17May
塩風呂の浄化作用についてよく話題になることがありますが、塩は厄除けとして持ち歩く人がいるように、スピリチュアルな効果が期待できそうですよね。
お風呂は一日の疲れをとる最高の癒し空間。ついでに浄化までできるなら、ぜひトライしてみたくなりませんか。そこで今回は、塩風呂の浄化方法や効果について、詳しくご紹介していきましょう。
塩風呂の期待できる効果について
塩風呂に浄化効果があるといわれても、塩そのものの力を詳しく理解しておかないと、気分的にもすっきりしないですよね。そこでまずは塩風呂の効果や塩の意味について見ていきましょう。
塩が大切にされる意味について
塩は風水でも恋愛や仕事の開運として使うように、私たちの人生に大切な意味があります。塩といえばまずイメージする「盛塩」が有名ですが、現在でも続く日本古来の厄除けや魔除けの風習です。
塩は邪気を避ける力があり、気の入り口にあたる家の玄関に盛塩をして悪い気を入れないようにすることがよくありますよね。飲食店の入り口でも見かけることがよくあるでしょう。
塩は昔とても高価で貴重なものだったため、神聖であると大切に扱われていました。神棚に置くことや神聖な儀式で使うように、塩には特別なパワーが宿っているのです。
水回りに塩を置く
トイレやキッチン、お風呂場などの水回りには悪い気が集まりやすく、運気の流れが停滞しやすい特徴があります。そのためこれらの場所に塩を置くと浄化でき、気の流れがスムーズになると考えられていますので、塩と風呂という考え方も納得できますよね。
塩風呂にせず、お風呂場に塩を設置する場合は、お風呂場の隅っこや棚などに置くことがオススメ。お湯がかかり溶けてしまうので、一週間前後を目安に盛塩をするとよいでしょう。
また盛塩を家のどこかに置く場合、ただ置くだけでなく、その周辺を綺麗にすることも厄除け効果を高めるコツになります。
塩風呂の効果について
塩風呂について期待できるメリットは、まず悪運や邪気を取り払うことが挙げられます。塩の浄化パワーは昔から信じられており、波動が高いため、けがれたものが近寄らない効果が得られるでしょう。
塩風呂に入ると気分がすっきりする、頭の中のもやもやが消える、身体が軽くなるという効果もあるかもしれません。また浴槽は魂の入れ替わりを行う場所とも考えられ、精神世界においても特別な場所になっています。
健康的な効果について
塩風呂はスピリチュアルな作用だけでなく、体を温める効果が期待できるでしょう。血液の循環がよくなり、体内の毒素が出やすくなる可能性も。
このデトックス効果は、ダイエットをより効率的にできるかもしれませんし、女性には美肌効果も得られる可能性があるので、とても嬉しいですよね。
有名な温泉地では、塩分の混ざったお湯で人気の場所があるように、身体の芯から温まると心身共にあらゆるメリットが期待できます。
塩風呂で浄化する方法について
塩風呂の浄化方法についてご説明します。やり方は簡単なので、気になることがある時は塩風呂で嫌なことを払いのけてみましょう。
邪気が溜まっているサインとは?
邪気とは他人から受けてしまうこともあり、完全によい気に囲まれた生活をすることは不可能かもしれません。邪気が溜まってくると、心と身体に異変がありますので、注意して自分自身を観察しておきましょう。
たとえば肩がドシンと重く感じる時や、気分がネガティブになりやすい、やる気が湧かない、嫌なことが立て続けに起こる時、体調不良が続くなど。
自分でも説明できない症状は、邪気が溜まっていることが原因とも考えられます。浄化はパワーストーンと同じく、吸い込んだ邪気を放つためのケアで、最高によいエネルギーが発散できるよう真っ新の状態に戻すことです。
塩の選び方について
塩風呂で浄化する場合ですが、食卓塩など料理で使う一般的なものよりも、浄化に適した塩を使ってください。料理用の塩は精製されているものがありますので、岩塩や粗塩のようなナチュラルタイプが浄化にはオススメ。
天然塩で、なんとなくよさそうに感じたものを選びましょう。浄化は「絶対にこの種類に限る」というルールはありませんが、困った時は粗塩を選んでおくと間違いはありません。
塩風呂の作り方
塩風呂は肌が弱い人だと刺激があるかもしれませんので、初めてトライする時はひとつまみだけ入れて肌との相性をチェックしてください。
慣れてきたら浴槽にお湯を張り、塩を50~100gほど入れてよく混ぜておきましょう。とても嫌な体験をした時や、疲れがなかなかとれない時は100g以上使い、浄化パワーを高めて入浴することもできます。
塩の量はあくまでも目安なので、快適に入浴できる濃度を維持してください。また浄化が目的なので、塩風呂に入る時はお風呂掃除もきちんと済ませておき、清潔な環境に整えてください。
塩風呂の入り方について
塩風呂で浄化する場合、浴槽に浸かる時間は10~20分ほどが目安です。あまり熱いお湯だとのぼせてしまうので、少しぬるいと感じる程度が安心。
体調と相談しながら、具合が悪いなと思ったらすぐにお風呂から出ましょう。体の中でも首や肩、背中などは邪気が溜まりやすいといわれていますので、全身浸かっている間にマッサージを行い、血流をよくすることも浄化のコツ。
塩分の働きで汗をたくさんかく可能性がありますので、必ずミネラルウォーターなどをそばに置いておきましょう。浄化するためには、塩風呂に入る前にコップ1杯の水を飲んでおくと、さらに体内の巡りもよくなるかもしれません。
注意点について
塩風呂に入る際の注意点についてご説明します。塩は追い炊きすると風呂釜や浴槽にダメージを与える場合もありますので、使用説明書を必ず確認しておきましょう。
また身体に傷がある場合は、それに塩がしみることもあるので、ケガをしている場合は控えてください。天然塩によっては粒が大きく、石などの異物が混入しているタイプもありますので、浴槽を傷つけないように布などに入れて使うこともよいでしょう。
他にもあるセルフ浄化方法!
塩風呂は肌に合わないという場合は、他のセルフ浄化方法もいくつかありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
15分で27個捨てる
塩風呂で浄化するのは、心身の邪気を取り除くことが目的ですが、暮らしの中でもできるセルフ浄化があります。それは15分間で「27個」を捨てること。
不要なものが身の回りにあると、自然と悪い気が引き寄せられてしまいます。15分という短時間に27個を捨てるためには、自分の直感を信じることが大切。感覚的に大切なものを残す習慣は、浄化にメリットが期待できるでしょう。
ピカピカに磨く
水道の蛇口、アクセサリーなど、本来輝いているものがくすんでいるのは、知らず知らずのうちに邪気が溜まっている可能性があります。ピカピカなものが増えると、金運もアップする可能性がありますので、整理整頓しながら磨くようにしましょう。
ホワイトセージ
ホワイトセージは、ネイティブアメリカンも厄除けとして行うように浄化作用が期待できます。自宅で行う場合は、ホワイトセージを灰皿に乗せて少し燃やしてください。
ホワイトセージの煙は空間を浄化して、悪いエネルギーから守ってくれる可能性がありますので、なんとなく気分が乗らない時にリフレッシュ効果が得られるでしょう。
まとめ
塩風呂で浄化したり、塩で手を洗ったりすることは、心を清めるためにもオススメです。また天然塩は厄除けのお守りにもなりますので、紙に包んでクローゼットや車の中に入れてもよいですね。お風呂のリラックス効果は、塩でスピリチュアルに体感できる可能性があるのです。