7Nov
結婚したくない心理になるのは、自分を抑え込んでいる要因が何かあるでしょう。好きな人と生涯を共にできる人生以上に、幸福なことはないという考えもあるかもしれません。
しかし人によって人生に求めるものは違い、結婚が幸福の象徴とは思わない人も世の中にはたくさん存在します。そこで今回は結婚したくない心理と、独身がよいと思う瞬間についてご解説していきますね。
結婚したくない人の心理背景について
恋人関係から夫婦にシフトするのは、とても自然な流れに思えますよね。しかし結婚はあらゆる責任があり、その背景を考えるとふと冷静になってしまう場合もあります。
では結婚したくない人は、心理的にどのようなことが影響しているのか、考えられる理由を見ていきましょう。
過去に辛い経験をした
結婚したくない人の心理は、過去に嫌な思い出があり、なかなか憧れを抱けないためです。たとえば子供の頃、両親の仲が悪い家庭で育った人など。
結婚生活に対してよいイメージを持っていないので、我慢やストレスなど辛い部分しか見つかりません。また恋人に浮気された経験がある人など、長く付き合う人との別れに過剰に不安を抱くのも理由。
幸せそうな夫婦を見ると「自分もいつか結婚したいな」と思うのが自然な気持ちですが、どうしても裏側が気になってしまうのです。
自分のキャリアのほうが大切
結婚したくないと思うのは、決して悪いことではありません。しかし世の中を見ると、年代によっては独身よりも家庭を持っている人のほうが多い場合もありますよね。
結婚したくない心理は結婚が嫌なのではなく、それ以上に今夢中になっていることがあるため。キャリアを大切にする人は、結婚して自分のゴールが見えなくなるのは嫌なのです。
長期的な関係を続けるのは生活を共にするということですし、気持ちの面でもお互いに歩み寄る必要があり、それがストレスになる可能性もあるでしょう。
結婚したくない人は、そんな努力をしてまで異性とずっと一緒にいたいとは思えないのです。それよりも仕事で成功し、安定した人生を歩むことにフォーカスしたい気持ちがあります。
離婚歴がある
同じことを繰り返したくない気持ちがあるので、結婚したくない心理になる場合も。離婚歴がある人のように、二度目は最初よりも慎重に相手を判断するはずです。
どのような場面でも初めてのことはよくわからないので、よいイメージだけで始めてしまうことがありますよね。しかし過去に結婚で苦労した人は、現実的な部分もよく知っているため、好きな人と勢いで結婚することはないでしょう。
離婚している知り合いが多い人など、結婚生活によいイメージを持てない環境があります。
飽きっぽい
結婚したくない心理は、飽きっぽい性格が関係していますので、どうせ長続きしないだろうと最初から諦めています。何十年も同じ人と一緒に人生を過ごすのは、楽しい時ばかりではないもの。
意見が食い違って喧嘩をしたり、相手の嫌なところばかりが気になったりする場合もあるでしょう。飽きっぽい人は自分の性格を知っているため、人生の中で耐えることはできるだけ避けて暮らしています。
個性が強いから
長年付き合っている人とはいずれ結婚するもの、適齢期になったら結婚しなければならないなど。そんな考えに対抗するのも、結婚したくない人の心理です。
とても個性が強く、「そうあるべき」という一般的な常識に流されてしまうのが嫌い。自分は自分と割り切っているので、好きな人がいても結婚せず、ずっと恋人関係のままでも過ごせるタイプです。
欧米のように、子供がいても結婚していないカップルは、確かにお互いにとってメリットがある場合も。結婚とは紙一枚のこと、そんな自由な発想を大切にしています。
他人を信用できない
「好き」という感情だけでは、結婚生活は上手くいきません。人生のパートナーになる人とは信頼関係があり、なんでも共有できるオープンな関係が土台に必要。
他人を信用できない人は結婚相手を選べず、恋愛感情がある相手でもどこかで不安を抱いているのです。人を信頼できないのは、過去に裏切られた経験が影響している可能性もあるでしょう。そんな人は自分自身と向き合って、心の奥を探るのも大切です。
自由を失う不安
結婚したくない人は心理的に不安を抱き、自由を奪われることに不安を感じています。結婚したら、好きな人との幸福な毎日が始まるもの。
しかし結婚したくない人は手にする喜びよりも、失うことばかりが目に入ってしまうのです。独身時代のように合コンをしたり、恋人と喧嘩別れをしたりするということはもうできません。お金を好きに使うこともできず、あらゆる自由がなくなるのです。
独身生活を幸福に感じるポイントとは?
結婚は必ずしなければならないわけではありませんが、夫婦となり子供が生まれて家族を築くことは、あらゆる経験や知識となり人生の糧になるでしょう。
しかし結婚に向いている人と、逆に向いていない人がいるのは確か。独身生活を幸福に感じる次のようなケースは、無理に結婚する必要はないのかもしれません。
たくさん恋愛できる
結婚するとできないことのひとつに「恋愛」があります。一生涯愛を誓う夫婦、いつでも新しい恋ができる独身。恋愛体質の人なら、いつもドキドキして好きな人と一緒にいられるのは、独身の魅力だと感じているはずです。
恋愛相手がコロコロと変わるのは、あまり喜ばしいことではないかもしれませんが、安定よりも刺激が欲しい人は結婚生活に退屈するかもしれません。
誰にも邪魔されない
独身で夜遅くまでの残業。家に帰ると誰も待っていない寂しい空間は、結婚している人には想像できないでしょう。温かい料理が出てくるわけでもなく、自分で全てやらなければならない独身生活。
しかし疲れて寝ている時に子供が走り回ったり、夫婦で一緒に参加する行事があったりするわけではないと思うと、独身でよかったと安心できるかもしれません。誰にも邪魔されない空間は、独身だけが実感できる快適な場所なのでしょう。
自立していたい
孤独な時なども話し相手がいなくて、自分でなんでも解決しなければならない独身生活。独身といっても、結婚したくてもできない人と、独身を自ら選択している人がいます。
独身でいたい人は、一人の人生をネガティブに捉えることがなく、逆になんでも一人でやる人生は自立できる魅力と考えています。夫婦で相談して、なんでも二人で判断するチームワーク。
それよりも一人で責任を持って人生を過ごしたいのが、独身生活を望む人の本音なのでしょう。
自由を大切にできる
独身でよかったと思うのは、全てが自由であること。ライススタイル、将来のプラン、休日の過ごし方、夕飯のメニューまで、全て自分が好きなようにコントロールできます。
結婚すればそんな喜びや価値を、二人で共有してもっと楽しめるはず。しかし結婚したくない人は、自由な人生の中で自分が作り出す喜びに納得しているのです。
ライフプランが出来上がっている
結婚すると、パートナーの人生も自分の人生の一部。子供が生まれるとさらに責任も増し、将来の不安は人数分増えることになります。
独身だとライフプランを立てやすく、キャリアを伸ばすこともできますし、金銭面でも計画がしやすいですよね。子供の進学で多額のお金が急に必要になるなど、先の読めない将来よりも確実にプランを立てたい人は、独身のほうが安心なのかもしれません。
まとめ
結婚したくない心理になるのは、未開の土地に行くようであらゆる不安があるのは納得できます。豊かな人生を過ごすためには、自分の喜びを優先するのは大切ですが、愛情を持って自分の存在を認めてくれる人の存在があると、さらに生活も充実するかもしれません。
結婚は縁がないとできませんが、縁を掴むための努力をする価値はきっとあるはずです。