21Mar
風水と聞くとお財布やインテリアの改善などが話題になりますが、食事も開運に関係していると知っていましたか。人間にとって食べることは、生きるために欠かせないもの。
健康を意識した食生活だけでなく、これからは風水の教えを取り入れて、開運を意識した食習慣を始めてみませんか。では今回は、運気の観点から考える風水の食事習慣について、詳しくご紹介していきましょう。
風水でよいとされる食事習慣の心がけ
一日三食、毎日何気なく食事をしていますが、風水では食事が開運の鍵を握っているといわれています。当たり前になっている食事。今日から意識したい風水の教えをご紹介しますので、ぜひ実践してください。
食べ物で気を補う
食事は空腹をしのぐだけでなく栄養補給や癒し、空腹感の解消などあらゆるメリットをもたらしてくれる可能性があります。風水では食べ物で「気」を補うと考えられ、運気を上げるための手法として大切にされています。
世の中に存在するものは、5行と呼ばれるエレメントの「金・水・土・木・火」に分類されます。食べ物はそれぞれに当てはまるエネルギーがありますので、上手く食生活に取り入れて気のバランスを整えるのが目的です。
食材に感謝する
世の中には、その日の食べ物すら手に入らない生活をしている人もいます。元気に食事ができるのはとてもありがたいことで、食材は命を支えてくれる大切な存在です。
野菜や果物、肉類など、もともとは別の命として生きていたものを人間が食べるわけですから、元気をもらい新たなエネルギーを発生させ、循環させていきたいですね。
当たり前に食事するのでなく、これからは美味しい食材に感謝し「いただきます」ときちんと手を合わせて食べましょう。
楽しく食事する
恋人と喧嘩したまま一言も話さず、レストランで食事をした経験は多くの人があるでしょう。食事は食べる環境も風水で大切に考えられ、運気をアップするためには楽しい環境が必要です。
感謝のエネルギーを食べ物と一緒に体に取り込む際に、笑顔で食べたほうがさらにプラスのエネルギーに変換されます。怒ったり泣いたり、暗い顔をして食事していても味がわからないだけでなく、食べること自体の価値がわからなくなります。
食事する時の感情は運勢を左右するため、マイナスの気を引き寄せないように楽しく食べるように意識しましょう。また食事中の話題は、なるべく楽しく明るいものにしてくださいね。
素材を味わう
風水でよいとされる食事習慣は、素材を味わうことです。どのような食べ物にもそのもの自体の味があり、旬の野菜や果物はその時期しか堪能できない美味しさがあります。
最近は手軽に食べられる食品が増え、調味料をたくさん使用した加工食品などを美味しいと感じる人も増えています。野菜なら甘みや苦みなどそれぞれの特徴を知り、美味しさを引き立てる料理方法を意識するのも大切です。
風水でも食生活の改善が大切だといわれるように、健康を維持するためには素材を活かす食生活が欠かせません。
開運効果の期待できる食べ物について
食習慣は繰り返しで、同じメニューや同じ材料が続く場合がよくありますよね。もし風水でよいといわれる食べ物があったら、ぜひ食べてみたいという人も多いはず。
そこで開運効果の期待できる食べ物についてご紹介しますので、最近よい出来事がないと悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
ご飯で開運しよう
お米は日本の食事に欠かせない主食。近年食習慣の欧米化が進み、パスタやパンも日常的に食されています。洋食が増える中、お米の大切さが改めて話題になることが増えています。
お米は大地に芽吹く食べ物で、さんさんと太陽の力を吸収しています。風水的には自然のエネルギーをたっぷりと溜め込んでいるとされるお米は、邪気を取り払う作用が期待できます。
強いパワーを持つお米を習慣的に食べると、仕事運や金運にもメリットがあるかもしれません。
果物が持つパワーを吸収しよう
果物はビタミンが豊富な食べ物で、女性にとっては美容のエネルギーを補給できる可能性がある食べ物。果物は「実る」ということから、恋愛運を高める意味がありますので、恋人が欲しい人や良縁を望む人は美味しい果物を積極的に食べるとよいですね。
とくに桃は安心感や癒しを与える作用が期待できますので、家族円満や恋人と幸せになりたい時にもよいかもしれません。また果物は消化機能をアップしたり、疲労回復や眼精疲労を解消したりする作用も期待できます。
体を整える働きが高い可能性があるので、なんとなくやる気が出ない時にもよいでしょう。
金運がアップする食べ物は?
風水の食事習慣で運気を高めたい人の中には、金運が気になっている人も多いもの。頑張って働いてもなぜか出費がかさむのは、金運が低迷しているからかもしれません。
そんな時は辛いもの、白いもの、丸いものが金運を高める作用があるといわれています。食べ物としてはしょうが、からし、コショウ、ゆでたまごなど。
中でも「にんにく」は金運が上昇する全ての要素が含まれた食べ物といわれ、滋養強壮にもよい可能性があることから、エネルギーを与える強い波動を持っています。餃子やラーメンなど、疲れた時はにんにくを意識してみましょう。
大鍋料理で身体を元気にしよう
鉄板焼きや大鍋料理、仲間とワイワイ作るお好み焼きやもんじゃ焼きは、健康運がアップする食べ物です。大鍋料理のように集まって食べる料理は、人々のエネルギーが集結しパワーがたっぷりと吸収できます。
力士がちゃんこ鍋を食べるように、色々なものが一度に食せる料理は、元気をつけたい時にもよいでしょう。たとえば炊き出し、イベントでの料理など季節ごとのお祭りなどで提供される料理も、ぜひ運気アップとしてお召し上がりください。
お酒で対人関係アップ
飲みすぎには注意しなければなりませんが、料理と一緒に適度にお酒を飲むのは、対人関係がよくなるといわれています。職場の人間関係が上手くいかない時、人付き合いが面倒に感じる場合などは小量でよいのでお酒を取り入れてください。
日本酒は昔から愛されてきたお酒。人間関係を円滑にするエネルギーを与えてくれるといわれています。お清めとしてお酒を使うケースもありますので、邪気を避けながらよい人付き合いができるようになります。お酒が飲めない人は、料理に少しだけ入れるとよいかもしれません。
肉類で仕事運アップ
魚がメインだった日本の食文化。最近では魚嫌いが問題になり、逆に肉類がメインになりつつあります。動物性たんぱく質は、筋肉を作る栄養素の可能性も。
肉だけでは栄養バランスはとれませんが、あえて肉を避けてしまうのは風水の食事では仕事運に影響を与えてしまいます。肉は労働力のもとになるもの。
そのため仕事運を高める効果が期待できる食べ物です。結果的に仕事が上手くいけば、収入アップして金運につながるでしょう。
まとめ
風水は食事からも、あらゆる運気を高めるのが可能です。食べるということは命の源なので、あらゆる意味を考えて楽しみながら、感謝の気持ちと一緒に食習慣を続けましょう。
好き嫌いが激しい人は、運気が低迷しやすい可能性があります。どのような食事も、提供されたものはありがたく残さず食べるように意識すると、よい出来事が起こるかもしれません。
そして自然の強い気を持つ旬の食べ物も、上手く取り入れて大地の力を吸収してくださいね。