25Mar
婚約指輪といえばダイヤモンド。パワーストーンとしての効果について、詳しく知らない人は多いようです。天然石で最も硬い物質といわれ、宝石市場ではとても高い値段で取引されています。
宝石の王様とも呼ばれる永遠の輝きは、愛の証として使われることも多いですよね。女性なら、ダイヤモンドのジュエリーで身をまとうのは憧れだといえます。
そこで今回は、普段あまり考えたことがないパワーストーンとしてのダイヤモンドの効果について、詳しくご解説していきましょう。意味を知ると、もっとダイヤモンドが輝いて見えるかもしれません。
ダイヤモンドの基礎知識について
通称「ダイヤ」と呼ばれるダイヤモンド。古い起源があり、ギリシア語では「征服しがたい」という語源が由来になっています。
とても高価な宝石として扱われているダイヤモンド。特別な地位にあるのは、次の理由のためです。
安定して世界に流通する
ダイヤモンドは他の宝石とは違い、価格や品質、供給量などが安定しているので、国際的に市場が標準化されています。ダイヤモンドといってもさまざまなランクがあり、評価は「4C」という基準が元になっています。
この基準はダイヤモンドの品質の指標として、アメリカ宝石学協会が考えたもので、ダイヤモンドだけに定められているのが特徴。評価の対象になるのは色や重量、透明感や研磨(カラット)です。
よく聞かれるカラットは、1ct=0.2g 。サイズが大きくなるほど、ダイヤモンドの価格も高くなります。
高い耐久性がある
ダイヤモンドを削るにはダイヤモンドが必要だといわれるほど、耐久性が高いのが特徴です。世に存在する物質で、最も高度がある可能性も。
引っかき傷や摩擦に強く、表面のカットがスムーズにできます。またダイヤモンドは光や薬品にも強く、太陽光に長年さらされても変色しないといわれています。
現在見つかっているダイヤモンドで一番古いものは、約45億年前にできたもの。硬い石から人々を魅了する宝石になるまでには、色々な過程があったようですね。
ダイヤモンドの美しさの歴史
ダイヤモンドは原石を磨き、美しい輝きを放ちます。昔はダイヤモンドに輝きがあるとは知られておらず、宝飾品よりも強い魔力が宿るスピリチュアルな石として扱われていました。
1475年にベルギーで、ダイヤモンドをダイヤモンドで磨く手法が考案されて、初めてその美しさが認知されました。ダイヤモンドはブラジル、南アフリカなどで採掘され、現在ではオーストラリアやロシアなどでも採掘が行われています。
パワーストーンとしてのダイヤモンドの効果について
ダイヤモンドはあらゆる逸話が残る宝石ですが、スピリチュアルな意味を理解せずに使っている人は多いでしょう。そこでダイヤモンドの輝きに秘められた、スピリチュアルな効果についてご説明していきますね。
困難を避ける
硬度の高いダイヤモンドは「絆を固く結ぶ」という意味で、婚約指輪に使われています。女性の憧れる宝石のひとつですが、パワーストーンとしても重要な意味を持っています。
ダイヤモンドの効果は、困難や厄災を避けるのが目的で、悪霊を祓う力が秘められているといわれています。婚約指輪でダイヤモンドを身につけると、無事にゴールインできるのも効果のひとつかもしれません。
思念を強化して増大する
ダイヤモンドは持ち主との相性が影響されやすい宝石で、扱い方や持ち主の思念により二面性が出ます。たとえばポジティブな思考を持つ人なら、もっとプラスのエネルギーを増大してくれますが、逆にネガティブな人だとマイナス方向へと引き寄せられてしまいます。
自分の可能性をもっと引き出し、前向きな人生を送りたい人には、とてもよいサポートになるでしょう。ダイヤモンド自体にはプラスのエネルギーがありますので、使う人は普段の言動や思考などに注意し、さらによい方向に魅力を引き出しましょう。
生命力を高める
パワーストーンはチャクラの波動を整える作用が期待でき、ダイヤモンドはインスピレーションを司る第7チャクラがあります。
そのため生きる目的や人生の意義などを、クリアにする効果があるかもしれません。生命力を強化すると、大きな視点で生きる目的が見えてきます。
くよくよしやすい人や将来の不安を抱える時は、ダイヤモンドの効果がメリットになる可能性もあります。
ヒーリング効果をサポートする
ダイヤモンド自体は、ヒーリング効果はそれほど強くないといわれています。しかし他のパワーストーンが持つ波動を強めるため、ヒーリング効果の高い宝石と一緒に使うとさらにメリットになるとされています。
エネルギーを供給することで、身体的にも精神的にも抵抗力が高まる可能性があります。精神の明晰性を強化するため、思考からもすっきりとさせられます。
愛情運がアップする
ダイヤモンドは愛の証として流通するように、パワーストーンの効果では恋愛運を高めるとされています。ダイヤモンドを身につけると、女性の美しさがさらに引き立てられるため、美容目的としても欠かせないでしょう。
またダイヤモンドの効果や光のエネルギーにより、人間関係をひとつにまとめる作用が期待できますので、絆を固くピュアな輝きのように純粋な愛で満ちた生活が長く続きます。
ダイヤモンドの身につけ方について
ダイヤモンドは高価な宝石なので、気軽に毎日身につけるのは勇気が必要です。しかしたっぷりと吸収したいダイヤモンドの効果も、やはり捨てがたいところですよね。
気持ちを高め幸福な生活を送るためには、ダイヤモンドの上手な身につけ方を覚えておきましょう。
バッグに入れて持ち歩く
ダイヤモンドの指輪やネックレスなど、毎日肌身離さずつけるのがパワーストーンを効果的に使うコツです。家事や仕事でアクセサリーがつけられない場合は、ダイヤモンドを布に包みバッグに入れて持ち歩くだけでもOK。
ダイヤモンドの硬度は高いのですが、瞬間的な衝撃に弱いので、指輪などは注意してお使いください。ダイヤモンドのイヤリングやピアスなど、小さくて邪魔にならないものがよいかもしれません。
相性のよい宝石と一緒に身につける
パワーストーンはそれぞれの効果をさらに引き出すために、他の石と組み合わせて使うのが可能です。ダイヤモンドは恋愛運をアップする効果が期待できますので、さらに出会い運を高めるためには「フローライト」と組み合わせるとよいですね。
また持ち主を癒してくれるパールもよいでしょう。アクセサリーでダイヤモンドとコンビになっているタイプは、さらに心を安定させる効果が期待できるかもしれません。
ダイヤモンドも浄化が必要
ダイヤモンドは直射日光に当てると、カラーダイヤモンドのように変色するリスクがあります。塩分や煙を使う浄化方法も、輝きが濁る可能性があるのでご注意ください。
ダイヤモンドは、週に1回の頻度で浄化すること。数時間太陽光にあてる、月光にあてる、流水で洗うのもオススメです。ダイヤモンドはクリスタルチューナーでの浄化が効果的とされていますので、専用のツールを用意してチャンスがあったらぜひチャレンジしてみましょう。
まとめ
ダイヤモンドの効果は、持ち主を魅力的に輝かせてくれるのもメリット。存在感のある宝石なので、周囲から注目されたい時にも効果があるかもしれません。
毎日身につけられない場合は寝室に飾るなど、常にダイヤモンドの輝きと触れられるようぜひ工夫してください。高価な宝石のように、自分自身をアップグレードするチャンスになります。