16Jun
花言葉は、男性の心に響くものなのでしょうか。花の贈り物は女性向けというイメージが強いため、男性に花言葉を添えてメッセージを贈るのは、少し場違いに思う人もいるでしょう。
たとえば演奏会や退職祝いなどで、男性が花をもらうことはあるかもしれません。それ以外に、普段何もない時にいきなり恋人が彼氏に花束を渡す風景は、あまりピンとこないかもしれません。
しかし実際は花をプレゼントされると、嬉しいと感じる男性がたくさんいるといわれています。そこで今回は、花言葉で男性の心を掴む際のオススメの種類をご紹介しましょう。
花言葉で男性が喜ぶものは?
職場の人間関係や将来の不安、仕事の悩みなど男性が抱えるストレスは、毎日尽きることがありません。そんな時、素敵に癒し作用が期待できる花を贈ると、とても喜んでくれるはず。合わせて花言葉で男性を喜ばせる、オススメの種類についてご説明していきましょう。
桜
日本の文化を感じる桜。昔からたくさんの人に愛され、春の象徴としてお花見で人気があります。花言葉は「純潔」「精神美」という意味があり、日本各地で見られるソメイヨシノは「高貴」「精神愛」という花言葉があります。
桜は日本だけでなく、世界的に春を飾る花として人気があり、日本では品格を表すシンボルです。新生活が始まる春、花言葉で男性にメッセージを贈りたい際にオススメです。
仕事でいつも忙しい人なら、お花見する時間もないかもしれません。桜のプレゼントは、自宅で春を満喫してほしい際にも喜ばれるでしょう。
ひまわり
花に詳しくない男性でも、必ず知っているひまわり。とてもポジティブで元気なイメージがあり、花言葉を男性に贈るにはとても好感が持てる種類です。
ひまわりの花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」「程よき恋愛」という意味があります。注意したいのは大輪のひまわりで、花言葉は「にせ金持ち」「偽りの愛」という意味があるので、もらった人が誤解するかもしれません。
ひまわりは暑い中でも、元気に咲く力強い姿が魅力。いつもエネルギッシュに頑張る男性に贈りたいですね。自宅で栽培するミニひまわりキットなどもあるので、誕生日プレゼントにするのもよいでしょう。
カンパニュラ
ラテン語で釣鐘という意味を持つカンパニュラは、変わったベルの形をしているのが特徴です。花言葉で男性にメッセージを贈りたい時、日頃お世話になっている人なら「感謝」という花言葉を持つカンパニュラがオススメです。
鮮やかなブルーの花は男性にもピッタリで、インテリアにも合いやすいと考えられます。地植えするとぐんぐん伸びるので、自宅に庭がある人に贈るのもよいかもしれません。開花時期は5月~7月。夏の贈り物にぜひどうぞ。
チューリップ
春を代表する球根のチューリップ。花言葉は「思いやり」「愛の告白」など、色ごとによって意味が異なります。好きな男性には赤色のチューリップで「真実の愛」という花言葉をプレゼント。
片想いの相手には、黄色のチューリップの「望みのない恋」というメッセージもあります。日本では富山や新潟など、日本海側で秋の稲作の裏作として、春のチューリップ栽培が盛んです。大切な人には名産地のお花を贈ると、もっと喜んでもらえるでしょう。
ストック
彼氏の誕生日や記念日に愛を込めて、花言葉で男性を幸せにしたい場合にオススメなのはストック。花の名前を聞いたことがない男性も多いかもしれませんが、カラーバリエーションが豊富なので、男性の部屋にも合うカラーが見つかるでしょう。
ストックの花言葉は「豊かな愛」「愛の絆」「私を信じて」。普段愛情表現がたっぷりとできない人は、花言葉で彼氏に愛をプレゼントしましょう。
ストックはブーケにも人気があり、他の花との相性もよいため、カラフルな花束にしてあげるとよいかもしれません。コショウのようなスパイスの香りがするのも魅力。手間がかからず丈夫な花なので、男性のプレゼントにオススメです。
花を男性に贈る際に考えておきたいこと
花のプレゼントは男性にとっても嬉しいものですが、もらった人の立場を考えて贈ることも大切です。男性用の花の贈り物は、次のポイントを意識しておきましょう。
持ち帰りを考える
花束や鉢植えなどは宅配で家に届けることもできますが、手渡しで本人に直接渡したい場面もあるでしょう。たとえば誕生日に、素敵な花束を当日手渡ししてサプライズ。
気持ちを込めた贈り物なので喜んでもらえる反面、花束は帰り電車の中で男性が恥ずかしいと思う瞬間もあります。大きな花束だとさらに手間になり、カバンに入れることもできず、面倒な荷物に感じる人もいるかもしれません。
普段花に接する機会が少ない人には、コンパクトサイズで紙袋に入るくらいがよいでしょう。
手間のかからないもの
せっかくいただいた花束。贈り主の顔を思い出しながら、毎日前向きな気持ちになるでしょう。生花はそのまま飾れないため、花瓶に入れて水の交換や枯らさないよう日当たりに置くなど、色々なケアが必要です。
ほとんどの男性は、家でどう花を育てればよいのかわからず、単身赴任など一人暮らしの人なら花瓶すら持っていないかもしれません。
お手入れが必要な花を男性に贈る場合は、基本的な世話の仕方を事前に説明すると安心ですね。もしくは世話の必要がない観葉植物など、簡単な種類を選ぶのもコツです。
すぐ飾れる状態で贈る
花をもらった男性が困るのは、花瓶がないため。グラスを使ってとりあえず差し込んでおくことはできますが、花束が大きすぎて飾るものがなくて困ることがよくあります。
せっかくもらった花束。花瓶がないというのは、残念なパターンですよね。そのようなことにならないためにも、花束なら花瓶つきで贈る、もしくはバスケット入りやブーケなどすぐに飾れる状態にしておくと、もらった人も悩むことはないでしょう。花好きの男性でない限り、いつも花瓶を用意している人は少ないのです。
花の本数を調べておく
花言葉を男性に贈る場合、言葉だけ意識してしまうと本数で失敗する可能性があります。贈り物は4本、9本、13本という縁起の悪い数は避けてください。
またバラのように、本数ごとに意味が違う種類もありますので、もらった人が花に詳しい人だと誤解する場合もあるかもしれません。
お花を選ぶ際は、お店で念のためにどのような目的で贈るか伝え、不安な人はアドバイスしてもらうことをオススメします。
メッセージカードを添える
花言葉を知っている男性はとても少ないはずなので、プレゼントする際は念のため、花言葉とメッセージをカードにして添えておくと安心です。
花の贈り物はシーンごとに適切な種類や贈り方のマナーがあり、とくに花言葉は重要な意味があります。花のイメージや色だけでなく、きちんと心を込めた花言葉で種類を選ぶこと。
可憐な花でもネガティブな花言葉を持つ種類はたくさんありますので、相手に気持ちが伝わるよう慎重に選んでくださいね。
まとめ
花言葉を男性に贈る際は、相手のイメージをまずは頭に描いてみましょう。繊細な人、元気で周囲から好かれる人など、その人らしい花を贈ってあげると喜んでもらえるはずです。
男性にとっても花のプレゼントは、とても優しい心が伝わります。好きな人だけでなく、いつも仲良くしている友人、会社の上司、父親などチャンスがあったら、花言葉と一緒に素敵な花のプレゼントを計画してみませんか。