8Dec
他人にイライラするのは心理的にも関係していることがあり、いつもなら大丈夫でも心理状態により思わず反応してしまうことがあります。一度気になるとストレスになる他人の言動。
社会生活を送るためにはどうしても無視できないことなので、一緒にいてイライラする人を避けて暮らすよりも、自分の心にゆとりを与えてみませんか。
では早速ですが、他人にイライラする心理背景と、ゆとりのある生き方に大切な5つのことをご紹介していきましょう。
他人にイライラする心理について
他人の言葉遣いや態度にイラッとした経験は誰しもあるでしょう。そんな時の感情を上手く消化できないとストレスになるので注意が必要に。では他人にイライラするのはなぜか、心理的な理由をご説明しましょう。
完璧を求めすぎる
LINEの返信が遅いとイライラする人や、仕事のやり方が気に入らずイライラする人。周囲の人のやることは、必ずしも自分が期待する通りにいくとは限りません。
完璧主義の人は、他人の無意識な行動に不快感を抱きやすく、不足やミスなどをすぐに見つけてしまいます。常に真面目に物ごとに取り組むので、プロ意識が少ない人が苦手。
妥協はせず自分の価値観を守り続けていますので、ミスをしやすい人や注意力が散漫な人にはとくにイライラを感じやすくなっています。
自分自身にイライラしている
他人にイライラする心理は、よく考えると実は対象は他人ではなく「自分」の場合がよくあります。自己主張せず他人に従順なタイプは気配りが過剰になりやすく、自分でストレスの原因を作り出してしまうことも。
自分の感情をアピールしてはいけないと抑圧しているので、言いたいことが言えない自分にイライラしているのです。このタイプは他人に振り回されやすく、心身共に負担が多いはず。
忙しいのに誘ってくる人にイライラするのは、相手ではなく断れない自分が嫌だからなのです。
思い込みが激しいため
他人にイライラする心理とは、自分の視点で物ごとを解釈して思い込んでいるため。こんな場面で私ならこうするだろう…という考えがいつもあるので、それに反した人を見ると不快に感じます。
思い込みが激しい人は、自分の価値観で善悪を判断していますので、客観的に考えられないことが特徴。相手の立場になるよりも、自分の考え方で相手を判断することが先。決して悪気があるわけではなく、考え方の癖があるといえますね。
期待しやすい
他人にイライラする心理とは、期待しやすい性格が関係していますので、思った通りにならないと裏切られたようで悲しくなってしまいます。
また期待感が強い人は、できない人にも高いレベルで期待するため、必然的に期待外れの展開になることも多いでしょう。そんなマイナスの経験が多くなるため、何も上手くいかないとネガティブになっています。
期待感が強い人は結果にこだわりすぎるところもあるので、無駄な努力をしていると思うことがよくあるでしょう。
支配欲が強い
他人にイライラするのは心理的に支配欲が強いためで、他人のやることが自分の思い通りにならないとすぐにイラッとしてしまいます。なんでも自分中心で優位に立ちたがり、何かする時も自分がリーダーでないと気が済まない人。
とても強気で、相手の思いを無視する傾向があり、とても付き合いにくいタイプともいえるでしょう。支配欲が強い人は意志表示がはっきりしているので、ずけずけと発言する印象があります。他人にイライラした時も、あからさまに嫌な態度になっています。
劣等感がある
他人にイライラするのは心理的に劣等感が強いためで、本来の自分をよく理解していない可能性があります。自信がなく他人の視線や考え方を気にしてしまうので、生活全てがいつも緊張した状態。
我慢しやすく、上手く感情が整理できないので、ネガティブな考え方になりやすいのです。他の人から見てさほど気にならないことでも、このタイプは過剰にイライラするかもしれません。
劣等感が強いと自分の弱みを見せないよう、逆に強い態度になってしまうこともあるのです。
心にゆとりを持つための5つのポイント
他人にイライラするのは、心理的に心に余裕がないことが大きな原因です。やることがたくさんあるわけではないけど、いつも何かに追われているような気持ち。
それは心がいっぱいになっている状態なので、人間関係にも悪影響を及ぼすかもしれません。では他人にイライラせず快適に自分らしく暮らすための、心のゆとりを持つ5つの方法をご紹介しましょう。
規則正しい生活を送ること
心は肉体とも連鎖しているものなので、心にゆとりを持つためには規則正しい生活を送りましょう。心身の健康を整えると、考え方もあらゆる視野が広がり、固定観念に気づかされることも。
早寝早起き、運動習慣やバランスのとれた食生活など、ルールに沿った生活は心を安定させるよいメリットをもたらしてくれます。
自信を持つこと
他人にイライラする心理は、細かいところに目がいきやすいことが関係しています。それは自分に自信がないため、他人に指摘される前に他人の悪いところを見つけようと無意識に作戦を立てているのでしょう。
自信を持つといっても方法はさまざまありますので、他人の存在が気になる場合はまず自分の長所と短所を客観的に把握してください。悪いところばかり気になると、自然と他人にも厳しくなってしまいます。
長所をたくさん知り自分をワンランクアップさせると、他人のことよりも自分に意識が向きやすくなります。
必要な情報収集をすること
心にゆとりを持つためには知識を増やし、困った時に必要な情報を蓄えること。知らないことよりも知っていることのほうがなんでも快適でやりやすさを感じますよね。
他者との接し方も同じ。イライラしやすいタイプの人を理解すると、接し方のアイデアも湧いてくるはずです。そのためには自分の苦手な部分を知り、改善策をリサーチ。
突然の場面でも慌てないように、あらゆるジャンルのことに興味を持つ習慣は、心を豊かにするメリットにつながります。
気分転換しよう
心にゆとりがないのは時間的に追われていたり、精神的に余裕がなかったりすることが考えられます。そんな時に無理やり自分の心の中を整理しようと思っても、周りのネガティブなことを無視するのは難しいでしょう。
他人にイライラが続く時は、冷静に自分を分析してください。疲れていないか、休憩しているか、自分を大切にしてあげることが必要。
心のゆとりは体のゆとりと関係しているので、もし疲れて思考力が低下している場合は、気分転換しましょう。旅行したり仕事を休んだりするなど、イライラから少し距離を置いてみてください。
感謝されることを始める
心のゆとりを持つためには、他人に感謝されること。誰かのためになっていると実感すると寛大な心へと成長し、周囲とのつながりを常に感じられます。
感謝されるといっても、立派なことをしなくてもいいのです。自分がされたら嬉しいこと、たとえばお茶を入れてもらうなど、些細な気配りや思いやりは他人から感謝されるきっかけに。
そんな自分の存在価値がわかると、他者にも余裕のある態度で接することができます。
まとめ
他人にイライラするのは心理的や性格的なことが影響していますので、辛くなった時は心の切り替えをしてくださいね。ストレスは自分で探さなくても向こうからやってきます。他人の存在が負担になる時こそ、マイペースに過ごすことも大切といえるでしょう。
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