22Nov
絵の飾り方は、部屋の大きさやインテリアとのバランスなど、考えるポイントは色々とありますよね。しかし風水的に見た場合の意味について、はたして考えたことはありますか。
今部屋に絵が飾ってある場合は、もしかしたら飾り方を少し変えるだけで、運気がアップする可能性があります。アートは素敵なインテリアのひとつ。
さらに絵から放出されるエネルギーとのバランスをよく考えると、さらに素敵な空間に変わるはずです。では風水流の絵の飾り方について、詳しくご説明していきましょう。
絵の飾り方で意識することは?
絵の飾り方は目線に合わせたり、フレームの大きさと壁のバランス、または他の絵との間隔を意識したり、あらゆることを判断基準にしますよね。
風水の場合は、違った観点から絵の飾り方を考え、次のようなポイントを大切にすると運気がアップするといわれています。
明るい絵で窓の代わりにする
壁に四方を囲まれた部屋は太陽光が差し込まないため、なんとなく空間の雰囲気が暗く気持ちが低迷してしまいます。太陽光はプラスのエネルギーを室内に注いでくれますので、窓のない部屋には絵を飾り、エネルギーをたくさん呼び込みましょう。
その場合はあくまでも窓の代わりとする目的がありますので、モノトーンの絵や寂しいデザインではなく、朝その絵を見た時に元気が出る絵がオススメ。
ポップなカラー、爽やかな風景画など、一日中楽しい気持ちでいられそうな絵を飾りましょう。
絵の傾きは直す
絵の飾り方で注意したいのは、絵が傾いて飾ってある場合です。壁に掛けられた絵画は自然と壁の一部と化してしまい、ずれに気づかないこともよくありますよね。
絵の傾きは家運の傾きに影響するといわれていますので、気になる場合は床と平行になるよう掛け直してくださいね。また絵の傾きは、住人の心を傾けるマイナスエネルギーがあるともされているので、気分が落ち着かない時は壁の絵を確認してみましょう。
ずっと同じ絵は避けよう
とても高級なアートを飾っている家では、宝物のようにずっと定位置に飾ってあるはず。最初は毎日絵をじっくり鑑賞していても、次第と見慣れてきてしまい、そこに絵を飾っていることすら忘れてしまう場合もあるでしょう。
風水で注意したいのは、無関心な絵をずっと飾っておくと悪い気に変わってしまうことなのです。絵はあらゆる題材があり、自然や人物画、乗り物などあらゆる種類がありますよね。
それぞれに植物のような命があり、放置されてしまうとマイナスのパワーに変わってしまうのです。絵画も恋人と同じ。マンネリ化した時は刺激を得るよう、付き合い方を変えてみましょう。
たとえば違う部屋に飾ったり、一時的に違う絵を飾ってみたりすることも、よい刺激になるのでオススメです。
目線に合わせる
絵の飾り方で運気アップさせたい場合は、飾る位置も少しだけ意識してください。低すぎる、高すぎるという悩みがよくありますが、パネルや絵を壁に飾る際は基本的に「目線」に合わせること。
美術館でたとえると、床から150cm前後の位置で展示されているといわれています。この高さはとても鑑賞しやすい位置であるだけでなく、風水でも同様に無理な位置で絵を見ることで、嫌な気を生み出さないようにするため。
いくら名画でも、首が痛くなるほど高い位置では、あまりよい印象は抱きませんよね。ソファーの上に絵を飾る場合など、家具とのバランスを考えてつい高くしてしまうことがあります。絵の飾り方の位置を決める時は、何通りか試してみるとよいでしょう。
玄関の絵で注意したいこと
玄関先に素敵なアートが飾ってある家がよくあります。住人の個性がよくわかり、玄関先を豪華にしてくれますよね。絵画には気を呼び込む力があるとされていますので、とくに家の気の出入り口にある玄関は、飾る絵を慎重に判断してください。
その際に判断材料にしたいのが方角です。北向きの玄関は水の気が強いため、湖や海などの絵がオススメ。南の玄関は木のモチーフの絵画で、たとえば南国のヤシの木などがよいでしょう。
東の玄関は仕事運を高める意味があり、朝日が昇る方角でもあるため、朝日の絵や赤いものがオススメです。そして西は出世運を司るため、広大な風景画、高級感のある油絵などを選んでみてください。
玄関は家の中でも重要な部分なので、暗いイメージにならないよう、ポジティブな印象の絵を飾ること。また電球を変えて、明るい雰囲気作りをすることも方法です。
人物画は注意しよう
絵の飾り方で注意したいのは人物画です。絵を鑑賞するたびに目が合ってしまう作品や、厳しい視線でなんとなく違和感がある空間など。
絵とは思えないほど、そこに人が立っているようなリアルな緊張感も、できれば排除しておきたいですね。人物画は好みが分かれやすいジャンル。
絵から受けるイメージも、人によって違うでしょう。人物画は思考を混乱させるケースもありますので、顔がアップになった個性的な作品よりも、農園の親子など風景の一部に人が描かれているものが安心です。
なんとなく嫌な絵は飾らない
有名な画家の作品でも、なんとなく嫌な気持ちになる絵がありますよね。直感で感じる絵のエネルギーは、運気をかなり大きく左右するものなので、ネガティブな気持ちにさせる絵はマイナスのパワーを持っている可能性があります。
このような絵をずっと飾っておくと、健康や恋愛、金運などにも悪影響があり、運気が乱れてしまうでしょう。悪いことが続くのは、部屋に飾ってある絵の種類が原因かもしれません。
目的に合った種類の絵を選ぶこと
絵には作者の思いが込められ、とても強い気として空間に放出されることがあります。運気を高めるためには、その部屋ごとの目的を考えて選びましょう。
部屋ごとの目的に合わせる
家は一歩足を踏み入れると快適な空間。外の世界と切り離され、すぐにホッとできますよね。家の中はどこにいても快適なはずなのですが、部屋ごとに考えると若干違う目的もあります。
たとえばリビング。家族が集まり、皆でリラックスする場所です。広いスペースなので、心がゆったりしますよね。逆に子供部屋や廊下などは元気になりたい場所、寝室やトイレ、浴室はのんびりと自分のスペースを確保したい場所です。
このように部屋ごとの目的があるので、絵の飾り方を考える場合も空間に合う絵画を選んでください。
なりたい自分に合わせて選ぶ
絵は運気を左右させるアイテムなので、自分の夢や希望に合わせて絵を選ぶことも大切です。金運を高めたいなら水の絵や果物のデッサン、またゴールドや黄色をあしらった作品。
そして恋愛運をアップさせたい時は、ピンク色などの優しい花の絵などがオススメです。ハートのデザイン画が寝室にあると、素敵な異性と出会える可能性が高くなるでしょう。
運気全体を高めたい時は、自然のパワーを強く感じる風景や植物の絵画がよいですね。とくに赤や黄色など、原色を使った絵は躍動感があり、モチベーションが高まりやすいのです。
鬼門に縁起のよい絵を飾る
「鬼門」という言葉を聞くととても悪い印象があり、幸運が逃げてしまいそうですよね。鬼門とは北東に位置するところで、そこから邪気が入るとされています。
すでにお住まいの家の方位を変えるわけにはいきませんので、鬼門が気になる場合は縁起物の絵を飾り、運気を高めていきましょう。
たとえば富士山の絵。スピリチュアルな富士山は自然のよい気を運んでくれて、魔除けの意味もあります。また和風な絵画が好きな人は、吉祥文様で縁起を呼び込むこともオススメです。
たとえば松の木。古代より格式が高く、健康や長寿にメリットが期待できます。亀甲は長寿の意味があり、受験生のお子さんがいる家庭では勝負運が高まる毘沙門亀甲のデザインもよいですね。
まとめ
風水の教えを取り入れた絵の飾り方は、今日からできることもたくさんあるでしょう。絵を見ると気持ちが優しくなるような、素敵な作品を選んでくださいね。