6Jan
選ばれたい心理は、誰もが納得できる部分もあるでしょう。好きな人に選ばれたいと思う時や、仕事で重要なポジションに選ばれたいと思う時など。
そんな場面では、どのような心理状況が関係しているのでしょうか。また大切な人から選ばれるよう、上手く引き寄せるコツについてもご解説しましょう。
選ばれたい心理の根底にあること
数多くの候補者の中から自分が選ばれたい思う場面は、人生の中で何度もあるはずです。では選ばれたいと思う心理について、まずは詳しく見ていきましょう。
自信があるから
選ばれたい人の心理は、選ばれるのが「当然」という自信があるためです。たとえばライバルが多い人を好きになった時のように、自分が選ばれるかどうか不安で、多くの人は悩みますよね。
しかし自信がある人は、自分だけの魅力や選ばれるべき理由があるため、そんな迷いがないのです。選ばれたい願望と同時に、自尊心をくすぐられたい願望も湧いているかもしれません。
期待に応えたいから
たとえば仕事で成功したいと思う場面。営業チームのリーダーを決める際に、自分から積極的に手を挙げることはしませんが、選ばれたいという心理になることがありませんか。
それは相手の期待に応えたいため。「自分ならできる」という自信があることも関係していますが、大切な人を喜ばせたいから、幸福にしたいからという願いが選ばれたい心理にはあります。
好きな人と結ばれたい時は、自分以外に相手を幸福にできる人がいないと自覚しているためなのでしょう。
ライバル意識が強い
選ばれたい心理はライバル意識が強いためで、いつも何かをするたびに結果を重視してしまいます。何ごとも勝負が全てで、勝たないととても落ち込み、立ち直るのが大変なタイプです。
ライバル意識が強い人は、相手が全く意識していないにもかかわらず、自分でプレッシャーをかけてしまうところも。街中を歩く時も自然と競争気分になり、どんどん人を追い抜かないと満足できないのです。
適度なライバル意識はモチベーションにつながりますが、窮屈に感じるほどでは本来の自分を失ってしまいます。
束縛されたい
選ばれたいと思う心理と束縛されたい心理は、どこか似ているところがあります。誰かのものになりたいと考える気持ちは、自分の存在感を確かめたいため。
婚活パーティーで気になった人に選ばれたいと思うのと同じで、誰かに大切にされたいのです。束縛されるのは愛情表現のひとつとして、最初は嬉しく感じるでしょう。
しかし次第にエスカレートすると、愛情なのか束縛なのか見分けがつかなくなり、不安になる人もいるかもしれません。
特別な感情がある
好きな人から告白されたいと思う気持ちは、選ばれたい心理と同じで相手に特別な感情を抱いているサインです。恋愛場面でよくある「選ばれる」というシーン。
異性として意識していなかった相手でも、自分が特別な存在であることを知ると、あまり悪い気はしないですよね。好きな人なら尚更一緒にいたい気持ちが強くなり、選ばれたい心理になるのです。
それは恋愛だけでなく、自分の得意分野をアピールしたい場面にもあるもの。料理が苦手な人にお願いされて、腕をふるいたいと思う特別な気持ちと同じです。
選ばれるには相手を引き寄せること!
好きな人に選ばれるには、ひたすら待っているだけでは状況は変化しません。選ばれたい心理になったら、選ばれるために心がけたいことを理解しておきましょう。では気になる人を引き寄せるコツを掴み、選ばれる人になる方法をご説明しますね。
魅力的なポイントを考える
数多い商品の中にも売れ筋があるように、恋愛も同じく自分の「魅力的なポイント」を考えることがコツです。人間は行動を起こすために理由が必要。
たとえば結婚相手を探すという目的があれば、お見合いや婚活パーティーに参加しますよね。それと同じで、買い物に行くのも何かしら必要性があるため。
行動を起こしたら、次は選ぶものを探します。魅力的なポイントがいくつかあるものは興味を持ち、つい買いたくなりますよね。好きな人に選ばれるには、相手の目に素敵に映る部分を理解しておくことが大切です。
たとえば仕事が忙しい男性なら、家庭的な女性に魅力を感じるなど。他の人にはないところを、わかりやすくアピールしてみましょう。
オンリーワンになる
選ばれる人には、何かしら特別な魅力やオーラが隠されています。職場でリーダーに任命される人のように、他の人ができない心配りや指導などができるでしょう。
それは他の人にはない「オンリーワン」の魅力ともいえます。選んでほしい人を引き寄せるためには、自分だけの価値や魅力を大切にしてください。
表面的なことではなく、内側からあふれる魅力のようなもの。一緒にいるとなぜかホッとするなど、他人の真似でなく自分だけの強みを作ることなのです。
自分の軸を持つ
たとえばどこにもありそうな絵画よりも、たった一枚の個性的な絵のほうが、見る人の心を引き寄せますよね。それは人にも共通することで、自分の「コア」部分が揺るぎない人にしかない魅力なのです。
たとえば他人に優しくする徹底した態度、自分の人生を豊かにするために努力を惜しまない人。もしくは家族を優先するなど、人生のコンセプトが大切になるでしょう。
価値観がずれやすい人は、基本的に軸がないことが原因です。すると表面的な魅力にしかならず、他人を引き寄せることができないのです。
好きな人に選ばれたいと思ったら、自分はこうありたいというポリシーを持っておくこともよいですね。
選ばれる基準を理解する
選ばれるというのは、選択肢がすでにあるということ。選ぶ人がどのようなところで迷うか、判断基準を知っておくことをオススメします。
結婚相手を探す場合も同様に、将来を意識する相手に選ばれるには、相手の基準を理解しましょう。たとえば家庭的な人を求めているのか、刺激的な恋人のような夫婦が理想なのか。
相手が求める条件に近づくほど、選ばれる確率は高くなります。婚活パーティーで素敵だと思う人がいたら、理想のタイプや結婚観などを分析しておくこと。情報収集は自分が選ばれる立場になった時に、とても有利になるはずです。
ひと際目立つ人になる
ずらっと並んだモールのショップ。どこに行くか困った時に、まず目に入るのが目立ったお店です。「目立つ」ということは、一見表面的なイメージしかありませんが、対象が人間になった場合は必ずしもルックスだけではありません。
たとえば素敵な笑顔の人や、熱い視線を送ってくれる人、また品のある仕草や身のこなしなど、注目したくなるポイントは場合によって違うでしょう。
ひと際目立つ人になると異性から視線を集め、選ばれる可能性がさらにアップ。トレンドを意識しない清潔感のある人や、個性を上手くアピールできる人のように、他人を引きつける何かがあるのです。
気づいてほしいサインを送る
好きな人に選ばれるためには、自分の存在に気づいてもらう努力も忘れないようにしたいですね。待っているだけでなく、自分から積極的に話しかけたり誘ったりする行為は、印象づけるメリットがあります。
選ばれるには気づいてもらうよう、自分からメッセージを発信してください。目を合わせて挨拶、気遣いをするなど、他の人がやらないことでアプローチしてくださいね。
まとめ
選ばれたい心理は、自分に自信を持ちたい気持ちの表れなのでしょう。選ばれるという特別感は、人間関係をさらに強化するためにも大切なもの。
生涯のパートナーを選ぶ際も、多くの人から選ばれるような素敵な人を目指して自分磨きをしてみてください。