気になる色を質問する心理背景にあることは？色と性格の関係について

気になる色を質問する時、心理背景にはどのようなことが隠されているでしょうか。色の好みはその人の性格を示しますので、同じ色を好む人とは共通点が多いともいえます。

色の種類はとても豊富。しかしピンとくる色はその中でもわずかでしょう。ということは、色の好みを知ると人間の基本的な部分も見えてくるということなのです。

そこで早速ですが、気になる色を質問する心理的特徴についてご解説しましょう。

気になる色を質問する際の心理について

気になる色を質問する心理背景にあることは？色と性格の関係について他人の好きな色が気になるのは、次のような心理的背景があります。色に関することは、ファッションや占いといった色々なところで話題になり、人間の隠れた長所や短所を見つける物差しになることもあります。

共通点を探しているから

「気になる色はどれ？」と相手に質問する時は、心理的に自分と相手の共通点を探している意味があります。色は最も簡単に他人とつながる部分。

自分の好きな色が相手と一緒だといいなと願いながら、思わず質問してしまうのです。たとえば仲良くなりたい人や職場の友人など、共通点が多いほうがお互いにメリットがある関係なら、気になる色はとても重要な情報になるはずです。

相手のイメージを強く描きたい

青が好きな人は聡明で爽やか、ピンクは可愛いなど、気になる色を質問する心理背景には、相手のイメージを明確にしたい気持ちが隠されています。

恋愛対象だけでなく、興味を持つ人間のことはさまざまな角度から理解しておきたいですよね。最初に会った時と印象が違う人だと、今後の付き合いについて考えてもテンションが下がってしまうでしょう。そんな相手には気になる色を質問して、イメージを強く抱きたいのです。

性格を知りたい

気になる色や好きな色は、性格や価値観などがわかるツールで、どの色を選ぶかで人間関係にも活かせます。好きな食べ物と色の違いは、食べ物の場合、栄養や味など、判断基準が色々とありますので、直感ではなくその時の欲求なども関係してくるでしょう。

気になる色は直感で選ぶことが多く、自分の知らない面も色で判断できるのです。気になる人の性格をざっくり理解したい時も、色を知ることで性格診断ができます。

今の気分を知りたい

子供時代からずっと同じ色が好きな人はきっと少ないはず。気になる色を質問する心理背景にあるのは、相手が今どのような気持ちでいるか知りたいためです。

色はその時々の自分の姿を映す鏡なので、気になる色で気分がわかる可能性があります。たとえばオレンジや黄色など、元気のある色が好きな時はエネルギッシュになっているサインで、黒や白など、モノトーンを好むのは静かに過ごしたいからなど。個人的な情報を引き出したい時に、色はあらゆる答えを導いてくれるでしょう。

男性人気の高い色と性格

気になる色を質問する心理背景にあることは？色と性格の関係について気になる色と性格は心理的にも関係があり、性別によって好む色も変わります。色彩には男性的な色と女性的な色がありますが、男性人気の高い次の3色からはどのような性格がわかるかご説明しましょう。

青

気になる色を質問して「青」と回答する人もいますよね。男女共に多い人気色ですが、とくに男性に好まれる色で、世界で最も人気がある色ともいわれています。

青は寒色系の代表的な存在。心のエネルギーは内側に向いている状態を示していますので、冷静で安定している時に惹かれる色といえるでしょう。

また青が気になる色の時は、何かに集中したい願いを示していることもあります。青は種類が多く、とても爽やかな「水色」が気になる時は、希望や開放感などがイメージされ、自然体でいたい気持ちになっています。

逆に青の中でも暗い印象がある「紺」は、真面目、堅実、厳格というイメージがあり、ネガティブなサイドには抑制や緊張といった心理状況があります。

自分とじっくり向き合いたい時は、気になる色が心理的に紺色になる可能性が高いでしょう。

黒

男性にも女性にも人気がある黒ですが、黒は意志の強さや威厳、高級感をイメージさせる色の特徴があります。ネガティブな印象としては重苦しい、暗い、悲しみ、恐怖などがあり、黒はモノトーンカラーで他の色と合わせやすいことも特徴。

気になる色が黒の場合は、とくに男性なら強い意志で自分をアピールしたい場合など、ビジネスシーンで使うこともあるでしょう。また黒は他の色をカバーしてしまうほど存在感がある色なので、自分の感情を外に出さずプロフェッショナルに過ごしたい時も、気になる色の心理にあります。

普段から黒を好む人は、男女共通して自分を守りたい意識が強いのかもしれません。孤独で寂しいけれど、他人に弱い自分を見せたくない時は気になる色が黒になるでしょう。

緑

ファッション的に緑色はコーディネートが難しいカラー。しかし男性にはとても人気があり、青や黒に続いて緑はとても好まれています。気になる色が緑色の場合、まず緑という色の特性を考えてみましょう。

緑は単体でも素敵な色ですが、周囲の色によってイメージが左右される特徴があります。森林をイメージさせる穏やかな色。心をリラックスさせてくれる緑は、黄色と青で作る色のため、さまざまなイメージが魅力です。リラックスしたい時や、気持ちを穏やかにしたい時に緑色を選ぶことがよくあります。

年齢層で見ると、若い人よりも中高年以上になると緑を支持する人が多くなる傾向があるので、刺激よりも安定感や静かな心を求めているといえるでしょう。仕事で疲れている男性は、緑でストレスから解放されたいのかもしれません。

女性人気の高い色と性格

気になる色を質問する心理背景にあることは？色と性格の関係について女性人気の高い色は男性と同じく、黒と次の2色があります。ファッションやインテリアでも女性が好感度を受ける色からは、次のような心理作用や性格がわかるでしょう。

ピンク

ピンクは女性的な色の代表で、色のイメージは優しくて恋愛や愛情、若さなどを心理的に得ることができます。ピンクはあまりネガティブなイメージはなく、女性にも男性にも好まれていますが、とくに女性らしさを演出する際に使われる色なので、ピンクを好む女性は心理的にも女性らしさを大切にしているといえるでしょう。

ピンクを好む人は優しいことが共通点。困っている人を見捨てられない優しい心の持ち主で、細かい気配りができるタイプです。とても寛大な印象を他人に与える反面、実は些細なことで傷つきやすい性格です。

ピンクが好きな人は、人間関係を平和に維持したいため、会社などの組織内では周囲の中立的な立場で大切な役割を持つ存在。とても柔軟にさせるピンクのイメージは、他の色のバランスをとる大切な存在です。

白

気になる色が白の場合、心理的にはリセットしたい気分や心機一転スタートしたい思いが見えてきます。昔は違う色が好きだったけれど、最近気になる色が「白」という人は、心の中で変化したことがあったかもしれません。

白は爽やかでとても軽い色。白を好むのは、今ネガティブな気持ちになっているので、逆に白の自由さに惹かれている可能性もあるでしょう。

また白は完璧主義が好む色でもありますので、自分に厳しく暮らしている人は、かなりストレスを感じています。その場合は白以外の色を使い、視覚的にも遊び心を増やすとよいですね。

まとめ

気になる色を質問する心理は、自分と相手のつながりを心理的に求めているからなのでしょう。自分が嫌いな色を好きな相手でも、刺激を受け合う関係になるかもしれません。

気になる色は他者に与えるイメージ、自分が受ける色の効果など、あらゆる角度から私たちが影響を受けていますので、今日は何色が好きかなと毎日自分に質問してみると楽しく過ごせるでしょう。

あなたの素敵な日常を、もっと輝かせるメディア

precious heart