29Jul
優しくされたい心理は、何がきっかけとなって働くのでしょうか。他人から冷たい態度で接してもらうよりも、優しく丁寧な態度のほうがやはり嬉しいですよね。
しかし場合によっては、特定の人を対象にして、もっと優しくされたいと思うことが稀にあります。そんな時に気になるのが、恋愛感情との関係。
そこで今回は、優しくされたい心理と恋の始まりについて、詳しくお伝えしていきましょう。
優しくされたい心理について
優しくされたいという願望は、心理的に関係することがいくつかあるようです。まずは考えられる理由から見ていきましょう。
好意を知りたい
優しくされたい心理は、相手が自分にどれほど好意を抱いているか知りたい思いがあるためです。そんな相手とは仕事の仲間、友人、好きな人など、今後もよい関係を続けたいことが共通しているでしょう。
とくに気になる異性については、自分への気持ちを知りたいため、優しくされたい心理が働くことがよくあります。苦手に感じる人が自分のことをどう見ているかはあまり気になりませんが、興味のある人にはよく思われたいですよね。
そんな時に、優しさの度合いで相手の気持ちを判断したい気持ちが湧いてくるのです。
存在に気づいてほしい
困っている時に誰も手を貸してくれないと、自分の存在感が薄いように感じてショックを受けませんか。優しくされたい心理は、周囲に自分の存在を知ってほしい願望があるため。
さらに特定の相手がターゲットになっている場合は、もっと自分を意識して特別な関係になりたいと願っている可能性もあります。存在感のある人は、何をしていても周りが注目してくれるでしょう。
逆に存在感が薄い人は、自分から目立つようにアプローチしないと気づいてもらえないこともあるかもしれません。そんな温度差を感じると、誰かに優しくされたくなるのです。
とても辛い状況にいる
「大丈夫?」「手伝おうか?」など、自分に優しく声をかけてくれる人が欲しい、そんな気持ちになるのは、現在とても辛い状況に置かれていると考えられます。
仕事が大変、恋人と別れたばかりなど、心に傷を負っているため、誰かに優しく守ってもらいたい願望があるのでしょう。人によってははっきりと感情表現できることもあるので、今の気持ちが手にとるようにわかる場合もあります。
しかし我慢している人は、今どのような思いでいるかを周りが判断できないので、気持ちを逆なでしてしまうことも。そんな時に、そっと優しく扱ってほしいと思うのでしょう。
恋愛感情がある
優しくされたい心理とは、相手に恋愛感情があるためです。優しさは誰に対してもアピールできることですが、好きな人はまず優先されて特別扱いされるでしょう。
そんな立場にいたい時は、相手の優しさを100%実感したくなり、いつも行動や相手の発言などに敏感になっています。好きな人から自分が特別扱いされる時はとても幸福。
たとえ両想いでなくても、それだけで気持ちが満たされることもあるでしょう。優しくされたい相手とは、恋愛の始まりといえるのかもしれません。
誰かに癒されたい
心が満たされない時、他人の優しさは癒し効果が高く期待され、仲間と自分がつながっていることで安心できます。寂しがり屋の人や甘えん坊の人は、いつも誰かのそばにいたい願望がありますので、そんな気持ちが強くなると他人の優しさを強く求めることもあります。
このタイプは些細なことでも心が温まるので、LINEをすぐに返信してくれた友人に感謝するなど、癒され方もきちんと知っている人です。
恋愛感情を判断する方法について
優しくされると相手を好きになるという恋のカラクリは、よいことをされると同じくお返ししたくなる人間の心理作用が関係しています。
優しくされたいと思うのは、心のどこかで相手を好きになりたい心理があるからかもしれません。ではそんな時に、恋愛感情があるかどうかを判断する方法をご説明しましょう。
焼きもちを焼いてしまう
優しくされたい心理は恋の始まりになることがありますが、それだけではまだ自分の心に確信が持てません。そんな時は、相手に焼きもちを焼くことがあるかを考えてみましょう。
他の人と仲良くしているところを見て悔しい気持ちになるか、恋人がいるかどうか気になるかなど。焼きもちは好きな人に対して感じる感情なので、恋なのか判断できない時によい材料になるはずです。
緊張する
好きという気持ちは、恋愛以外にも趣味や嗜好、友人、家族、動物など、あらゆるものに向けられる気持ち。恋愛感情がある人に対しては、自分をよく思われたいために過剰な緊張感を抱くはずです。
目を合わせて話ができない、メッセージの内容を何度もチェックしてから送信するなど、友人に向けられた「好き」という感情とは遥かに違うレベルがあります。なぜドキドキするのかわからない人は、もしかすると恋の始まりなのかもしれません。
メッセージを頻繁にチェックしてしまう
気づくとすぐにメッセージやSNSをチェックしてしまうのは、相手に恋愛感情があるためで、行動が常に気になっているのです。自分が相手にとってどのような存在になっているか慎重になるため、あらゆるところから情報収集したくなります。LINEの返信がこないと、嫌われているのかと急に不安になることもあるでしょう。
いつも相手のことを考えている
好きなのか、それとも気になるだけなのか、そんなモヤモヤした気持ちがずっと続くと辛くなります。恋の始まりはなかなか自覚できないもので、自然と気持ちが強くなりいつも相手のことを考えるように。
何をしていても好きな人を目で追い、ずっと頭の中から離れない状態は恋をしているサインです。最初は考えているだけでも満足していますが、次第に自分のものにしたい願望も強くなり、相手の行動で一喜一憂してしまいます。
優しくされる人になるためには?
好きな人にもっと優しくされたいと思ったら、次のことを意識してみましょう。
笑顔が素敵な人になる
明るい表情は、他人にポジティブにアピールする好都合な手段です。笑顔は周囲を明るい気持ちにさせてくれて、気軽に話しかけられる雰囲気を作り出します。
好きな人にアプローチしたいけれどできないという時は、笑顔を意識してみましょう。にっこり挨拶して笑顔で話を聞いてあげるだけでも、相手には素敵な印象が伝わるはずです。
素直になる
優しくしてもらいたい時に強がってしまったら、他人には気持ちが通じません。好きな人に優しくしてもらう時も同様で、自分に素直になることが大切。
思っていることは素直に伝え、わかりやすい人になることが大切です。しかし感情的になりすぎると扱いが難しい存在になるので、マナーをわきまえた自己表現を意識してみましょう。
自分から優しくする
優しくされると優しくしてあげたくなる人間心理は、恋愛にも活用できるテクニックです。好きな人に優しくされたいと思ったら、まず自分から相手に優しく接すること。
困っている時に声をかけてあげたり、プレゼントしてあげたりするのもオススメですね。優しさはどのようなところで相手が感じ取ってくれるかわかりませんので、常に相手の目線で物ごとを考える習慣も身につけておきましょう。
まとめ
優しくされたい心理は恋の予感、両想いになりたい気持ちの表れ。普段から誰に対しても優しく接する心がけは、次第に魅力として反映されるはずです。
成就させたい恋は、まず自分の気持ちをしっかり自覚し、自信を持って相手に優しくすることが最初のステップ。些細な瞬間に気持ちが通い合うかもしれません。