20Dec
サボテンは風水において、運気を左右する植物といわれています。お手入れが簡単なので男性にも好まれているサボテンですが、インテリアにするなら風水効果も意識したいですよね。
そこで今回はサボテンの風水と、注意したいポイントや飾り方についてご解説しましょう。
サボテンの風水パワーが発揮できる場所
観葉植物をインテリアとしてリビングや寝室に置いている人もいますが、風水では観葉植物の尖った葉っぱの形は邪気を招くとして避けられています。
ということはサボテンのトゲも鋭気があるので、風水的にはよくない可能性がありますよね。しかし飾り方によっては、サボテンが運気を変える効果を発揮してくれます。
サボテンの風水効果について
サボテンは花や野菜の栽培と違いこまめな水やりは不要で、とても簡単にケアできる植物です。一番の特徴は「トゲ」。尖ったものは、風水では運気を跳ね返す作用があると考えられています。
植物は吉を持つものと凶を跳ね返すものの2種類に分けられ、サボテンはトゲで悪い運気を跳ね返してくれる魔除けの効果が期待できるのです。
買ったばかりのサボテンがすぐに枯れてしまうのは、その空間の悪いエネルギーを吸収してくれたともいえるでしょう。
玄関に置いて邪気をブロック
尖ったものは風水で注意しなければなりませんが、サボテンは悪いエネルギーを跳ね返してくれるので、気の入り口になる玄関先にピッタリです。
玄関からは悪い気もよい気も入ってきますので、家族が円満で幸福に暮らすためには、できるだけよい気だけを迎え入れたいですよね。
玄関先にサボテンがあると風水の教えでは、嫌な人との関係も自然と疎遠になるといわれています。もし玄関が鬼門にあたるなら、サボテンで運気を整えておきましょう。
ただし吉方位の玄関なら、よい気をブロックしてしまうリスクがあるので、方位を確認したほうが安心ですね。
窓際で気の入れ替え
サボテンのトゲは家を悪いエネルギーから守ってくれるので、元気に育ってもらうためにも窓際でさんさんと太陽光を浴びる場所がオススメです。
とくに近隣トラブルを防止する作用が期待できるので、引っ越したばかりの家などでは窓際やベランダに置くと、よい関係が築けるようになるはず。
また窓際は、元の住人が残した邪気を浄化するためにもよい場所で、窓を開けて空気の入れ替えをしながら邪気も一緒に変えていきましょう。
トイレで邪気を吸収する
水回りは邪気が集まりやすい場所で、とくにトイレはあらゆる運気に影響を与える場所なので、サボテンの風水効果がとても発揮されます。
トイレにはあまり大きなサボテンは置けませんが、ミニサイズで可愛らしくオシャレするとよいかもしれません。サボテンはトゲで魔除けする働きや、邪気を吸収する作用もあるとされています。
健康運や金運、家庭運など、あらゆる運気の原動力にもなるトイレ。サボテンだけでは悪いエネルギーが充分に避けられないかもしれませんので、普段からお掃除はこまめにやっておきましょう。
オフィスのデスクで仕事運アップ
無機質なオフィスには、インテリアとしても植物があると心が安らぎます。自分のデスクの上にはサボテンを飾り、仕事運をアップしましょう。
またサボテンの風水の力は、苦手な人との関係をブロックしてくれるので、ストレスの原因になりやすい職場の人間関係はこれでもう安心です。
注意したいのは円満な職場で、周囲と上手くいっている場合。サボテンを置いてしまうと、逆によいエネルギーを跳ね返してしまう可能性があるので、問題がある時だけサボテンを活用してくださいね。
庭
玄関の外、窓の外、庭などの屋外にサボテンを置くと、風水の力で悪い気を家に近づけない効果が期待できます。よい気を家の中に入れるには、近隣地帯も安全にしておきたいですよね。屋外からサボテンの作用を発揮してもらえば、さらに運気が高まるでしょう。
注意したいサボテンの飾り方
サボテンはどこにでも置いてよいというわけではなく、置く場所によってはトラブルを招く可能性もあるので注意が必要です。ではどのような場所に置くとよいのでしょうか。詳しくお伝えしていきます。
キッチン
キッチンは火や水を使うため、気のバランスが崩れやすい場所です。そのため家族の健康運や金運を司る場所なので、できるだけ気の流れを安定することがコツ。
サボテンはトゲでよい気を跳ね返してしまうので、キッチンにはあまりオススメではありません。火の気と水の気がぶつかりやすく、マイナスエネルギーが生じやすいため、できるだけ刺激を与えないほうが安心ですね。
寝室には置かない
魔除けについては家の中のあちこちで気になりますが、寝室にはサボテンは不向きです。寝室は気の流れがとても変わりやすく、寝ている間に吸収しやすい場所なので安定させることが必要。
サボテンのように尖ったトゲがあると争いやトラブルを招き、恋愛関係や人間関係が上手くいかなくなる可能性があります。
寝室は気の流れを循環させるためにも命のエネルギーは必要なので、葉っぱの形が丸い観葉植物を置きましょう。
一人暮らしの部屋
風水の考えでは、人間が「陽」で部屋が「陰」にあたりますので、家族の人数が多いほど陽のエネルギーが強くなります。一人暮らしだと生活空間には陰の気が強いため、サボテンを置くとさらにバランスがマイナスに傾く可能性があるので注意しましょう。
もしプレゼントなどでいただいた場合は、太陽光が差し込む暖かい南側は避けて、北側が運気アップによいといわれています。
運気アップにオススメのサボテン
サボテンは風水的に、扱いが少し難しい植物に見えますよね。注意したいのはサボテンの「トゲ」なので、どうしてもインテリアグリーンにしたい場合は、トゲなしのサボテンを選んでみてはいかがでしょうか。
次にご紹介するサボテンはとても個性的で、お好みのものを見つけてインテリアにできるはずです。
鳥羽玉
丸いボール状のサボテンはとても不思議で、可愛らしい印象を受けるでしょう。このサボテンはツルッとした表面が特徴で、ピンク色の花を咲かせるので、恋愛運を高めたい人にもよいかもしれません。
サボテンというとトゲが怖く、できるだけ触らないようにしたいこともありますが、こちらは全く正反対で思わず手を伸ばしたくなる種類です。
ランポー玉
アストロフィツム属のランポー玉はトゲがなく、縦に線が入っていることが特徴です。全体的に白い斑点があり、グリーンというよりは白っぽい色味が個性的に見えるでしょう。
とても丈夫で育てやすく、黄色の花を咲かせるのでリラックスする効果も。トゲなしのサボテンの中でも根強いファンが多く、風水でも開運として選ばれています。
ケレウスクラ
草なのか幹なのか、一見見分けがつかないとても珍しい形のケレウスクラは、ふくらみのある筒状の茎がつながった多肉植物です。
サボテンだとトゲが心配ですが、多肉植物にはあらゆる品種があるので、個性的な種類を選ぶのも楽しいでしょう。この多肉植物は遠くから見ると、珊瑚の群生のように見えることも魅力のひとつ。いつまでも飽きずに眺めていられるので、オフィスのデスクに置くのもオススメです。
まとめ
サボテンは風水でよい意味も悪い意味もありますので、インテリアにする場合はまず置き場所を確認しておきましょう。尖ったものは跳ね返すエネルギーがとても強いので、なんとなく居心地が悪い空間にサボテンを置くこともオススメです。
植物の命は、プラスのエネルギーを空間に与えてくれますので、全体運を高めたい場合は観葉植物も選択肢のひとつとして考えてみませんか。