは無理に恋愛すると、さらに「一人のほうがよい」と思うようになる可能性があります。恋愛や結婚は、必ずしなければならないものではないので、いつか自然と興味が湧く人が登場するまで、自分にプレッシャーをかけないほうがよいでしょう。
一人の楽しみ方を極めよう
一人で過ごすのは、決して悪いことではありません。他人との関わりも大切にして、バランスのよい付き合い方をするために知っておきたい、一人の過ごし方をご説明しましょう。
一人の時間を決めておく
一人が好きなのは、大勢の中で味わう刺激についていけないためです。決して孤独だけを求めているわけではありませんが、快適な生活を送るためにも息抜きが必要。
人間関係を壊さないためにも付き合いを大切にし、一人の時間を作りましょう。たとえば日曜日は必ず一人で過ごすなど、ゆとりを持つとモチベーションがアップします。用事を作らない日があると、ストレスが軽減する可能性もあるのです。
無理な誘いは断る
一人が好きな人は他人と意見を合わせたり、顔色を見て付き合ったりするのが苦手です。でも仕事など、どうしても人間関係を築かなければならない場面もありますよね。
そんな時は無理な誘いは断り、窮屈にならない程度の交流を意識してください。一人が好きなのは、集団に溶け込めない性格も関係しています。
苦手分野があるのは当然で、嫌なことを無理やりやっていると、さらに逃げたくなりますよね。素敵な出会いがどこかにあるかもしれないので、適度な付き合いを心がけるとよいでしょう。
知らない人との交流を増やす
友人や恋人など、自分をよく知っている人との付き合いは、気楽でも実はもっと気を遣う場合があります。よい関係を維持したくて余計なエネルギーを使うので、そんな時にふと一人になりたくなるでしょう。
そんな場合は知り合いでなく、知らない人との交流を優先するのもよいですね。イベントに参加して気を遣わず会話したり、その場限りの楽しい時間を過ごしたり。
完全に孤独になると、もっと外の世界に溶け込めなくなります。そうならないためにも初対面の人との関わりを持ち、魅力をアピールして自信回復しましょう。
まとめ
一人が好きな心理になるのは、誰でも時々あることです。一人は自由で、しかも他人から受けるプレッシャーやストレスもなく快適。
上手に人間関係を維持するためにも、一人の時間はメリハリをつけて大切にするとよいかもしれません。