18Jan
誕生石の効果は自分だけの特別なパワーや魅力があり、ひとつは持っていたい宝石です。近年パワーストーンの人気が高まり、どのようなものがよいのか選ぶ際に困ったら、まずは誕生石の効果を体験するとよいでしょう。
毎月異なる素敵な誕生石には、色々な意味やストーリーがあります。それをきちんと知っておくと宝石の輝きの中に、自分だけに向けられたエネルギーが見えてくるかもしれません。では誕生石が持つ効果や楽しみ方について、詳しくご解説していきますね。
誕生石を身につけるとメリットがある理由とは?
誕生石というものは多くの人がご存知のはずですが、実際にどのような意味や効果があるのか知らない人も意外といるもの。そこで興味を持っている人に向けて、誕生石の詳しい意味をご説明しましょう。
誕生石のはじまり
誕生石が初めて出来上がったのはかなり古く、旧約聖書でも誕生石の存在について書かれています。12種類の宝石を大切に扱う風習は、昔から始まっていることがわかりますね。
現在は1月~12月まで、それぞれの月に誕生石が決まっていますが、そのように結びついたのは18世紀の頃だといわれています。
最初に考えたのはポーランドの宝石商で、その頃は各月に結びつけた誕生石がばらばらだったという説も。1912年、アメリカミズーリ州のカンザスシティにて「米国宝石組合大会」において、現在の誕生石が統一されました。
日本ではアメリカの基準を使い、日本の風土や習慣を考慮して若干違いはあるものの、1958年に日本でも誕生石が出来上がっています。
春は桃の節句でピンク色の宝石、新緑の5月は緑色など、自然との調和を考えたところが日本らしい誕生石の特徴だといえますね。
誕生石の効果について
誕生石の指輪やネックレス、イヤリングなどアクセサリーとして身につけておくと、どのような効果があるかご存知でしょうか。
誕生石は意味を深く知らなくても、なんとなく自分にはメリットがありそうな気がしますよね。そもそも自分の生まれた月のパワーストーンを身につけるのは、持ち主に幸運を運んでくれる可能性があるのです。
昔からこのようなプラスのパワーを人間は信じ、開運やお守りとして愛用してきました。さらに誕生石は相性のよいパワーストーンと組み合わせると、他の宝石の力もさらに高める効果が期待できますので、エネルギーのよいサイクルが生まれるのです。
誕生石の選び方と楽しみ方
誕生石を調べると、毎月何種類か異なる宝石があります。その中からどれを選べばよいのか困る場面もあるため、パワーストーンの効果を100%体験するためには、宝石の選び方も慎重にならなければなりません。
月によっては他の月よりも種類が多い場合もありますので、選ぶ時は自分の誕生石であることを確認すれば、どれを選んでも正しいことになります。またそれぞれの誕生石の効能や、自分の好みを考えて選んでみましょう。
各月の誕生石と効果について
誕生石を身につけると心が安定する可能性があり、何かよいことが起こりそうな前向きな気持ちになれます。さらに各月の宝石にはそれぞれの魅力や意味がありますので、主な誕生石と意味をそれぞれご紹介していきましょう。
1月はガーネット
赤く透き通るガーネットは、和名「ざくろいし」といわれるように赤色が特徴的で、活力や友人関係を良好にする効果が期待できます。
血液に関係があるパワーストーンともいわれていますので、血液を活性化して持ち主の気持ちを前向きに変えてくれるかもしれません。
2月はアメジスト
紫色の水晶であるアメジストは愛情を深くし、誠実に人を愛する効果が期待できます。恐怖心やストレスなどを軽減し、冷静に判断できるよう感情のコントロールをすることも可能になるでしょう。
3月はアクアマリン
名前からもわかるようにアクアマリンは、水との関係がとても深いパワーストーン。昔は船乗りのお守りとして使われていましたが、現在でも旅行中の安全を祈願する際に選ばれる場合があります。
4月はダイヤモンド
宝石の王様であるダイヤモンド。地球上で最も硬度が高いといわれるダイヤモンドは、心身の強さのシンボルにもなっています。
ダイヤモンドは持ち主を邪悪な力から守ってくれる働きが期待でき、最近は永遠の愛の象徴として婚約指輪に使われることでも知られています。
5月はエメラルド
変わらぬ愛の象徴として人気があるエメラルドは、瞳を美しくする働きや記憶力や知性を高める効果が期待できます。持ち主の愛情を深めてくれるので、恋愛運もアップするかもしれません。
6月は真珠
とても清楚なイメージがある真珠ですが、出会いを引き寄せる効果が期待できますので、お見合いなどの席にも真珠のネックレスはかなり好まれます。健康や長寿、純潔など若さと健康を維持するパワーストーンです。
7月はルビー
世界的にも有名な四大宝石として知られているルビーは、勇気を示すパワーストーン。情熱的で他人を思いやる心を育み、勝利を呼び込んでくれる可能性があります。7月の誕生石はカーネリアンも同様に、勇気をつけてくれる意味があるでしょう。
8月はペリドット
素敵な緑色が特徴のペリドットは、持ち主の気持ちを高めて明るい気持ちにさせてくれます。ストレスを解き放ち、夫婦関係をよくする効果も期待できるでしょう。木漏れ日のような美しい緑には、太陽のパワーを感じます。
9月はサファイヤ
四大宝石のひとつであるサファイヤは、青色がとても有名。慈愛に満ちた心を育てる効果があるといわれています。持ち主に冷静な思考力を与え、仕事や勉強に前向きになるパワーストーンです。
10月はオパール
幸福を運ぶ宝石といわれるオパールは水分を多く含む宝石で、持ち主の隠された才能を引き出す効果が期待されます。もっと違う自分を見つけたい、視野を広げたいという人にオススメです。
11月はトパーズ
友情の証であるトパーズは、色が豊富にあるオシャレな宝石です。自分にとって一番ピッタリと合う、誠実な人との出会いを求める際に効果を発揮してくれます。11月はシトリンも誕生石で、同様に友情を大切にする意味があります。
12月はターコイズ
ネイティブアメリカンが、神聖な儀式で使うターコイズ。トルコ石とも呼ばれるこのパワーストーンは、積極性を高めて成功に向けた心の安定を与えてくれます。また古くから、旅のお守りとして大切にされています。
誕生石の楽しみ方
何種類もある誕生石の中からどれを選ぶとよいか困った時は、ピンとくるものや惹かれるものを選んでください。インスピレーションは、誕生石を選ぶ際にとても大切です。
また他の宝石と組み合わせて、さらに自分が願う効果を得るのも可能なので、誕生石の効果や他の宝石のパワーも意識して考えるとよいかもしれません。
誕生石は長い年月をかけて形成された、自然の産物です。それぞれの宝石が持つ特別なパワーは持ち主との相性もありますので、身につける人の意志でさらにパワーが発揮されます。
誕生石として決められたものを選び、自分のライフスタイルに合わせたオシャレにプラスしてください。アクセサリーをつけない男性なら、誕生石だけをカバンに入れて持ち歩くこともできます。
まとめ
誕生石の効果は自分の生まれた月のものなので、毎日に身につけていると特別な力を感じ取ることができるでしょう。最近気分が優れない、よいことがないと悩んでいる人は、誕生石の効果について調べてみるとメリットを発見できるはずです。
高価な宝石でなくとも、いつも自分を守ってくれる大切な誕生石のアクセサリー。ひとつ持っていると、心が穏やかになる可能性が高いでしょう。