13Sep
喧嘩したあと仲直りする時に、言葉では伝えにくいことを花言葉に託してみませんか。お花のプレゼントは、特別な日でない時こそとても嬉しいものですよね。
喧嘩した相手なら自然に気持ちが伝わるよう、花でメッセージを送ることもオススメです。では大切な場面で、気持ちよく仲直りしたい時に役立つ素敵な花言葉をご紹介しましょう。
喧嘩したあと仲直りにオススメの花言葉
「ごめんね」と言葉で謝るのは勇気が要ること。でも大切な相手とは、いつまでもわだかまりがなく仲良く付き合いですよね。喧嘩したあとに仲直りしたい相手に贈りたい、素敵な花言葉を持つ種類をご紹介します。
ハナビシソウ
ハナビシソウは「California poppy(カルフォルニアポピー)」という別名を持つお花で、花言葉は「私を拒絶しないで」「成功」「富み」という意味があります。
喧嘩相手がいつまでもメッセージを返信してくれない時や、相手を深く傷つけてしまい後悔している時などにオススメです。ハナビシソウは、春から初夏にかけて咲くとてもカラフルな色が特徴で、黄色、ピンク、白、オレンジ、赤など、元気をくれる姿が魅力。
カリフォルニアポピーと呼ばれる理由は、ハナビシソウがカリフォルニア州原産の花であるためです。ポピーに似ていることから、カリフォルニアポピーという可愛い名前になっています。
アメリカ西部で話題になったのは、ハナビシソウが一面を埋め尽くし黄金色に染まる風景。これを見たスペインの探検家が「黄金の西部」と呼んだことで、成功や富みという花言葉が生まれたといわれています。
ハシバミ
へーセルナッツとしてお馴染みのセイヨウハシバミは、果実が食用になり、香りや風味がデザートで楽しまれています。ハシバミの花言葉は「仲直り」「調和」「直感」「和解」という意味がありますので、ストレートに相手に意思表示したい時にオススメです。
ギリシア神話では、仲直りする時にハシバミの木を使ったエピソードがあり、素直な気持ちで謝りたい時にメッセージとして使えるお花。昔からハシバミはスピリチュアルな存在で、占い棒として枝を使うこともあり、水脈や鉱脈を発見する際にも使用されたことがあるほどです。
「知恵」という花言葉もありますので、ハシバミは教養豊かな人にアプローチしたい時にもよいかもしれません。
マーガレット
喧嘩したあとの仲直りにオススメのマーガレットは、恋愛に関する素敵な花言葉が多く、恋占いでは花びらを1枚ずつちぎり「好き、嫌い、好き…」と片想いの占いで使うことも。
そんなマーガレットの花言葉は「真実の愛」という意味がありますので、恋人と喧嘩したあとの仲直りにもピッタリのお花ですね。ギリシア神話では、狩猟の女神アルテミスに捧げるお花で、女性の幸福を願う象徴になっています。
またマーガレットには「優しい思い出」や「私を忘れないで」という意味があり、仲直りにも使える反面、相手を強く思う気持ちをメッセージにすることもできますが、少し圧力を感じさせてしまうこともあるかもしれません。
転職や引っ越しなど、新たな環境に飛び込む人を励ます際にも喜ばれる花言葉です。
カンパニュラ
恋人や恩人への感謝の気持ちをメッセージにしたい時に人気があるカンパニュラは、可憐な花が特徴で、ブーケや鉢植えなど、あらゆる姿で愛されています。
花言葉は「感謝」「誠実な愛」「真剣な恋」という意味があり、凛とした雰囲気は真面目な気持ちを伝えたい時にオススメです。恋愛向きの花言葉なので、恋人と喧嘩したあとにもよいかもしれません。
カンパニュラは、ギリシア神話に出てくる美しい精霊のカンパニュールにまつわるお話があります。オリンポスの果樹園で働くカンパニュールは、黄金のリンゴを守ることが仕事。
ある日一人の兵士がリンゴを盗みに侵入し、カンパニュールは必死に鈴を鳴らし助けを求めますが、結果的に命を落とすことに。この悲劇の後、花の女神フローラが鈴の形にカンパニュールを変えたことが花言葉の由来にもなっているようです。
日本では「ツリガネソウ」の名前で親しまれるお花。芯の通った女性を思い出させてくれますね。
友情の証になる花言葉
「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があるように、気が合う人と喧嘩をすることは稀にありますよね。しかし後味が悪く、とても悲しくなりませんか。
他人と意見が食い違うことはよくあり、そこからどう関係を修復していくか、頭を悩めるとともに心が痛みます。大切な人と喧嘩したあとは、仲直りしたい気持ちを友情の証で示してみましょう。
キク
キクは仏壇に飾るイメージが強いお花。花言葉は「上機嫌」「元気」「あなたはとても素晴らしい友達」という意味があります。キクは色によって花言葉が違うので、仲直りしたい時は少し注意が必要。
白いキクは「真実」「誠実」という花言葉なので、友人や恋人など、喧嘩相手が誰でも使いやすい種類になるでしょう。ただしキクにはあまりよい印象を抱かない人も多いので、プレゼントする時はアレンジメントでカラフルな色を選ぶとよいかもしれません。
日本では天皇家の家紋になっているお花。和キクがモデルで、「和」を象徴する種類です。欧米でも品種改良されたキクはとても多く、ふんわりと咲くドーム状の特徴的なキクの花は、丸みが癒しを与えてくれそうですね。
ベンジャミン
空間を爽やかに演出してくれるベンジャミンは、とても人気がある観葉植物で、縁起のよい花言葉があります。「永遠の愛」「夫婦愛」「家族の絆」、そして「友情」や「信頼」という意味もありますので、友人と喧嘩したあとにもぴったり。
ベンジャミンは花言葉がメッセージになるだけでなく、風水的にも運気を高める効果があるとされる植物で、リラックスや人間関係をスムーズにするといわれています。
そのため関係が上手くいかない相手には、明るい気持ちを満たしてくれる作用が期待できますね。仕事運や社交運をアップしたい時にも喜ばれますので、今後もよい付き合いをしたい人に贈ってみましょう。
ライラック
ライラックの花言葉は「友情」「思い出」「謙虚」という意味。色によって意味が違いますので、恋愛相手なら紫のライラック「初恋」「恋の芽生え」という花言葉をプレゼントするのもよいでしょう。
ライラックは花の形がハートに似ているため、好意を寄せている相手には喜ばれるはず。フランスでは、白のライラックは青春のシンボルになっていますので、よい思い出をいつまでも大切にしたい人にプレゼントする時にもオススメです。
ローダンセ
ローダンセの花言葉は「変わらない思い」「終わりのない友情」という意味があります。ローダンセはあまり馴染みのない人も多いかもしれませんが、乾燥させても色が変わらずいつまでも色褪せないことからインテリアにも重宝される種類。
そのため鮮やかな色が続くことは、友情関係がいつまでも美しく続くという意味にもなるのでしょう。ローダンセはマルグルスの太陽光線という英語の意味があり、エネルギーを与えてくれる存在。
喧嘩したあと仲直りしたい時は、暗く塞いだ気持ちをお互いにローダンセが解消してくれるはずです。
まとめ
喧嘩したあとの仲直りは、ベストなタイミングで自分から一言相手に謝罪したいですね。そんな時にぴったりの素敵な花言葉はたくさんありますので、自分の気持ちに一番近い意味を選んで、ぜひメッセージとして託してください。
仲直りが上手くできるかどうかは、やってみないとわからないこと。相手が聞きたい言葉を選ぶよりも、自分の心に素直になって、花言葉と一緒に気持ちを伝えみましょう。