6Nov
自然消滅したい心理は、相手への思いやりや不安など、色々な気持ちが複雑に混ざっているようです。恋愛をきちんと終わりにしたいと思う人と、気がついたら別れていたという自然消滅にしたい人。
物ごとの終わり方はケースバイケースなので、相手によっても変わったお付き合いの仕方になるかもしれません。そこで今回は自然消滅したい心理と、別れ話を切り出すタイミングについて、詳しくご説明していきましょう。
自然消滅したい心理とは何か
世の中には自然消滅するカップルも多く、きちんとお互いの気持ちを交換せず、すっと関係が終わってしまう場合があります。好きだった人に別れ話を切り出すのは辛いもの。
そんな時はお互いにぶつかるリスクが低い「自然消滅」という形を選ぶ心理もあるようです。
都合よく解釈している
自然消滅したい心理は、自分に都合よく物ごとを解釈する傾向があります。自然消滅というのは、突然恋人と音信不通になったり、徐々に距離ができたりして別れてしまうケース。
いつ「別れた」のか、判断する期間やタイミングにルールはなく、お互いに新しい恋愛を始めた時に自然消滅していたと気づくこともあるでしょう。
そのため自然消滅するには、付き合っていた経緯がないと終わりがないことになりますよね。しかしきちんと別れ話を切り出さない人は、最初から付き合っているつもりはなかったと、都合よく解釈している可能性があります。
ストレスを感じるのが嫌
自然消滅で二人とも納得できるなら、喧嘩も言い合いもなく一番無難な方法かもしれません。しかし愛情が冷めると次第に意見がぶつかり合い、相手の悪いところばかりが目立ち始めますよね。
相手のことをきちんと考えるなら、別れ話をして話し合いの時間を設けることが基本。しかし自然消滅したい人は、心理的にその負担を抱えるのが嫌なのです。
そのため大きな喧嘩をすると、その後に仲直りせずそのまま放置したくなります。余計なエネルギーを使わず別れたほうが、逆に未練がなくすっきりできると思っているのでしょう。
傷つけたくない
自然消滅したい人は、心理的に相手への思いやりがまだ残っているので、別れ話をして傷つけたくありません。このタイプの人はわざと嫌われるような態度を意識して、相手のほうから去ってもらいたいと思うでしょう。
自然消滅なら誰も直接的に傷つくことはなく、いつの間にか自分の生活が軌道に乗っていく場合も。平和に物ごとを終わらせたい人は、恋愛の最後も自然な流れに任せたいのでしょう。
罪悪感がある
自然消滅したい心理は罪悪感があるからで、別れたい気持ちに間違いはありませんが、自分から切り出したくはないのです。「これ以上付き合っても上手くいかない」とお互いにわかっていても、別れ話をするのは決定打を打つようなもの。
どちらが言い出すか、相手の様子をずっと窺っている状態なのです。罪悪感を抱きたくない人は、自分が振られる立場になるほうが楽なのでしょう。
勇気がない
自然消滅したい心理は勇気がなく、他人に判断や決断を任せる習慣があるためです。最初の頃は相手のことがとても好きだったのに、何とも感じなくなるのは早く別れたい証拠。
でもどのようにして別れ方を切り出すか、よい方法が見つからないのが現状です。勇気がないので、だらだらといつまでも付き合ってしまい、結果的に二股になる場合もあるかもしれません。
会う約束がなかなかできない
別れ話をするならメッセージや電話でなく、きちんと対面で話をするのが最後のマナー。しかし話を切り出したら、恋人が泣き出したり喧嘩になったり、あらゆることが想定されますよね。
そのため別れ話をするにはきちんと時間をとってもらい、ゆっくり話ができる状態でなければいけません。仕事の帰りに軽くお茶をする程度ではできないことなので、忙しい人だと会う約束ができず、自然消滅に至る場合もあるでしょう。本当はそうしたくなかったと、お互いに思っている可能性もあります。
チャンスを残しておきたい
自然消滅する人は、まだチャンスを残しておきたい思いが心のどこかにあるためで、はっきりと決断せず様子を見ています。もし別れ話をしてすっきりしても、いつかまた好きになる可能性もあるでしょう。
自分の心がまだ固まっていないので、別れたい恋人がいても言葉に出せない状態です。自然消滅するつもりで連絡を一切しなかったら、何かのきっかけで以前のように仲良くなり、危険回避できるかもしれません。
別れ話を切り出すタイミングを掴むコツ
自然消滅したい思いがあっても、きちんと話し合いをしないと誤解が生まれてしまいますよね。いつまでも引きずる気持ちがあると、新しい恋をしてもよいのか、迷いも感じるはず。
自然消滅したいけれどきちんと別れ話をしようと思ったら、次のポイントを意識して話を切り出してみましょう。
まずは別れない努力をしよう
自然消滅しないためにも、上手くいかない理由や原因をまずは考えてください。別れ話を切り出すのは、よほどの覚悟がないとできません。
一時的な感情では決められないことなので、最後にもう一度上手くいくかどうかチャレンジするのも必要です。たとえばデートがマンネリ化して、一緒にいるのが苦痛になっている関係なら、今までとは違うデートを計画すること。
スケジュール的になかなか会うことができないなら、メッセージや電話で定期的にコミュニケーションをとるのもよいでしょう。自然消滅は、それぞれの判断の仕方で受け止め方が違います。
まずはぎくしゃくしてしまう理由を考え、それぞれの生活を大切にしてみることもオススメです。
段階的に離れる
最近上手くいかない…と悩んでいるのは、もしかしたら自分だけかもしれません。愛情の温度差はどのようなカップルにもあり得ることで、相手にプレッシャーをかけることはできません。
ずるずると引きずらないためにも、まずは話し合いをすることが大切ですが、その時に「別れ話」をするのではなく、しばらく「距離を置く」ことを提案してみましょう。
なかなか会えない生活が続くと、お互いの大切さに気づく可能性もあります。逆に新しい恋愛を見つけて、過去と決別したい思いがある場合は、次の段階できちんと気持ちを説明してください。ワンクッション置いた形で、別れたいことを相手に伝えたいですね。
なるべく早く切り出す
このまま付き合っていても、二人とも幸福になれないと判断したら、できるだけ早めに別れ話をするのもひとつの方法です。一度の大喧嘩ですぐにギブアップするのはよくないかもしれませんが、連絡が減り二人とも笑顔がなく、一緒にいるのが苦痛な関係なら、別の道を選ぶことも必要かもしれません。
その場合はまず気持ちを打ち明けて、相手に負担をかけないことが大切。いつまでも待たせるような言葉や態度は、さらなるストレスになりかねませんので、辛いけれどはっきりと早めに別れ話をしたほうがお互いのためです。
相手を責めないこと
自然消滅したい場合のように、一度でも好きになった人に対しては、愛情は冷めても情が残っていますよね。そのため軽く「別れてほしい」とは言えないものです。
別れたい時は、相手に気持ちを察してもらうのではなく、きちんと自分の言いたいことを明確に伝える必要も。その際に上手くいかなかった原因を相手に押しつけるのではなく、自分の非を認めて別れたい正直な気持ちを伝えましょう。
まずはメッセージで連絡する
デート中に別れ話を切り出すのは唐突すぎて、相手もきちんと理解できないかもしれません。まずはLINEなどで「今度話したいことがある」と、なんとなく別れ話をする雰囲気を匂わせておくと、会った時に話しやすくなります。
まとめ
自然消滅した心理は、もともと恋人だった相手のことを考えると、もしかしたら上手くいったかもしれないと後悔する可能性があります。相手に幸福になってもらうには、恋愛はきちんと納得してから終わるようにしたいですね。