8Sep

はぐらかす人は、心理的に言いたいことを言えない理由が考えられます。たとえば好きな人に告白を迫られても、話をはぐらかしてしまう場面。
素直に気持ちを伝えたいのに、なぜかストップしてしまうケースがあるのです。そこで今回ははぐらかす人の心理と、本音を知るテクニックについてご解説していきましょう。
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はぐらかす人の心理について
話をはぐらかす人は、深層心理に共通することがいくつかあります。無意識にやっている可能性が高く、後で考えると自分の気持ちにハッとする場合もあるでしょう。
恥ずかしい
はぐらかす人は心理的に、自分の気持ちや本当の思いを相手に知られたくないことが考えられます。好きな人に「どう思ってる?」と聞かれても、正直になれない瞬間。
それは恥ずかしくて、全てをさらけ出せないためなのです。恥ずかしがり屋の人は他人にどう自分が見られているか、気にしすぎる傾向があります。そのため自己主張する意欲よりも、周囲の評価をまずは考えてしまうのでしょう。
相手を傷つけたくない
恋人が頑張って編んでくれたセーター。気に入ったかどうか質問されて、彼氏が話をはぐらかす場面があります。それは心理的に相手を庇いたい気持ちがあるためで、本当のことを言うと傷つくことがすでにわかっているのです。
こんな瞬間はよくあり、行き過ぎると嘘つきに思われる場合もあるかもしれません。相手を傷つけたくないのは思いやりのひとつ。しかし本当に大切な人には、言いづらいことでも正直に伝えられるようになりたいですね。
はっきりと断れない
はぐらかす人の心理背景にあるのは、断るのが苦手な性格です。誘われて断ると相手が気を悪くするだろう、嫌われてしまい二度と誘ってくれないだろうなど。
そんな不安があるため、断るべき場面でそれとなく話題を違う方向へ進めてはぐらかしています。もし大切な話題なら、いくらはぐらかしても肝心なところにまた戻ってくるでしょう。そのたびに話題を逸らすと、さらに居心地が悪くなるはずです。
消極的
話しをはぐらかす人は、心理的に周囲の人が強く見えるため、いつも自分が弱い立場になってしまいます。異性なら守ってあげたいタイプで、いつも一緒で不安にさせたくない相手。
消極的なため質問されても本心を伝えられず、周囲のペースに巻き込まれています。そんな自分の存在価値に慣れているので、無理に自己アピールすることもないでしょう。
しかしスポットライトが当たってしまうとどうすればよいかわからず、話しをはぐらかすケースがあります。
理解していない
はぐらかす人は心理的に困惑している状態で、相手の話を理解していない場合や、意味が通じていないことが考えられます。質問の意味がわからない時に相手に聞き返すのは、恥ずかしく感じる場面もありますよね。
そんな時に話をはぐからし、相手の反応を待っているのです。たとえば早口の上司。仕事の依頼を受けても内容がよく聞き取れず、はぐらかすことがあるでしょう。
「そういえば昨日提出したレポートなんですが…」と、全く違う話題でいったん逸れて、相手の次の発言に期待しています。
マイペース
はぐらかす人は心理的に考えられることだけでなく、マイペースな性格が関係している場合もあります。たとえば興味のない話題を振られた時に、他の話がしたいのではぐらかして違う話題をする場合。
このタイプは協調性があまりなくマイペースなので、会話の流れを掴むのが難しいでしょう。いきなり思いついた話題を始めるので、それまでの話とのつながりが全くわからず、一方的に終わってしまうケースもあるでしょう。
脈なしの人がやること
はぐらかすのは、恋愛関係でもよくあります。いつもはぐらかして相手と距離を置きたがる人は、次のような態度が目立つでしょう。
誘った時の反応
脈なしの人は誤解されないよう、話をはぐらかすのが上手です。よい方法に解釈することもできますが、一番わかりやすいのは誘った時の反応。
「今度食事しませんか?」「時間が合う時に行きましょう」など、やる気のなさを感じるのは脈なしのサインかもしれません。好きな人からの誘いや自分がやりたいことなら、具体的な日時を決めてすぐ約束するはずです。
二人きりになりたがらない
嫌いな人や勘違いされている人に、はっきりとした態度で示すのは可哀想に感じます。そんな脈なしの人は相手をかわすため、二人きりにならないよう上手くタイミングを考えています。
職場の人なら人目のつきにくい台所など、二人だけになると急に用事を思い出したようにその場を離れるでしょう。会話だけでなく態度でも相手をはぐらかすのは、興味を持っていないサイン。もしくは好き避けの可能性も若干あるでしょう。
素っ気ない
気になる人の態度は、今後の付き合い方にも影響を与えるので、とても気になってしまいます。素っ気ない態度やメッセージは、正直に相手に気持ちを伝えたいけれどできないサイン。
なんとか勘づいてほしいと願っているため、本人はわかりやすく冷たい態度になるケースもあるでしょう。大勢の前ではとくにそんな態度が目立ち、急にその場から立ち去る場合もあるはずです。
恋愛の話を避ける
脈なしの人は誤解されないように、恋愛の話になるとはぐらかす心理があります。好きな人なら絶対話題にしたいジャンルですが、苦手な相手ならまず避けたい話ですよね。
「好きな人いるの?」と質問されても「仕事が忙しくて恋愛どころじゃない」と、やんわりと気持ちをアピールしています。
本音を引き出す方法について
話をはぐらかす人と真剣な話をするのは大変です。相手の心理背景を考慮して、上手に本心で語るためには、次のコツを意識してみましょう。
リラックスできる空間を作る
本音で語らない人は不安や緊張感があるため、リラックスした空間で会話するのがコツです。仕事の合間など、他に集中することがあると自分の気持ちを冷静に考えることができません。
たとえばお酒が好きな人なら静かなバーで話をしたり、アウトドアが好きなら公園で会話したり、自然と落ち着ける場所を探してみましょう。
はっきりと質問する
話をはぐらかすのは、質問の意味や真意をきちんと理解していないことも考えられますので、何か聞きたいことがある場合はストレートに質問しましょう。
誤解される話し方だと、答えるべきか聞き流すべきか、相手も困惑しているはず。本音が知りたいなら、自分も本音で話すべきかもしれません。
答えを求められる話し方は、プレッシャーを感じるものの、一度乗り越えるとなんでも言いやすい関係になるはずです。
話をじっくりと聞く
はぐらかさないで本心で語ってもらうためには、相手に話す側になってもらいましょう。聞き役に徹すると、次第となんでも話せる雰囲気になるので、タイミングよく肝心なことを質問してください。
たとえばプロポーズしてほしい恋人なら、恋愛の話からスタートして将来の夢を語ってもらい「いつ結婚したいの?」と肝心な話題にシフトして、ぽろっと正直な意見を言ってもらうのです。
相手の思いや考え方が見えてくると、話しをはぐらかす理由もなんとなく理解できるでしょう。
まとめ
話しをはぐらかす人は、とても繊細な部分があるのかもしれません。思ったことを面と向かって伝えるのは勇気が要りますし、ある意味強さを持った人しかできないことでもあるでしょう。
本音で語る関係は一日で築けるものではありませんが、相手に心を開いてもらう前にまずは自分から近寄るのも必要ですね。
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