27Oct
厄除けは植物のエネルギーが、私たちの生活をさらに快適に守ってくれるといわれています。「命」に囲まれているということは、精神的にも前向きになり、毎日の刺激にもなりそうですね。
色々な植物の中でも、今回はとくに魔除けや厄除けにオススメの植物をご紹介しましょう。
厄除けと植物の関係について
厄除けといえば、まず神社のお守りが思い浮かびますが、植物も実はスピリチュアルな力があり、それぞれの種類によって効果が異なるようです。では厄除けと植物の関係について、まずは詳しくご説明しますね。
厄とは何か?
厄年、厄落としなど、私たちが普段幸福に暮らすために「厄」は避けたいもののひとつ。馴染みのある厄年は1000年以上も歴史があり、源氏物語でも厄年の記述があるほど、日本文化で意識されることです。
そもそも「厄」とは苦しい、災い、節という意味があり、災難をもたらす悪い部分だけが強調されていますよね。しかし長い人生、節目に当たるところが要所にあり、精神や肉体の変化を迎える前に心の準備をするためにも厄を意識する必要があるとされています。
そのような心がけとして、厄除けの作用があるものは、できるだけ生活の一部として取り入れたほうがさらに安心して暮らせるということなのです。
植物のパワーについて
植物は動物のように活動するわけではありませんが、大切な命のひとつ。インテリアやガーデニングに取り入れて、成長を楽しんでいる人も多いでしょう。
植物はそもそも気を整える作用があるといわれ、空間に漂う悪い気を吸収する効果が期待できます。植物が枯れるのは邪気を吸ってくれたためと解釈できるように、植物のエネルギーは想像以上のことが期待できるかもしれません。
また観葉植物のようにリラックス効果が高い植物もあり、手軽に取り入れられますので、植物の浄化能力という視点からも何を育てるか意識してみることも楽しいでしょう。
厄除けになる植物について
では早速厄除け効果や浄化能力に優れたオススメの植物をご紹介しましょう。効果はそれぞれ違うかもしれませんが、最近いいことがないなと思った時にぜひ参考にしてみてくださいね。
アロエ
スキンケア商品や健康食品などでも利用される「アロエ」は、風水では凶を転じて「健康増進」するエネルギーがあるようです。アロエの魅力をそのまま活かしたようなパワーは納得できますね。
アロエは東北の方角に置くと、風水の健康効果がさらに発揮されやすくなります。実際にお手入れのコツとしても、アロエは直射日光があまり当たらないところがよいので、寝室などに置いて睡眠中に健康運を高めてもらうのもよいかもしれません。
ただしトゲのあるものは、風水ではあまりよくないといわれていますので、形の可愛い個性的なアロエを選ぶのもよいでしょう。
パキラ
厄除けになる観葉植物の「パキラ」は、気の流れを循環されるだけでなく、マネーツリーという愛称があるように金運アップ効果も期待できます。
パキラの葉は下向きで、この意味は悪い気を静めるということ。ナチュラルなインテリアにも合いやすく、玄関の外に置いてエントランスを飾ることもできますね。
ヒイラギ
厄除けになる植物は、尖った葉が特徴の「ヒイラギ」です。形だけを見ると風水ではあまりよくない尖りが気になりますが、ヒイラギは古くから魔除けとして知られている植物のひとつです。
注目したいのはヒイラギの花言葉。「用心深さ」「保護」「防御」という意味があり、言葉からも強い厄除け作用が得られそうです。ヒイラギの幹はとても固く、道具の取手部分に使うこともあるほど。それほど強いヒイラギは、しっかり魔除け効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
アジサイ
梅雨のうっとうしい時期を華やかに飾ってくれる「アジサイ」は厄除けになる植物です。そんなイメージを抱く人は少ないかもしれませんが、アジサイは6月26日に逆さにして花を部屋につるすと幸運を招くともいわれています。
また厄除けによいので、家族全員を守ってもらうためにガーデニングにプラスするのもよいでしょう。アジサイは商売繁盛や金運上昇、子孫繁栄などの縁起物としても知られていますので、大切な人にプレゼントするのも素敵ですね。
ホワイトセージ
厄除けになる植物の「ホワイトセージ」は浄化能力があり、ネイティブアメリカンが昔から儀式や厄除けとしてホワイトセージを焚いて利用します。
聖なるハーブとも呼ばれ、邪気を取り除き運気を高める作用が期待できるでしょう。またホワイトセージはスピリチュアルな作用だけでなく、香りのヒーリング作用もあることが特徴。
デトックスやストレス解消など、アロマセラピーでも使われていますので、心身ともに安定できるかもしれません。
ユッカ
厄除けになる「ユッカ」は、人気のある観葉植物のひとつで、とても丈夫で育てやすい魅力があります。花言葉は「爽快」「勇壮」という意味がありますので、プレゼントにしてもよいかもしれません。
ユッカの葉は上に向かって生長するのでとても力強く、物ごとが順調に進むと連想されます。風水では金運や仕事運を高める効果が期待され、浄化能力も高いので気を安定させたい時にもオススメ。
大切な人に幸福になってもらいたい時、縁起担ぎとして気持ちを込めて贈ってみましょう。
オリヅルラン
厄除けや魔除けとしてよく選ばれる「オリヅルラン」は、垂れ下がる細い長い葉っぱが特徴です。美しい姿を見せてくれる観葉植物で、スタイリッシュなインテリアとしてもオススメ。
細い茎を長く伸ばして子株をたくさんつけるオリヅルランは、「祝賀」「子孫繁栄」「集う幸福」という前向きな花言葉があります。さらになびくような葉は、人間関係の運気を高める作用が期待できますので、友人や家族、恋人など、周囲の人たちといつまでも幸福に付き合いたい時に最適です。
アレカヤシ
一酸化炭素を吸収して空気清浄してくれる「アレカヤシ」は、風水でも浄化能力が優れている植物で、厄除けや運気アップにオススメです。
水分を空気中に蒸散してくれるので、空間がなんとなく落ち着くでしょう。乾燥が気になるベッドルームのインテリアにもよいかもしれません。
トロピカルな魅力がある観葉植物なので、リゾート地をイメージしながら鑑賞してみましょう。
植物でエネルギーを安定させるコツ
厄除けになる植物がたくさんありますが、ただ部屋に置くだけでは浄化能力が発揮できない場合もあります。運気アップを目指す際には、次の注意点を意識してお手入れしましょう。
葉先の形について
葉先の形が尖ったものは鋭利なエネルギーがあるので、魔除けや厄除けなど邪気を寄せつけない目的で置きましょう。たとえば玄関など、気の入り口にぴったり。
逆にリビングルームなど家族団らんの場所は、調和を乱す可能性がありますので、葉先が丸い形がオススメです。
周辺環境を整える
厄除け作用のある植物は、エネルギーを発揮できるよう、きちんと水やりなど種類に適したお手入れをしてください。また飾る周辺環境が散らかっていたり汚れていたりする場所では、浄化作用も発揮されない可能性がありますので、整理整頓を心がけ植物にとっても快適な環境を整えましょう。
まとめ
厄除けになる観葉植物や花、ハーブなどはさまざまな種類があります。また幸福を招く木もあるので、スペースに合わせた厄除け生活を意識してくださいね。
植物のサイズと効果は関係がありませんが、毎日感謝の気持ちで接することがより開運効果にもつながるはずです。