28Dec
自分は特別だという心理になるのは、どのような思いがあるからでしょうか。接していく中で、相手がそう感じているのを知ると残念な気持ちになることもありますよね。
でもできれば親しくしていきたい思いがあると、深く悩んでしまう場面もあるかもしれません。
今回は自分は特別だという心理について、そして理想的なやりとりの仕方についてもお伝えしていきましょう。
自分は特別だという心理になる理由
自分は特別という心理になるのは、様々な理由があることが考えられます。その理由について、まずは一緒に見ていきましょう。
人生経験が少ない
人生経験が少ないので、色々な人を見ていないということも自分が特別だと感じる理由でしょう。
人とのやりとりの中で、自分よりも優れている人と出会う機会もあるのです。この中で見習おうと思い、努力をして成長するケースもあるでしょう。
でも人生経験が少ないため、トラブルについてもあまり遭っていないのです。このような時にどう動くかにより、自分の能力が分かることは多いですよね。
このため自分はまだまだ経験不足だと知って、控えめな気持ちになる人もいるでしょう。
プライドが高い
自分はとても素晴らしい人物だと思うのは、プライドが高いからでもあるでしょう。人よりも誇れる何かを持っていると、自負しているのです。
でも実は周りにはもっと優れた人が多くいて、その存在に気付いていないだけかもしれません。もしくは気付かないようにしている場合もあるでしょう。
以前からずっと持ち続けているプライドは、なかなか捨てることはできないもの。このため今の自分を好きという思いもあるのですが、変わりたい気持ちを持っている可能性もあるでしょう。このうえで自問自答をしながら、日々を過ごしている場合もあるのです。
人付き合いが苦手
人とのやりとりが苦手なので、相手のことを深く知る機会が少ないのです。表面的な付き合いしかしないと、自分のことを知ってもらえないでしょう。
そして相手についてもよく分からないままなのです。例えば仕事での成績は自分の方が上だと思うと、優越感を持つのでしょう。
ところが努力家という面や人から好かれやすいという点では、相手の方が優っていることもあるのです。
これに対しては人とやりとりを多くして、やっと気づく場合もあるでしょう。そして相手のことを知れば知るほど、もっと大切にしていきたいと思うケースもあるのです。
ところが人付き合いに対して、特に異性とのやりとりを苦手だと思う人もいるでしょう。男性が女性と接する時に、緊張をしたりクールになりすぎたりすることもあるのです。
この時に「今後はもう少し人と接していこう」と決意をする場合もあるでしょう。
自分は特別という思いになりやすいタイプ
自分を特別な存在だと思いやすいタイプの人は、どのような性格の人が多いのでしょうか。いくつかのタイプについて知っていきましょう。
視野が狭い
視野を狭くしているのは、面倒な思いが関係しているのかもしれません。でも自分で無意識に視野が狭くなっている場合もあるでしょう。
このため人のよい面についても、見つけられない状態なのです。自分の尺度でしか相手を見ることができないのでしょう。
これについては本人にとっても、マイナスになってしまうのです。できれば視野を広く持つようにして、今の自分の知らない世界についても見ていくようにすることが望ましいですね。これができると、今後人とのやりとりがとてもしやすいものになるのです。
自信を持ちたい
本当は自信が持てなくて悩んでいる場合もあります。でも心の中で理想とする自分がいるので、少しでも近づきたいのでしょう。
このため自分は特別だという心理になるのです。この思いを大切にしていけば、きっと今までよりも自信を持てるようになると信じる気持ちも。
でもこのような状態では、結果としていつまでも自信が持てないままかもしれません。人に必要とされたり頼られたりすることにより、得られる自信もあるのです。自分が能力を高めるだけでは、精神的には成長できていないケースもあるでしょう。
自分の思いを最優先する
自分の感覚や思いに対して最優先するタイプなので、自分は特別という心理になりやすいのです。
自分のことがとても好きで、認めている思いがあるのでしょう。人からどう思われても構わないのです。
自分が自分を好きだと思えるのなら、その気持ちを理解してくれる人とだけ親しくしていけばいいという思いがあるのでしょう。
異性に対しても自分の本音を伝えた時に相手が去ってしまうとしたら、最初から縁がなかったと割り切ることができるのです。
何よりも大切なのは人から褒められることではなく、自分で自分を高く評価できることだと思っているのでしょう。
自分は特別という心理になる人との接し方
自分は特別という心理になっている人だと感じると、近寄りにくいと思う場合もありますよね。でもできれば相手を理解して親しくなりたいと思う時も。
このような場合には、どう接するべきなのかについてお伝えしていきましょう。
距離を保ちながらやりとりをしてみる
あまり急に距離を縮めると、自分自身が疲れることになりかねません。このため最初は距離を保ちながら、やりとりをするようにしてみましょう。
そうすると相手のことも、穏やかな気持ちで見られるようになるのです。距離が近づけば近づくほど、相手の考え方に対して「この人にはついていけない…」と思うかもしれません。
このため最初から近い感覚で相手を見るのではなく、少し離れた位置から見るというのも接し方としては理想的かもしれません。
相手の本音について探ってみる
相手がなぜ自分は特別だと思っているのか、その理由について探るようにしてみましょう。LINEなどのやりとりや、直接会って話した時に「自分のことをどう思う?」と聞いてみるとよいですね。
そうすると表面的なものとは違う答えが返ってくる可能性があるのです。本当は自信満々に見える人でも、実はそうではなかったと知ると、相手を大切にしたい気持ちになるでしょう。
本音を知ると、急に相手が近い存在になるように思うことも。「そんな悩みをかかえていたなんて…」と思うと、少しでも力になりたいと感じるかもしれません。
このため表面だけで判断をせずに、内面について知っていくようにすることが必要になるのです。
例え話をして今の状態を気付かせる
自分の周りにいる人という設定で「自分を特別だと思っている人がいてね…」と話すようにしてみましょう。
「周りから見ると、付き合いにくいと思われているの」と話すと、相手としては自分は大丈夫かな…と心配をするケースもあるのです。
そして今後の自分の行動に対しても、見直してみようと思うかもしれません。自分の話をされていると思われないように、自分の古くからの友達のように伝えるとよいでしょう。
例えば話を聞くことで、それによって相手が変わろうとするきっかけになる場合もあるのです。
まとめ
自分は特別だという心理になるのは、それが習慣化しているからかもしれません。でもこのままでは、あまりよい状態ではないですよね。
身近にこのような存在の人がいて、自分にとって気になる異性だとしたら、尚更なんとかしてあげたいと思うものです。
でもあまり積極的に動くのも、逆に距離を作ってしまうこともあるでしょう。少しずつゆっくりと距離を近づけていくためには、相手の内面や本音を知るところから始めていきたいですね。
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