4Oct
彼女にお土産を買わない彼氏の心理は、女性から見て納得できないところも多いかもしれません。出張で海外に行ったのに、何も買ってきてくれない彼氏。
「私のことを大切に思っていないから?」と不安になってしまうでしょう。しかし男性には限りなく言い訳があり、彼女にお土産を買わない人は、心理的にも理由があるようです。
彼女にお土産を買わない心理について
誕生日プレゼントやクリスマスはきちんとやってくれるけれど、お土産を買わないのはどのような理由があるのでしょうか。心理的に考えられる男性の言い訳や性格を見ていきましょう。
お返ししてもらうのが悪いから
彼氏が友人と旅行した時や社員旅行に行った時、彼女がお土産を期待するのは当然でしょう。しかし何もなくお土産話だけで終わってしまうと、がっかりするのは仕方ありません。
そんな彼氏の心理は、お土産を渡してお返ししてもらうのが悪いから、気を遣っているためなのです。本当に相手の心遣いを意識している人もいれば、口先だけの言い訳に使う男性もいます。
どちらにしても、人から貰い物をするとお返しの義務を感じるケースはよくあり、たとえ恋人でもプレッシャーを感じてほしくないためにお土産を買わないのです。
お土産を買う時間がもったいない
旅行という貴重な時間を有意義に過ごすには、友人や職場仲間などに買うお土産を考える時間はとても無駄に感じませんか。そんな時間は観光に費やしたいのが本音。
人の買い物でせっかくの休暇がダメになってしまうことを避けるために、彼女にお土産を買わない心理が働くのです。人付き合いは金銭的にも負担を感じるもので、誰かにもらったら必ずお返しはするべきこと。
くれた人も、心のどこかで相手に貸しを作った気持ちになっているはず。しかし外出先で時間を満喫したい彼氏の場合は、お土産を買う時間は自分のために使いたいのです。
彼女が欲しがるものが見つからない
彼女にお土産を買わない心理は、一見思いやりがない行為にも感じられますが、実は彼女が好きそうなものがなくて買っていないだけ。
男性の言い訳でもよくあるように、好みのものがなかったから買えなかったということがあります。たとえば山奥の温泉に社員旅行に行くケース。
小さなお土産ショップしかなく、よくあるお饅頭やポストカードだけ。こんなものを買っても彼女が迷惑がると思い、何も買わずに帰ってくるのです。
こだわりが強い彼女なら、使えないお土産をもらったことで不服を言い、買ってくれないことに対しても文句を言ってくるため、どうせ怒られるなら買う必要はないと判断しているのです。
金銭的に余裕がない
大好きな彼女には小さなものでもいいから、どこかに行ったらお土産を買ってあげたいと思うのは男性の本音。いつも彼女のことが頭にあるので、もちろんお土産も真っ先に彼女向けに何か探したくなるでしょう。
気持ち的には彼女思いの優しい彼氏なのですが、残念なことにお財布がついてこないことがデメリット。買ってあげたくても、給料日までお金がないから…と言い訳して許してもらいたくなるはずです。
焼きもちを焼かれたくない
お土産は誰がどこに行ったか、ちょっとした自慢大会になることがありますよね。たとえば職場。大型連休明けの出勤日には、各地のお土産のオンパレードです。
自分のプライベートを自慢したい人は、どこかに行くにつけてお土産を買ってアピール。彼女にお土産を買わない心理にも共通する部分があり、自慢したくない性格が関係しています。
また二人で一緒に行った旅行ではないので、彼女に焼きもちを焼かせたくないことも理由になるでしょう。「今度二人で行こうよ」と言い訳して、話をごまかしてしまいます。
彼女には関係のないことだから
世の中にはあまり付き合いがない近所の人にもお土産を買ってくるお土産「マニア」がいますよね。マナーにこだわり、できるだけ多くの人にお裾分けしたい性格の人は、積極的にお土産を買ってきます。
しかし渡す人と一切関係がないものは本来あげる必要はなく、逆にお返しを期待しているようにも見えませんか。お土産を買わない彼氏の言い訳とはまさにこの部分。
彼女には関係のないところなので、お土産を買う必要はないと考えているからなのです。たとえば海外出張で、彼女が好きなコスメや洋服を買ってあげるのは、きっと喜ばれるだろうと想定できます。
しかし全く関係のない工場の視察で行った地方都市など、彼女が興味を持たなそうな場所や関係のないところだと、お土産をあげる理由がないのです。
彼女の存在感が薄い
彼女にお土産を買わないのは、心理的に彼女の存在は自分にとってさほど重要でない可能性もあります。恋愛以上に仕事が楽しい人や、友人関係を優先している人などは、恋愛相手にまで気が回っていないのでしょう。
お土産を買わないから大切にしていないということではありませんが、たまたまその時に別のことで頭がいっぱいになっていたのかもしれません。
お土産を買ってきて欲しい時はどうする?
物をねだるのはあまり得意でない人も多いはずですが、彼氏の愛情を確かめたい時は、一緒にいない時の行動はとても気になります。もしお土産が欲しい時は、次のようなアプローチで彼氏の反応をチェックしてみましょう。
事前に名産をリサーチしておく
お土産は高いものばかりで、正直欲しいと思うものはあまりないかもしれません。しかし彼氏が離れたところで彼女のことをどこまで考えてくれるか判断される時なので、その際は事前に彼氏の行き先の名産品をリサーチして、それとなく話題にしておきましょう。
「有名なケーキが売っているらしいけど…」など、自分が買いに行けないことをそれとなく伝え、彼氏が気を利かせて買ってくれるかどうか待機してください。
お土産を買ってあげたお返しをねだる
お土産は礼儀的な意味がありますので、貰ったらお返しは必要です。もらいっぱなしだと負い目を感じてしまうので、借りを返すようにきちんとお土産で清算する人も多いでしょう。
彼氏がいつもお土産を買ってくれない時は、それとなく自分が買ってあげたものを話題にしておきましょう。「この前、Tシャツお土産で買ってあげたよねー」と冗談っぽく言っておけば、お返しをねだっているのだと彼氏も気づくでしょう。
素直にお土産をお願いする
「何か珍しいものがあったら買ってきて」と軽くお願いすれば、彼氏もさほどお土産でプレッシャーを感じることはなくなります。特定のものを指定されると探す手間があり、買わないとケチな彼氏と思われることも。
そんな時は「安いものでいいから」「小さいお菓子でいいから」など、純粋な気持ちが伝わるようなお願いをしてみましょう。
今後のお土産ルールを考える
お土産については、買う派と買わない派にはどちらにも理由があり、買ってこないキャラが定着している人はとても得です。しかし恋人が相手となると、特別に扱わないとお互いに気持ちのずれが生じることも。
たとえ数百円のお土産でも、自分のことを考えてくれた時間には金額以上に価値を感じます。逆にお土産で神経を使わないように気を遣ってあげることも大切。
二人の価値観が同じであれば「お土産制度」はルールを決めておくことも必要ですね。一切お互いにお土産は買わない、誕生日以外は高いものは買わないなど。うっかり忘れることもなく、これなら誤解が生じることも避けられます。
まとめ
彼女にお土産を買わない人の心理は、旅を楽しみたい気持ちや、彼女の反応を考えすぎて結果的に買えないだけかもしれません。双方楽になるのは、お土産のやりとりを一切なくすこと。正直に気持ちを伝えて、要るものと要らないものがはっきり言える関係になれるとよいですね。