12Dec
チャクラの色と場所は、スピリチュアルに自分を高めるために大切なものです。「チャクラ」という言葉を聞いても、どのような意味があるのかわからない人も多いはずなので、今回はチャクラの色についてご解説しますね。
人間は誰しも、波動やエネルギーを取り入れて暮らしているといわれています。チャクラの存在を知ると、もっと自分らしく快適な人生が送れるようになるでしょう。
チャクラについて
チャクラとは人間にとってどのような役割があるのでしょうか。まだあまり身近に感じられるものではないかもしれませんが、まずは知っておきたい大切な意味をご解説しましょう。
チャクラとは何か
人間の体には背骨の頭から腰まで、それぞれの位置に合計で7つのチャクラがあるといわれています。チャクラとはエネルギーの入り口のこと。
サンスクリット語で、車輪や回転という意味があります。チャクラは車輪の様に回転しながら体にエネルギーを送るもので、目に見えない感覚的なものなのです。チャクラは私たちをアクティブに維持し、輝く毎日を送るためにとても重要と言われています。
チャクラが大切な理由
人体にある7つのチャクラは、簡単にいうとエネルギーポイントのこと。人間が快適に生きるためには、チャクラを整えることが大事なのです。
チャクラの役割は生命力を高める、心や感情に影響を与える、取り入れたエネルギーを各部位に分散することといわれています。チャクラを活かせないと心身共に影響を及ぼし、心の乱れや体調不調につながる可能性もあるかもしれません。
チャクラの色ごとの意味と場所について
では早速、7つのチャクラをそれぞれご解説しましょう。チャクラには色がありますので、対応する要素なども理解しておくと、心身のエネルギーがさらに整いやすくなることも期待できます。
第1チャクラ(ムーラダーラ)
チャクラの位置は骨盤の底、頸部にあたります。ここは健康を司る場所で、バイタリティや行動力、チャレンジ精神を高める場所。
このチャクラは、生きるための土台になるエネルギーなので、高まるごとに心の余裕も増していくでしょう。大地のようにしっかり安定し、根気強くなりたい時に意識したいチャクラ。色は赤で、生命力に関わりを持っています。
第2チャクラ(セクラルチャクラ)
このチャクラの色はオレンジ色で、場所はへその下あたりになります。感受性に影響を与え、力強い男女それぞれのエネルギーを発信。
このチャクラは自らの住処を意味し、生命力や感情、創造力などの根底にもなるでしょう。
下腹に力を入れると、前進するパワーが増すともいわれています。このチャクラのエネルギーが不足すると感情に鈍感になり、他人と境界線を引いてしまうことも。
上手く調和すると、あらゆる変化に柔軟に対応でき、他者との関係性についても上手く対処できるようになります。このチャクラを高めるには、水に浮かんでみたりお風呂に入ったりすること。ダイビングやサーフィンなどを趣味にしてもよいでしょう。
第3チャクラ(マニプーラ)
チャクラの色は黄色で、場所は腰やへその裏になります。勇気を司り自分を認め、自信を持って生きるためのエネルギーの根拠地。
このチャクラには「宝珠の都市」という意味があり、エネルギーの方向性を定める大切な役割があります。不足すると自己否定や意志の弱さ、さらに体の冷えや疲労などにもつながる可能性も。
調和させると、目標に向かう力が湧いてきます。このチャクラを高めるには黄色を連想されるような、スパイシーな食べ物を取り入れるとよいといわれています。
第4チャクラ(アナーハタ)
ハートチャクラとも呼ばれるチャクラで、色は緑色、黄緑色です。このチャクラは自己愛を高め、他者を信頼して受け入れるようになるためのもの。
ハートは愛するための重要な部分なので、このチャクラが不足すると愛すること自体に鈍感になってしまうかもしれません。
風が触れ合うように優しく、自分と他人が心を開いてつながるためのエネルギーになります。愛おしいと思う気持ちや、他人からの思いやりが欲しい時にも重要になるでしょう。
チャクラを調和すると常に平和で自己受容でき、満足感が得られるとされています。このチャクラを高めるには感謝の気持ち、他者を許す心がけを大切にしながら、胸に手を当ててエネルギーを感じてください。
第5チャクラ(ヴィシュッダ)
このチャクラの色は水色、サファイアブルーです。場所は喉の周辺で、スロートチャクラとも呼ばれます。このチャクラは創造性を高める部分です。
自分の声を外に発信して人と関わること。自由に自分らしく表現したい時に高めたいチャクラです。不足すると話すことに不安を感じ、声が小さくなり秘密主義になる場合も。
調和することで他者と良好なコミュニケーションがとれたり、自分自身ともきちんと対話できるようになったりするでしょう。このチャクラを高めるには踊る、歌う、音楽を聴くことがよいとされています。
第6チャクラ(アージュナー)
このチャクラの色は藍色。サードアイチャクラとも呼ばれ、直感やインスピレーションに影響を与えます。チャクラの位置は眉間。
このチャクラのエネルギーが不足すると周囲の状況が見えなくなり、創造力が足りなくなる可能性もあります。逆に調和すると、洞察力が高まり直感力も鋭くなるでしょう。
活性化すると夢のコントロールができる人もいるように、人生を導くヴィジョンが見えてくるのです。このチャクラを高めるには、朝日や夕日を浴びてバランスを整えましょう。
第7チャクラ(サハスラーラ)
チャクラの色は紫色です。場所が頭頂部ということもありクラウンチャクラとも呼ばれ、高い次元につながり宇宙意識に影響を与えます。
このチャクラが関係するのは、人間の五感や肉体、心の静寂。自分の人生の目的を見つけ、意識的に毎日暮らしたい時に大切になるでしょう。
不足するとスピリチュアルなものを疑い、感動しにくくなる可能性もあります。調和すると自分という境界線がなくなり、あらゆるものとのつながりを感じるでしょう。
意識を開放した次のレベルで、スムーズに情報収集ができるようになるはずです。チャクラを高めるには瞑想をする、もしくは自然とのつながりを大切にするために、神聖な場所に出かけることもよいですね。
チャクラを活性化するコツとは
チャクラはエネルギーの入り口なので、しっかりと開いておくことが大切です。活性化する方法としては、次のポイントを意識してくださいね。
リラックスしてチャクラを順番ごとに意識する
瞑想はチャクラを活性化する方法のひとつ。好きな音楽や静かな場所で目を閉じて、リラックスしながら深呼吸してください。
その際に第1チャクラから第7チャクラまで、各部位を意識しながらエネルギーの流れをイメージしましょう。
パワーストーンを持つ
チャクラはどこか一か所が不安定でもいけないとされており、全体のバランスを整えることが大切です。また部分的に目的を達成したい場合には、チャクラに合うパワーストーンを身につけるのも方法に。
チャクラ全体の流れを整えて、体と心のバランスをきちんと安定させるには、パワーストーンの力を借りるとメリットが期待できます。アクセサリーをつける場所なども意識して、さらに自分を高めていきましょう。
まとめ
チャクラの色や場所は、普段あまり気にしないかもしれません。しかし大きな出来事があった場合は、人生を好転させるためのチャクラのエネルギーについても、色々と考えてみるとよいでしょう。