21Apr
風水では寝室は、あらゆる運気を左右する大切な部屋と考えられています。人間にとって眠るというのは健康の土台で、人生の中でもたくさんの睡眠時間をとっているもの。
風水と聞くと少し複雑で、難しそうな印象を受けるはずですが、開運するには意外と簡単にできることも色々とあります。とくに寝室には風水のコツが色々と隠されていますので、最近満足しない…という人は風水で寝室をよりよい空間に変えてみませんか。
風水のポイントはベッド!
風水で寝室を改造するために、まず注目したいものがベッドです。寝室にはテレビや洋服ダンスなど、色々なものが置かれているはずですが、存在感のあるベッドは風水でも高い影響力を持つアイテムだと考えられています。では風水とベッドの関係について、開運ポイントを見ていきましょう。
梁の下にベッドを配置しない
寝室に梁がある部屋で注意したいのは、梁の真下にベッドを置いてしまうこと。これをすると出っ張る部分の気が、そのまま寝ている人にぶつかってしまう可能性があります。
気が乱れやすくなるため、ベッドを配置する際は注意しましょう。同じく照明の真下も、できればベッドを置かないほうがよいといわれています。
でも天井の梁や照明は、動かしたくてもできないですよね。どうしても真下になってしまう場合は、梁や照明に布をかけて覆いましょう。電気関係はトラブルにならないよう、充分にご注意くださいね。
ドアの正面に置かない
寝室はスペースが限られていますので、ベッドの配置もアレンジしにくいでしょう。よくあるのがドアの正面にベッドを置く場合ですが、風水の寝室配置では最もよくない位置だといわれています。
その理由は、ドアから入ってくる色々な気が直接当たってしまうため。ドアの対角線上に配置すると最もよいとされていますので、できるだけ意識してみましょう。
どうしても正面になってしまう場合は、ドアとベッドの間にローボードを配置するなど、仕切りを作るとよいですね。
ヘッドボードは壁につける
ベッドの頭部分であるヘッドボードは壁にコンセントがあり、わずかに隙間を残して配置する人もいますよね。風水では寝室にあらゆる気が流れてくるため、できるだけ安定させるにはヘッドボードを壁にピッタリとつけるとよいとされています。
隙間に気が流れてしまうと、不安定になるリスクがあるためです。睡眠中は気の影響を受けやすいので、快眠するためにもヘッドボードはピッタリと壁につけておきましょう。これだけでも気分的にホッとして、よく眠れるようになるかもしれません。
風水でオススメの寝室の色選び
よく金運をアップするために、お財布の色にこだわる場合があります。風水と色はとても重要な関係があり、寝室も運気を左右するほど色選びは慎重に考えたい部分です。ではどのような色選びをしたらよいのか、ポイントを見ていきましょう。
カーテンの色
カーテンは面積が広く、寝室のイメージとなりやすいアイテムです。色や柄を変えるだけで雰囲気ががらりと変わりやすいので、風水でも色選びの際にまず考えたいポイント。
部屋の模様替えが大変な場合は、カーテンの色選びで運気アップしてみましょう。風水では東西南北、それぞれに相性のよいものがありますので、寝室の方角に合わせてカーテンの色を選ぶこともできます。
北はグリーン、東はブルー、南は白、西はイエローなど。それぞれの方角から入ってくる気は異なりますので、カーテンの色でさらによい気を引き寄せてください。
ベッドカバーの色
ベッドカバーはカーテンと同様に存在感があるアイテムなので、インテリアを意識した選び方だけでなく、風水で寝室の運気を上昇させるコツも取り入れてみましょう。
たとえば金運を上昇させたいなら、ゴールドやイエロー系、恋愛運が気になる人はピンク系など。またベッドカバーとカーテンの調和も、風水では大切とされています。
どちらも柄物だと室内の雰囲気がまとまりにくく、気の流れが安定しない可能性があるでしょう。もしベッドカバーをストライプにしたら、カーテンは無地にするなどバランスを考えるとよいですね。
自然素材を選ぶ
色は寝室の雰囲気を変える作用が期待できますが、風水では寝具やインテリア、家具の素材も意識するとよいといわれています。たとえばベッドは、パイプベッドのような鉄製よりも温かみのある木製のものがよいはず。
カーテンや寝具類も、オーガニックコットンを選んでみましょう。風水では人間は、睡眠中に水の気が強いため「木」との相性がよいとされています。
天然素材のアイテムは風水的に吉になりますので、新しくする際はナチュラル感を意識するとよいですね。また布団カバーなどは、古いものは定期的に変えること。気分転換すると、さらに運気が上昇しやすくなります。
寝室の開運ポイントについて
風水のコツを取り入れて寝室を改造する場合、注意したい点や意識する内容がいくつかあります。気づかずにやっている悪い習慣もあるので、開運によい寝室作りのポイントを見ていきましょう。
北枕はダメ?
北枕は縁起がよくないという説は、多くの人がご存知のはずですが、風水では北枕は運気が上昇する位置でとくに金運アップしやすいといわれています。
金運は西方向から入ってくるので、北枕に金運の流れを変えると貯金ができるなど、よい出来事があるかもしれません。また北枕は頭が寒く、足が南に向くため健康的にもバランスがよい可能性もあるでしょう。
地球上での日本の位置を考えると、磁力が南から北に流れていきますので、北枕にするとあらゆるメリットが期待できるようです。
掃除
寝室は活動量が少ない部屋なので、悪い気が停滞しやすいのが特徴です。またよい気を集めるためにも、寝室の掃除はこまめに行いましょう。
朝起きたらカーテンと窓を開き、新鮮な空気や太陽光を取り入れること。そしてベッドの下や照明のホコリ、テレビの後ろなどホコリが溜まりやすい部分も、しっかりと掃除をしましょう。
風水では寝室だけに限らず、散乱した部屋や掃除が行き届かない場所には、悪い気が集まると考えられています。寝るだけの場所だから…とつい手を抜きやすい場所なので、整理整頓や掃除も忘れずに行ってください。
植物
寝室には流れるものや動くものは、気が乱れるため置かないほうがよいとされています。花瓶に花を入れて飾るのは素敵ですが、水があるので寝室にはNGアイテムです。
代わりに観葉植物で命のエネルギーをプラスすると、部屋全体の気の流れがよくなる可能性があり、さらにプラスの気も集まってくるかもしれません。
観葉植物は、必ず本物を置くこと。プラスチック製は生命力が感じられないため、運気が下がる可能性があるのでご注意ください。
鏡
寝姿を鏡に映すと、縁起がよくないとされています。寝ている間に人間はあらゆる気を吸収しますので、鏡に映ってしまうとよい気まで吸い取られてしまいます。
寝姿が見える鏡は、別のところに移動すること。もし家具と一体になっているタイプなら、寝る前に布を被せておきましょう。また合わせ鏡も、風水では運気を下げる置き方なのでご注意くださいね。
鏡はとても強いエネルギーがあり、2枚の間に別の空間が出来上がってしまいます。悪い気が流れやすくなりますので、寝室でも鏡の位置は気をつけて配置してくださいね。
まとめ
仕事が上手くいかない、恋人と喧嘩することが多いなど、悩みごとがある人は風水の教えを取り入れて寝室を改造してみましょう。ぐっすり眠れる環境は、あらゆる内容にメリットをもたらします。開運するためには、朝すっきりと目覚める空間が必要ですね。