29Oct
約束を守れない心理に対しては、守って当然と思う人から見ると理解しづらいと感じることがありますよね。
実際に約束している側としては、辛い思いをする時もあるかもしれません。できれば性格や内面について、理解しておきたいところです。今回は約束を守れない心理について、一緒に見ていきましょう。
約束を守れない心理になる時
約束を守れない心理になるのは、どのような時が多いのでしょうか。人によって普段は約束を守るけれど、タイミングなどによりそれができない時もあるかもしれません。
優先順位が分からなくなった
自分にとって何を優先するべきなのか、一時的に分からなくなってしまう時もありますよね。
この時には先に約束をしていたとしても、次に連絡がきた人を優先するか悩む場合もあるでしょう。
例えば普段よく会えている彼女との約束があっても、当日に久しぶりに友人から「今日会おうよ」と連絡があると、彼女との約束を守れない場合もあるのです。
でもこれに対して早めに理由を伝えて謝れる男性であれば、彼女としては許す寛容さも必要になるでしょう。
でも約束をして待ち合わせの場所に相手が来ないとなると「今後はもう信頼できない…」と思ってしまいますよね。
会いたい人が他にできた
好きな人や彼女がいても、興味のある相手ができてしまうケースもあります。この時には相手をもっと知りたい気持ちが強すぎて、他の人との約束がどうでもよくなってしまうのでしょう。
このため事前に彼女と会う約束をしていても、これに対して守れなくなるのです。でもここで罪悪感を持つタイプの男性もいますが、自分の感情のままに行動をする性格の場合は、あまり悪いとは思わないでしょう。
「会いたい人ができたのだから仕方がない」と自分で割り切ってしまうのです。でも会う約束をしていた側としては、辛い思いをするかもしれません。
このため相手が誠実で信頼できる性格かどうかを判断したうえで、親しくなっていくかどうかを決めるのが重要になるでしょう。
面倒になってしまった
デートの約束をしても、なんだか気持ちが乗らないというケースもありますよね。でも相手に申し訳ないので、今日は約束通りにデートをしようとする人もいます。
ところがドタキャンをしてしまい、相手に理由を聞かれた時に「ちょっと疲れているから」と伝える人もいるでしょう。
「今日は会う気持ちにならなくて」と言われてしまうと、女性としてはショックを受けてしまうのです。
これに対しては本当はあまりパワーがないと男性が思っているだけで、愛情については変わらない可能性もあるかもしれません。
このため「私への愛情がなくなったの?」と聞いてみるのもよいでしょう。悩んでいるよりも気持ちを確認した方が、納得できる場合もあるのです。
約束を守れない心理になりやすい人
約束を守れないタイプの人には、共通する特徴があります。これを把握したうえで、親しくなるかどうかを決めるようにするのが大切でしょう。
忘れやすい性格
約束したことを忘れてしまう性格の人もいます。例えば出かける時に、忘れ物をしてしまうことが多い人もいるでしょう。
自分でも忘れっぽいと分かっているのですが、結果としていつも人に迷惑をかけてしまうのです。
例えば職場にスマホを忘れてきて、慌てて取りに行くことが多い人もいるでしょう。このような性格でいると一番困るのは自分なのですが、人を巻き込んでしまうケースもあるのです。
このため「忘れやすい性格の人だな…」と思ったのなら、約束をしたとしても事前に何度か確認のLINEや電話をしたりするようにしましょう。
そうしているうちに、サポートやフォローをしてくれると感じて相手から頼られる可能性があるのです。
でも支えるのが当然になってしまわないように、例えばアプリでスケジュール管理をしたり余裕を持って出かけることなどを提案したりしてみましょう。
ルーズなタイプ
お金や仕事そして人に対してもルーズなタイプなので、約束を守れない心理になることがある人も。
このため結果としては物事がうまくいかずに、悩んでしまう場面もあるかもしれません。人間関係を構築しようとしても、ルーズな性格が原因で難しいケースもあるでしょう。
この場合にも相手に対して、もう少し丁寧に人とのやりとりをするようにアドバイスをするのが必要になるのです。
これを聞いて「もう少し変わらなければ」と、相手が素直に思う可能性もあるでしょう。
約束を大切なものとは思わない人
約束自体を気軽にしてしまう人は、約束を大切なものだと思わない傾向にあります。このためもし守れないとしても、その時は仕方がないと考えているのでしょう。
約束というのは相手あってのことが多いですから、そう考えると迷惑をかけたり悲しませたりしてしまいますよね。
これについて把握してもらうためには、約束を守ってもらえないのがどのくらい辛いものかを伝えた方がよいでしょう。
ここでやっと「自分は今までに申し訳ないことをしてきたかもしれない」と気が付くケースもあるのです。
約束を守れない人との接し方
約束を守れない人に対しては、辟易してしまうこともありますよね。でもそれでも親しくしていきたいと思う場合もあるでしょう。この時の接し方について見ていきます。
約束を守ってほしいと伝える
自分にとって当然のことでも、相手にはそうではない可能性もあるのです。このため「約束をきちんと守ってほしい」と相手に伝える時も必要でしょう。
あらためて言われると、気持ちが引き締まる場合があるのです。今までは甘えてしまっていて、許してくれるだろうと思い込んでいた可能性もあるでしょう。
でも「やはりこれからは変わるようにしよう」と思い、今までの自分の行動を謝ってくるかもしれません。
話し合う時間を持つ
もし今後も約束を守れないのなら、もう付き合いをやめたいなどの思いを話すのも必要になってくるのです。
こちらがいつも不安になり、落ち着かない気持ちで一緒にいるのは辛いですよね。このため話し合う時間を持ち、その時に今後相手に対して変わってほしいと伝えるようにしましょう。
そうしなければこれから先に一緒にいるのが難しいと話せば、相手もこの機会に変わろうとするかもしれません。
もしくは自分の性格は変わらないと諦めている人の場合は、それならここで終わりにしようとするケースもあるでしょう。これについては覚悟をして、話すことが大切になるのです。
性格や状態が変わるか様子を見る
これから先に相手が変わってくれる可能性について、少し様子を見る方法もあります。自分の気持ちをある程度伝えたうえで、それでも全く変化が見られないとしたらその時には他の人を探した方がよいケースもあるのです。
でもこちらの気持ちを理解してくれて、今までよりも約束を大切にしてくれる男性になってくれたのなら、とても嬉しい気持ちになりますよね。
このためすぐに答えを出すのではなく、相手の様子を見たうえで付き合い方を変えるか決めるようにしてもよいでしょう。
まとめ
約束を守れない心理になるのは、相手への甘えもあるのですが自分に対しても甘い場合が多いです。
このため同じような性格でいてしまうと、更に今後その人自身が困ってしまうことになるでしょう。
これに対して好きな相手だと感じるのなら、少しでも約束を守れる性格に変わるようにフォローをしていくのも愛情の示し方なのです。
一人ではできないことも、好きな人が手伝ってくれると可能になるケースもあるでしょう。