20Oct
セルフヒーリングとはどのようなものなのか、ストレスの多い生活の中で興味を持つ人が増えています。辛い時に他人を頼らず、自分で心をクリアにできればとても楽なはずですよね。
今の時代は仕事だけでなくSNSなど、あらゆるところからストレスを受ける機会が増えています。心が疲れたなと思った時に解決策になるのが、セルフヒーリングのスキル。
そこで今回はセルフヒーリングとは何か、オススメの方法や効果についてご解説していきましょう。
セルフヒーリングとは?
人を癒してくれる「ヒーラー」という存在を、すでにご存知の人もいるでしょう。しかし人間にはもとから自分を癒す力が備わっていると考えられ、誰でもヒーラーになれるといわれているのです。では早速ですが、セルフヒーリングとは何か詳しくご説明しますね。
セルフヒーリングについて
ヒーリングとは、人間が持つ本来の自然治癒力を高めることで、生命のエネルギーを活性化する目的があります。悩みごとを抱えたり、将来に不安を感じたりすることは誰でもありますよね。
このようなネガティブな気持ちが重なっていくと、生命のエネルギーが低下してしまう可能性があります。その状態から治癒力のある自分に戻るための「癒しのプロセス」がヒーリングで、自分自身で行うことがセルフヒーリングと呼ばれるものです。
セルフヒーリングは多くの人に必要なことかもしれませんが、必要性に気づくまで遠回りしてしまう場合もよくあります。辛い体験をしたり、自分の弱さを自覚したり、困難にぶつかった時にヒーリングと出会うことができるのです。
自分をもっと大切にする
セルフヒーリングとは、傷ついた自分の心身を回復させることだけでなく、もっと大切にする気持ちを持つ重要な意味があります。
自分がどのような人間であるか、長所や短所を全て受け入れて好きになること。心身とスピリチュアルな観点からも、自分を大切にする気持ちがセルフヒーリングに重要なポイントなのです。
たとえばわかりやすい例で説明すると、嫌なことがあってお酒を飲みすぎたとしましょう。翌日は二日酔いで、気分が悪い状態。そんな時は自分を労わり、胃腸に優しい食事を心がけたり、体を休めたりしますよね。それがセルフヒーリングの原動力にある、自分を大切にする気持ちなのです。
セルフヒーリングが必要なサインとは?
幸福で何も問題がない人生を送る人でも、セルフヒーリングは必要とされています。その理由は幸福の頂点を維持するために、生命エネルギーを安定させるべきだからです。
近年情報があふれ、目まぐるしく世の中が変化していますよね。何が正しいのか自分がやるべきことは何か、頼れるものが見つからなくなります。
いつ自分を取り巻く環境が変わるかわからない不安は、次第とストレスやネガティブ思考につながってしまうでしょう。そんな難しい時代に生きる人は、セルフヒーリングが必要なのです。
心の変化に伴い、体調を崩すケースもよくありますよね。イライラして物ごとに集中できない時や、仕事のストレスで食欲がなくなるのも傷を負っている証拠。
最近楽しくない、何か心に引っかかるという場合は、セルフヒーリングの目的を理解して悪循環を変えていきましょう。
好転反応について
セルフヒーリングとは、自分を癒して心身共に回復することですが、そのプロセスには好転反応が伴う場合があります。デトックスするのと同じで、体内から悪いものを排出すると、体が対応するように肌荒れなどのトラブルになる可能性も。
セルフヒーリングとはこのようなデトックスと同じで、心が回復すると一時的にイライラすることもあり得ます。セルフヒーリングをすると、心と体のバランスをとるために、心身が反応していると感じるかもしれません。
それは心の中にある不要物が外に出ているサインなので、癒しの段階に入っているのだと安心してもよいといえるでしょう。
人生が変わる?セルフヒーリングの5つのステップ
セルフヒーリングするには、専門的な知識やスキルが必要なのではないかと不安かもしれません。しかし私たちが持っている生命のエネルギーを使いヒーリングすることは、同時にエネルギー力を根底から強化するメリットにもつながる可能性も。
いつでもセルフヒーリングできるよう、気になった時は簡単な方法でまずチャレンジしてみましょう。では5つのステップでできる、オススメのセルフヒーリング方法をご紹介します。
静かな場所に座る
人間の体は、もともと治癒力があるといわれています。このためいつ治癒力を発揮するか、タイミングを掴むのが大切。セルフヒーリングは体と心に集中して行うため、雑音や人の出入りが多いところは避け、静かに自分の心と向き合える場所を選んでください。
床に座り、まずは自分の呼吸のリズムを掴みましょう。深呼吸をしたりテンポをつけたりする必要はなく、一番リラックスできる呼吸を繰り返すのがコツ。
次は全てのことを忘れて「今」だけに集中すること。息を吸い込み吐き出す、生命の動きだけに意識してください。目を閉じるとさらに集中しやすくなります。
両手をこする
呼吸が整ったら次は両手を胸の前に合わせて、30~60秒ほどゆっくりとこすり合わせましょう。そうすることで体の温かみが体感でき、命を感じられるはず。
その際に一緒に硬直した表情を緩め、口元をほころばせたり笑顔になったりするのもオススメです。笑顔はとても大切なヒーリングのプロセスで、治癒力を発揮するためのスイッチになります。
手のひらを向かい合わせる
続いて両手のひらを20~30cmほど離して、向かい合わせにしてください。この何もない空間にエネルギーが走っていることを体感しながら、全身に力が流れるようイメージしましょう。この間も優しく自分に微笑むようにしてくださいね。
体の各部位を感じる
ここからはできるだけ目を閉じて、治癒力を体感してください。セルフヒーリングは方法はどのようなものでも間違いはありませんので、自分が快適にできる方法なら構いません。
この手順でヒーリングを続ける場合は、目を閉じて見えない生命のエネルギーを感じてください。意識を集中させ、一方の手のひらから入るエネルギーが腕、肩、胸、下半身へと流れることをイメージしましょう。
そのイメージ通りに体感できるものがあると、治癒力が高まっているサインです。
最後にリラックス
心身共に力を感じたら、最後はリラックスしましょう。体の各部位にエネルギーを送り、到着したか確認すること。このエネルギーは、ダメージを受けている部分に強く感じるはずです。
気持ちの面だけでなく、もし身体的なトラブルがある場合も、ここで再確認できるかもしれません。このままエネルギーを、5分間感じたままの状態で座ってください。
5分経過すると、自分の意思で体の各部位にエネルギーを送ることが可能になります。セルフヒーリングとは、自分の意思で治癒力をコントロールするのが最終目的。
最初は慣れないかもしれませんが、繰り返しそのステップを続けると、次第と自分自身の癒し方が見えてくるはずです。
まとめ
気分が乗らないのは、仕事のストレスや恋愛の悩みだけが原因ではないでしょう。ヒーリングの力が弱くなるのも原因なので、セルフヒーリングで治癒力を高めると、自分を苦しめる問題ともっと楽に向き合えるようになるかもしれません。
セルフヒーリングする時は、好きな音楽や香りに囲まれ、自分一人だけの至福の時間をぜひお過ごしくださいね。