26Jun
手紙を書く心理は、相手に伝えたいメッセージがあるからでしょうか。メールやメッセージがコミュニケーションのツールとして当たり前になっていますが、手紙はスマホでは伝わらない心が相手にも届けられます。
そのため手紙を書くのは、特別な思いがあるためだと考えられますよね。そこで手紙を書く心理と、異性に手紙を書く時に大切なポイントをご説明していきましょう。
手紙を書く心理について
メールよりも手紙にしようと思うのは、どのような相手ですか。紙とペンを目の前にすると、相手に自分の気持ちが届くかワクワクしますよね。
そこで手紙を書く心理について、考えられるポイントをご紹介しましょう。
記録に残してほしい
ビジネスでもそうですが、重要なことはきちんと記録に残すために、書式にする場合が多いですよね。データももちろん保管はできますが、存在感のある手紙のほうが記録に残しやすいでしょう。
たとえばカップルが何年も付き合った頃に、昔を振り返ることもあります。初めて恋人からもらった告白の手紙などは、思い出や記録として残してあると嬉しいもの。
また「言った」「言わない」でトラブルになりたくない時も、手紙できちんと相手に記録してほしいと思うのです。
きちんと想いを届けたい
手紙を書く心理は、相手に自分の想いを全て届けたいためです。本人が目の前にいると言いにくいこともたくさんありますよね。とくに好きな人に気持ちを伝える際は、恥ずかしくてあやふやな告白になってしまうケースも。
そんな場面に不安を抱く場合は、何日もかけて手紙を読み返したり書き直したりして準備するでしょう。文章の言葉ひとつひとつには、相手の心が込もっています。
メッセージやメール、絵文字では伝わらない気持ちがある時は、丁寧に手紙を書く心理になります。
重要な内容だから
大切な内容はメールを送った相手に、間違って削除されては困ります。好きな人に引っ越し先の住所や連絡先を教える時など、なくされると困る重要な情報は、手紙できちんと連絡したいですよね。
また告白や別れなど、人間関係の節目となる大切な時も、メールでなく手紙のほうがきちんとやりとりができます。いつもメールの人からいきなり手紙をもらったら、内容がとても気になりドキドキしませんか。それほど手紙とは重要な存在になるということなのでしょう。
好きな人だから
手紙を書く心理は、相手のことが好きだからです。話では伝わらない自分の想いや気持ちなどを、文章にして相手に渡したい。それは自分を特別な存在として見てほしいためなのです。
今どき友人と手紙のやりとりをすることは、ほとんどないですよね。昔は交換日記をすることもあったはずですが、文章を書いたり読んだりするのは、時間を割いても価値のある人だけなのです。
好きな人にはゆっくりと何度も手紙を読み返してほしいので、メールを読む短時間では物足りません。
サプライズしたい
何年も付き合っている恋人でも、手紙を一度も書いたことがないというカップルは多いでしょう。突然手紙を渡したら相手はどう思うか、不安やドキドキでいっぱいになりませんか。
サプライズしたい時は、普段のマンネリから解放されなければなりません。そんな時はデートの約束でも、手紙を書いて渡したくなりますよね。
これからも仲良く付き合いたいカップルなら、そんな趣向を凝らしたサプライズは刺激的で楽しいでしょう。
綺麗な字を自慢したい
字を書くのが苦手、漢字がわからないなど、手紙を避ける人は意外と多いもの。スマホならたった数秒間で連絡できますし、漢字変換で悩むこともないでしょう。
しかし中には書道の達人で、綺麗な字を自慢したくて手紙を書く人もいます。簡単な連絡も綺麗な字でメモ書きにして渡したり、バースデーカードに長々文章を書いたり。人から字が綺麗で「羨ましい」と言われることが手紙を書く目的なのです。
異性に手紙を書く際のコツについて
好きな人に手紙を書くと、会話以上に心が相手に伝わります。手紙を書いている間、ずっと頭の中で相手の顔を思い出しながら考えるのは、もらった人も嬉しいはずですよね。
しかし手紙は重たく感じる場面もありますので、好感度をアップするよう手紙を書くコツについてご紹介していきましょう。
普段言えないことを書く
手紙は言葉では伝えられないことを、相手に伝えるチャンスです。好きな人には告白の意味を込めて手紙を書く場合もあるので、普段言えないことをストレートに書きましょう。
手紙をもらった人は、内容が全く想像できなくてもかなり期待しています。メールで済むような内容だとがっかりする可能性もありますので、相手の期待感を裏切らないためにも正直な気持ちを伝えてください。
相手の顔が見えないのは、メールも手紙も同じ。しかし手紙には想いがたっぷりと込められています。
素敵なレターセットを使う
便箋に綺麗な文字で文章が綴られている手紙は、送り主のセンスを感じます。異性に手紙を書く場合、内容はもちろんですが素敵なレターセットを使うのも、相手の興味を引くポイントです。
女性らしさをアピールしたいなら、花柄やピンク色。ジョークを込めたキャラクターデザインなど、レターセットは人それぞれ異なる趣味がありますので、自分らしさを意識したデザインにするとよいですね。
または文章が長くない場合は、カードを使って気持ちを伝えるのもオススメです。その場合はバースデー、サンキューカードなど用途に合わせて選んでくださいね。
必ず手書きにする
パソコンで作った手紙は、メールとさほど変わりがありません。異性に手紙を送る際は、思いやりや相手への気持ちを意識して必ず手書きにしましょう。
字を書くのが苦手な人も、まずは下書きして練習しておくこと。いきなり便箋に文字を書き始めると、全体のレイアウトが上手くいかない場合もあります。
手紙は真面目に気持ちを伝える方法なので、手書きの文章だけにして絵文字などは使用しないほうが安心です。
返事をもらう
もらった手紙は気持ちが込もっているので、やたらと捨てられないものです。最近はよほどのことがないと手紙を書くことはありませんので、さらにもらったものは大切にしたくなりますね。
一度だけではもったいないので、好きな人と今後手紙のやりとりができるよう、自分の連絡先も念のために書いておくこと。「時間があったら返事書いてください」とつけ加えておけば、相手も久しぶりの手紙で刺激になるでしょう。
相手に合わせた文章を選ぶ
手紙は話し言葉でなく、正しくマナーを守った丁寧な文章にしましょう。また好きな人の年齢や職業、雰囲気に合わせて手紙の内容を変えるのも重要なポイントです。
たとえば大人っぽい人なら、難しい漢字や熟語を使ってアプローチするのもよいでしょう。友人のようなノリの相手なら、明るい文章で読みやすく短文を意識するなど。
手紙は相手によって内容や表現方法を変えたほうが、受け止め方もさらに心に響きます。
まとめ
手紙を書く心理は、自分の心の中をすっきりとさせたい思いがあるのかもしれません。好きな異性には、自分を丸ごと手紙にして送るつもりで、時間をかけて素敵な内容にしたいですね。
ネットでも手紙の書き方や例文がたくさん紹介されているので、困った時はぜひ参考にしてくださいね。これからは意識しなくても、普段から素敵な手紙がサッと書けるような大人を目指してみませんか。