26Dec
夢を否定する人の心理に対しては「せっかく夢を伝えたのに…」と、残念な気持ちになることがありますよね。
なぜ否定してくるのかは、相手なりに愛情がある可能性も。今回は夢を否定する人の心理についてお伝えしていきますので、親しくなるための方法として役立ててみてください。
夢を否定する人の心理とは
夢を否定する人の心理の中には、どのような思いがあるのでしょうか。まずは思いを理解するところから始めるようにしてみましょう。
夢があるのが羨ましい
自分には夢がないので、夢を持っている人を羨ましく感じるという本音があるのです。このためつい否定したくなるケースもあるでしょう。
自分もできれば夢を持ちたい、でもこれができないもどかしさがある場合も。でも親しい人が夢を語ると、これに対して悔しくなってしまうこともあるのです。
このため否定する人の心理としては「自分はどうすれば夢を持てるのだろう…」という悩みを持っているケースもあるでしょう。
夢がある人は輝いてみえるので、これを見てとても羨ましく思う気持ちがあるのです。このため素直に応援できない場合もあるでしょう。
現実にはならないように思う
夢が叶うかどうかはまだ分からないとしても、とても遠い場所にあるように思えるので「それは現実にはならないと思う」と言ってしまう場合もあります。
これに対しては、自分の中でそう思うのだから仕方がないとの考えがあるのでしょう。夢を実現するために相手が努力をしているとしても、努力が無駄なものになるように感じるのです。
このため夢と現実は違うという思いがあるので、相手に自分の考えを伝えて理解してほしくなるのです。
自分が否定をすることにより、考え直してくれるかもしれないとの期待感もあるのでしょう。
悲しい気持ちになってほしくない
夢を叶えるためにと思い自分の親しい人が努力をしたとしても、結果として無理だったという場合に悲しい気持ちになってほしくない思いがあるのです。
このため「今のうちに諦めてほしい」という気持ちを持つのでしょう。好きな人や大切な人が悲しむ姿は、できれば見たくないと考えているのです。
でもここで自分が夢に対して否定をしておけば「やっぱり無理だよね」と相手が思ってくれる場合もあると、相手なりに考えているのでしょう。
夢を否定する心理になりやすい人は
夢を否定する心理になりやすいのは、どのような人なのでしょうか。その特徴について一緒に見ていきましょう。
夢を諦めた経験がある
今までに夢を持ち、諦めざるを得なかった経験を持つ人もいます。その時の過程を思い出すと、とても辛くなるので同じ思いをさせたくないと考えている場合もあるでしょう。
夢があるのはとても素敵なことですが、それが叶うとは限らないのです。これを自分としてはよく理解しているので、相手を否定してしまうことも。
これに対しては愛情があったり、心に寄り添ったりしている可能性があるのです。でも自分が夢を諦めた話については、もう思い出したくないので話したくないと思っている人もいるでしょう。
現実を大切にしている
夢を語るよりも現実を大切にしたい主義の人もいます。このため好きな人に対しても、同じように思ってほしい気持ちがあるのでしょう。
現実をどう充実させるかの方が、ずっと重要だという思いがあるのです。夢を語るのは自由ですが、現実を今以上に素晴らしいものにするのは大変ですよね。
これが分かるから、逆に夢を語っている場合ではないように思うのでしょう。とても真面目な性格なので、今の自分のレベルを高めるために努力をしている可能性があります。
それなのに親しい人が夢の話をすると、苛立ちを覚えるケースもありますよね。自分の考えとあまりにも違うので、残念な気持ちになることもあるのです。
夢と憧れの違いを把握している
夢と憧れに対して、どう違うのかを把握している人もいるでしょう。憧れというのは、そこから先に進まない可能性があるもの。
でも夢については、かなり努力をすれば叶う可能性があるものだと思っているのです。このような中で相手の夢を聞いた時に、叶うはずがないと感じる内容の可能性も。
そうすると憧れでしかないことを、理解してほしくなるのです。憧れを持つのは自由という考え方もあるでしょう。
でも夢については努力を要するので、努力が無駄なものになっては意味がないと思っているのです。
このため夢を否定する人の心理としては、もっと現実を見てほしいと考えるのでしょう。
夢を否定する人に対しての理想的なやりとりの仕方
夢を否定してくる人とは、どうやりとりをしていけばよいのでしょうか。信頼できると感じて話したのに、とても寂しい気持ちになりますよね。
今後の理想的なやりとりの仕方について、詳しくお伝えしていきましょう。これにより関係性がよいものになるケースもあるのです。
夢の話はしないようにする
今後は同じ内容については、話さないようにするのもひとつの方法です。相手とは価値観が違うと思うと、少し残念な気もしますが仕方がない場合もあるでしょう。
もし同じ話題を出すと、また辛くなるリスクがあるのです。こう思うようにすると「もうこの話はしないでおくね」と伝えるようにした方がよい場合も。
伝える相手によっては受け入れられる内容でも、人によっては受け入れてくれないケースもあるのです。
信頼できると思っている人であっても、この話題はNGというものもあるでしょう。このことを把握したうえで、違う話題に切り替えるようにするのも大切です。
納得しもらえるまで話す
なぜこのような夢を持つのか、それに対して納得してくれるまで深く話すという方法もあります。
これに対しては、話せば分かってくれると感じる穏やかなタイプであれば試してみてもよいでしょう。
でも感情的なタイプの人が相手の場合は、より関係性がこじれるリスクがあるので止めておいた方がよいかもしれません。
性格を知ったうえで納得してくれる可能性を感じるのなら、別の機会に再度話してみるのもよいですね。
余裕のある状態なら、素直に応援をしてくれることもあるのです。でもこのためには、なぜこの夢を大切にしたいのか、持ち続けたいのかという理由を明確にすることが必要になるでしょう。
具体的な目標の話をする
夢を叶えるためには、具体的な目標を持つことが重要な場合もあります。相手に理解してもらうためにも、具体的な目標について伝えるようにしてみましょう。
そうすると「きちんと考えているんだ」と知って、相手が納得してくれる場合もあるのです。
まずは小さな目標を立てて、そこに到達するためにどんな努力をしているのかなどを話すと、相手としても応援しやすくなるでしょう。
この話ができれば、今後も夢の話をしても否定せずに聞いてくれるようになるのです。具体的な行動について、伝えるようにするのがとても重要でしょう。
まとめ
夢を否定する人の心理に対しては、無理に理解をしようとせずにしばらくは様子を見る方法もあります。
勇気を出して伝えた場合はショックもあるかもしれません。でも愛情があるからこそ、否定をしてくるケースもあると、把握しておくようにするとよいですね。
今後のやりとりの中で、夢以外の話題について否定される場面があったとしても、この理由を聞いてみるようにすると、納得できる可能性もあるかもしれません。
価値観や考え方が多少違っても、個性として受け入れることができる関係性もあるでしょう。
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