23Feb
差し入れする人の心理には、どのような意識や心の変化が関係しているのでしょうか。他人からのちょっとした差し入れは、とても優しい気持ちにさせてくれるものなので、相手が誰でも嬉しいですよね。
とくに気になる人からの差し入れは、特別感を与えてほしくなる瞬間です。そこで今回は、男性からのアプローチで、女性が意識したいポイントについてご説明しましょう。差し入れする時の心理状況を考えて、上手な対処をしてみてくださいね。
差し入れする人の心理状況について
差し入れとは、頑張っている人の激励のために物を渡すことで、残業中の人にお菓子を渡したり、元気をなくした人にプレゼントを買ってあげたりする場面などがあります。とても嬉しい差し入れですが、くれる人はどのような心理状況になっているのでしょうか。
思いやりがある
差し入れの心理は男女関係なく、とても思いやりがあるためで、相手の立場になり辛い場面を自分のことのように受け止めてくれます。
気遣いができる性格なので、一歩先を考えて相手が必要なものを察知できるタイプ。きょろきょろ見回している人を見ると、「何か探し物ですか?」とすぐに声をかけてくれるでしょう。
思いやりがあるのは、自分も周囲から大切にされて過ごしてきたため。愛情たっぷりの家族に囲まれていた人は、周囲への思いやりをとくに大切にしています。
好意を寄せている
差し入れする人は、心理的に相手に特別な想いがあり、好意を寄せていることが考えられます。差し入れは相手を応援している意味がありますが、好きな人にはっきり告白できないため、差し入れで自分の気持ちを察してほしいのでしょう。
恥ずかしがり屋で失敗したくないため、徐々に相手の反応を見ながらアプローチしていくタイプです。
積極的な性格
差し入れはやってもやらなくてもよいことかもしれませんが、人間関係を良好にするためにはメリットがあります。でもいざ誰かに差し入れしようと思った時、迷惑にならないかどうか不安になりますよね。
しかしそんなことを考えず、積極的にアクションを起こすのが、差し入れする人の心理背景にあることなのです。思ったことは即実行。行動力があり、相手が考えることよりも自分の意志を貫くことに情熱をかけるタイプです。
自分がされて嬉しいことはどんどん他人にもやってくれますが、場合によってはお節介に思われることもあるかもしれません。
正義感が強い
差し入れする心理が働く人は、間違ったことがとても嫌いで、正義感が強いことが特徴です。困っている人を放置できないため、何かできないかとアイデアをひねり出します。
多少自分に負担があっても、他人をサポートすることに価値を得るため、異性にも恋愛感情とは無関係のところで丁寧に面倒を見るタイプといえますね。
相手から見ると、とても優しい行為でアプローチしてくれるので、脈ありかと誤解する場面もあるでしょう。
お返しを期待している
差し入れするのは、心理的に相手に借りを作らせたい願望があります。これだけやってあげたのだから…という気持ちがどこかにありますので、相手が思い通りに感謝してくれないと不満を抱きます。
相手が異性の場合は、差し入れでなんとか相手との交流を深めたい気持ちもあり、お返しに食事に誘ってくれるのではないかと期待感を込めている場合もあるでしょう。最初のきっかけ作り、そんな目的が差し入れにも感じられます。
差し入れしたくなる人の特徴について
差し入れしてあげようと思う相手は、どのようなタイプですか。努力する人全てが対象にならないのは、無意識のうちに自分の心の中で、相手に惹かれる理由を見つけ出しているからなのです。恋愛関係のきっかけにもなる差し入れですが、差し入れしたくなる人には共通点があるとされています。
ずる賢くない人
他人の目につきやすいように努力をする人よりも、他人の評価を一切気にせず、地道に努力する人はつい差し入れしたくなりますよね。
残業中に忙しそうにアピールする人よりも、目立たず他人の手伝いまでしてくれるタイプ。ずる賢い人は、周囲の人を押しのけてでも自分だけ得したいので、計算高い素振りはすぐにわかってしまいます。
どんなに相手が困っていても、ずる賢く他人の興味を引こうとする人だと冷めてしまいますよね。このようなずるさがない人は、わざとらしく助けを求めることはなく、自然と周囲がサポートしたくなります。
逆境が続く人
差し入れしたくなるのは、なにかと不運なことが続いていて、ひたすら耐えて頑張っている人です。本人に全く非はないのに、なぜかよくないことが続いてしまう時。
仕事で失敗したり体調を崩したり、その挙句恋人と別れるなど、逆境にいる人には自然と差し入れをしたくなる心理が働きます。それは辛い気持ちを理解してあげる意味や、挫けないよう応援する気持ちを込めているため。してあげられることは少ないけれど、今の状況をよくわかっていると相手に安心してほしいのです。
元気をくれる人
差し入れしたくなるのは、周囲にプラスのエネルギーを与えてくれる人。いつも笑顔でその場を明るくしてくれる人が困っていると、自分も元気をなくしそうで心配になるため、差し入れして応援したくなります。
たとえば親友。いつも一緒に楽しく過ごす仲間が、大変な状況になっているとしましょう。その時に自分が何をしてあげられるか、困難から救ってあげるために、前向きに気持ちを高めてあげたいと思いますよね。
困っている人に同情できるのは、それだけ大切な関係があるためです。助けたいと思う気持ちは、さまざまな形で示すことができますが、お菓子などのちょっとしたものなら相手も気軽に受け取れて、しかも思いやりも感じられます。
気になる女性だけにする男性の差し入れとは?
職場の女性社員全員にお菓子を差し入れする上司と、個人的に気持ちを込めて差し入れする場合には、違いがいくつかあります。次のような場合は好意を寄せている可能性がありますので、通常の差し入れ以上の意味を汲み取ってみましょう。
差し入れするものが高価
コンビニで買ったお菓子ではなく、ネットでわざわざオーダーしたお取り寄せのスイーツなど、時間をかけて選んでくれた差し入れには特別な意味が込められています。
高価なものなら尚更自分の存在を知ってもらいたい気持ちがありますので、好意を寄せていることがよくわかりますね。
他の人にはあげていない
頑張る人を放っておけない人は、誰にでも差し入れをしたり、皆で食べる用にお菓子を選んだりするでしょう。でも個人的に差し入れをしてくれるのは、特別なプレゼントを贈るのと同じくらい、深い気持ちが込もっています。
自分だけが差し入れの対象になるのは、プライベートでも仲良くなりたい意味が隠されています。
好きなものを選んでくれる
「これ好きだって言ってましたよね」と、好きな食べ物などを差し入れしてくれるのは、好意を寄せているサインです。差し入れする時は相手の要望を聞くことはあまりなく、自分の気持ちを託してサプライズ的にあげることが一般的。
わざわざ相手を喜ばせるように差し入れを計画するのは、自分の評価をアップさせたい願望があるからなのです。また差し入れしたものに「頑張ってください」などのメッセージカードを添えることも、好意を寄せている人だけにやることでしょう。
まとめ
差し入れする人の心理には、優しさや今後の関係に期待することなど、色々な気持ちが込められていますね。些細なものであったとしても、それ以上に相手の思いやりを感じることがあります。自分のことのように相手を思いやる心の広さを大切にして、対人関係に活かしていきましょう。