28Jan
体をこちらに向ける心理により、相手からの愛情があるかどうかが分かる可能性があります。普段から話をする時に、体をこちらに向ける姿を見て親近感を覚えることもあるでしょう。
今回は体をこちらに向ける心理について、詳しくお伝えしていきますので接し方の参考にしてみてください。
体をこちらに向ける心理になる理由
体をこちらに向ける心理になるのは、なぜなのでしょうか。どうでもいいと思う相手ではなく、気になる存在だからこそこのような行動をする可能性があります。いくつかの理由について見ていきましょう。
気になる存在だと思っている
普段から気になる存在だと思っているのは、異性として意識しているからです。このため機会があれば、もっと親しくなりたいという思いを持っているのでしょう。
このような時に例えば相手から「〇〇さん。これって分りますか?」と聞かれる場面も。この時に例えば椅子に座っているとしても、体をこちらに向けて「これはね…」と説明をしてくれる場合があります。
しっかりと目を見て伝えたいと考える、とても真面目な性格なのかもしれません。もしくは自分にとって大切な存在なので、役に立ちたいという思い関係しているのでしょう。
少しでも距離を近づけたい
機会を見つけて、少しずつでも距離を近づけようとしているのです。このため質問をされるとチャンスだと思い、嬉しくなるケースもあるでしょう。
例えば体は横を向いていて、顔だけはこちらを見るという話し方もできます。これについては相手との距離をある程度取りたいからでしょう。
でも体ごとこちらに向けてくるのは、親しくなりたいとの気持ちの表れなのです。このため相手としても、表情が穏やかだったり優しかったりするでしょう。
話している時に「今までよりも仲良くなれたかもしれない」と思っているので、自然に笑顔になることが多いのです。
話に寄りたい
もしも数名で話をしている時に、急に椅子の向きを変えてくる人もいますよね。この場合も体をこちらに向ける心理が働くのでしょう。
楽しそうな話をしているのを感じるので、自分も寄りたい思いが強いのです。このため「ねぇねぇ何を話しているの?」と質問をしたいのですが、この時にはやはり体を向けて聞いた方が丁寧ですよね。
顔だけこちらを向いて、体は前を向いている状態では伝える側としても「マナーがない人だな…」と思うかもしれません。
このため話をちゃんと聞きたい思いがあるので、体をこちらに向ける心理になるケースもあると把握しておきたいですね。
体をこちらに向ける心理になりやすい人の特徴
どのようなタイプの人が、体をこちらに向ける心理になりやすいのでしょうか。共通する特徴について、詳しくお伝えしていきますね。
コミュニケーション能力がある
人と接するのが得意で、話すのも上手な可能性があります。このため今は、自分の体をきちんと向けて話すのが重要だと理解をしていることも。
そうしなければ相手に対して失礼に感じるという思いや、面倒だと感じているように誤解されたりするのを避けたいと考えているのでしょう。
実際に面倒だと思いやすいタイプの人は、人に質問をする時も顔を見ずに背中を向けながら聞いてきたりしますね。
少しでも手を止めて、このうえで顔を見て聞くのが本来はマナーと言えるでしょう。でも用事や仕事を止めたくない、振り返るのが面倒という思いがあるのです。このタイプの人は結果として、周りからフォローされにくいケースが多いでしょう。
人との距離感について把握している
人によっては距離感が分からずに、親しくなれたのでと思い慣れ慣れしくしてしまう場合もありますよね。
でも相手としてはそこまでまだ仲良くないという思いがあるので、不快になるケースもあるのです。
このため人との距離感について把握をしている人なら、体をこちらに向ける心理になった時にはそうすることができるのでしょう。
「この人に対しては少し距離を置きながら、話した方が丁寧かもしれない」と思う場面もあるのです。
これについては自分勝手な性格ではなく、相手のことを把握しているからこそできる行動なのでしょう。
相手の反応を大切にする
職場にて一時的に体をこちらに向ける心理になり、行動をしてみたとしても相手が動揺をしたのが分かることも。
この時には「あまりよくないかもしれない」と思い、工夫をしようとするのです。例えばそのまま席を立って、少し離れた状態で話すなどの拝領ができるのでしょう。
相手としては叱られるという思いがあるので、不安を感じているのかもしれません。でもここで少し距離を保つようにすると、穏やかに話せる場合もありますよね。
相手の性格や反応により、行動の仕方についても柔軟性を持つことができる性格なのです。
体をこちらに向ける心理になった人との接し方
やりとりの中で体をこちらに向ける心理になった人を見て、自分がどう感じるのかはとても大切です。このうえで接し方についても、決めていくようにするのが理想的ですね。
不快に思うかどうかを考える
相手の行動に対して、不快だと思うのかどうかを自分の中で考えるようにしましょう。「今はそんな必要はないのに」と思うとしたら、嫌な気分になっているという状態。
でも特に不快にならずに、話しやすいのでちょうどいいと思うのなら相手とのやりとりに対して楽しいと思っている可能性が高いです。
相性がよかったり、これからも色々と相談をしたりすることができるでしょう。自分の感覚の中で、どう思うのかを確かめるようにするのがとても重要なのです。
相手がそうしたいのなら仕方がないという思いが多少あっても、プライベートであれば避けることも可能になる場合は多いでしょう。
その場だけ合わせる必要があることも
職場などでは、その場だけは一時的に合わせる必要があるケースもあります。でもこのような時でも、少し早めに話を切り上げるように工夫をするのは可能でしょう。
「すみません。どうしても急ぎの仕事があって…」と伝えれば、相手から離れられる場合もあるのです。
もし残業時間なのに長く話してくるような人に対しては「今日は家の用事で、どうしても早く帰らなければいけなくて…」と伝えてみましょう。
もしミスについて怒られているとしたら「今回のことは本当に申し訳ありません。次回このようなことがないように致します」と伝えてから、用事の話をすれば相手はもう何も言えなくなってしまう場合もあるでしょう。
この機会に親しくなるようにする
できれば仲良くなりたいと思っていた相手の行動であれば、この機会に親しくなれるというポジティブな考え方もあります。
このため相手に対して笑顔を見せるようにして、話しやすい環境を作るようにしてみましょう。
聞き役になる必要がある場面ではそうしてみると、相手としても嬉しい気持ちになるのです。相手から近寄ってきている理由が気になるとしたら、さりげなく探ってみる方法もあるでしょう。
まとめ
体をこちらに向ける心理については、愛情がある場合もありますがそうではないケースも。このため相手の気持ちに対して、しばらくは探るようにしてみましょう。
脈ありサインを見せるようにすると、反応により愛情があるかどうかが分かることもあるのです。
このためすぐに判断をするのではなく、しばらくは様子を見てゆっくりと親しくなる方が賢明な場合もあるでしょう。
相手がとても慎重な性格の場合は、距離を近づけるために時間がかかる場合もあると把握しておくようにしたいですね。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね!
>>>頭を撫でる心理に隠された思いとは~タッチすると心が通じる理由~