12Mar
プロポーズの時は花言葉と一緒に、素敵な花束をもらうのが女性の夢。男性がひざまずき指輪と花束を渡す場面は、まるで映画のようですね。
プロポーズされる場面は、人生の中でも大きなイベントのひとつで、将来に向けた期待感や幸福感でいっぱいです。そんな大切な瞬間は素敵な花言葉があると、さらに意味も深くなるでしょう。
では今回はプロポーズによい花言葉について、詳しくご説明していきますね。女性が一生忘れない素敵な演出には、優しい花の存在は欠かせません。
プロポーズに適したオススメの花言葉
告白したい相手、結婚したい人など。男性が勇気を出して女性にプロポーズする時に、効果的な演出になるのが花束です。
種類が色々とあるので、どれがよいのかわからず選ぶのが大変ですが、特別な場面では花言葉を意識して選ぶとよいですね。ではオススメのプロポーズの花言葉をご紹介しましょう。
マーガレット
可憐な花が特徴のマーガレット。プロポーズの花言葉としてオススメなのが「信頼」「恋占い」「真実の愛」です。マーガレットは真珠という意味を持つ、ギリシア語のマルガリーテスが由来だといわれています。
恋占いという花言葉があるのは、花びらを一枚ごと散らしながら「好き、嫌い、好き…」と占いで使われるため。ギリシア神話では、女性の守護神のアルテミスに捧げる花であったことから、真実の愛を男性が贈る際に女性に喜ばれるようになりました。
マーガレットは、誕生花としても使われるケースがありますので、プロポーズする相手のバースデーに合わせるのもオススメです。
ガーベラ
ガーベラは色がたくさんあり、それぞれに違う花言葉あります。プロポーズの花言葉としてオススメなのは、ピンクの「崇高美」。女性が好きな優しいピンク色で、好きな人への愛を伝える素敵な印象があります。
他にも赤は「神秘」、白は「希望」「律儀」といった花言葉もあり、渡す人の魅力をそのまま花に託すのも素敵ですね。ガーベラは常に前進するという花言葉がありますので、明るい色で将来を楽しくしてくれるでしょう。
そもそもガーベラは南アフリカで発見され、大正初期に日本に渡来しました。素敵な花の姿から当時は花車、花千本槍とも呼ばれたことがあります。
朝顔
朝に花を咲かせて夕方になるとしぼむ「朝の美人の顔」と呼ばれる朝顔は、夏を代表する花のひとつです。花言葉は「結束」「愛情」、白い朝顔は「固い絆」「あふれる喜び」、青は「儚い夢」。ピンク色や紫色、複色など品種が多いのも特徴です。
朝顔は7月~9月が開花時期なので、夏にプロポーズしたい場合にオススメです。小さな鉢植えなど、告白する際に綺麗にラッピングしておけば、受け取る女性はとても感動するはずです。
イカリソウ
「君を離さない」という花言葉を持つイカリソウは、船のイカリに似た細長く四方に伸びる花姿が特徴です。英語では司教の帽子と呼ばれる場合もあり、独特な魅力を持った花だといえるでしょう。
船をイメージするため「旅立ち」という花言葉もあります。君を離さないという意味は、船を一定の場所に固定するイカリにちなんだもの。
一生共に過ごしてほしいという気持ちを、女性に伝える際にオススメです。イカリソウには冬でも葉が枯れないトキワイカリソウや、淡い魅惑的な紫色の種類などもあります。
ユリ
大きな花が特徴のユリは、ラッパのように豪快なサイズの花を咲かせ、発表会などのイベント向けの贈り物として人気があります。
花言葉は「威厳」「無垢」「純潔」など、素敵な女性に合わせてプロポーズしたい場合にオススメです。ユリはたった一輪でも存在感がありますので、インパクトを残して告白したい場面にもよいでしょう。
女性の美しさを表す言葉でもユリが使われますので、男性の気持ちを伝える際にはよい思い出になるはずです。
定番のバラをプロポーズで使う場合の注意ポイント
素敵な男性が、バラの花束を女性に渡す場面。デートやプロポーズで、こんな風に愛を告白されたいと思う女性は多いですよね。バラは愛の象徴。花言葉を知り、プロポーズで上手に演出するコツをご紹介しましょう。
バラの花言葉について
バラの花言葉は、本数によって違うと知らない人もいるかもしれません。「結婚してください」という花言葉は108本のバラ。大きな花束を持ってひざまずく男性の姿は、実は意味があったのです。
しかしバラは本数が多いほど、愛情が深いというわけではありません。受け取った女性が誤解しないためにも、本数ごとの花言葉の意味を理解しておきましょう。
まず1本は「あなたしかいない」、3本は「愛しています」、10本は「あなたは完璧です」、99本は「ずっと一緒にいよう」、100本は「100%の愛」、999本は「何度生まれ変わってもあなたを愛しています」。
バラは情熱的な花なので、恋愛に関する贈り物の際にはよく選ばれています。花の女王ともいわれるバラは、一生大切にしたい女性に向けて、間違いなく愛情表現として伝わるでしょう。
色ごとの花言葉
真っ赤なバラの花束は、男性から女性に贈る定番ですが、バラは赤以外にもさまざまな色があり花言葉も異なります。真っ赤なバラは「内気」「恋焦がれています」という花言葉がありますので、シャイな女性によいかもしれません。
またプロポーズによい花言葉を持つ色は、青のバラで「神の祝福」「夢が叶う」「喝采」という意味があります。可愛らしい魅力があるピンク色のバラは「恋の誓い」「美しい少女」「感謝」「上品」という意味がありますので、女性の雰囲気に合わせて選ぶと素敵ですね。
注意したいバラ
バラはどれも前向きな花言葉が多いのですが、中には注意したいタイプもあります。黄色のバラは「愛情の薄らぎ」「嫉妬」、赤に白斑点は「争い」などの意味がありますので、バラの中にもネガティブな意味を持つタイプがあると理解しておきましょう。
また本数でも13本のバラは「永遠の友情」という花言葉がありますので、ずっと友人のままで…という意味に受け取られてしまいます。
他にも謝罪する意味がある15本、絶望的な愛を示す17本など、大切な場面は本数も事前に調べておくと安心ですね。
バラの状態で異なる花言葉
バラの咲き方によって花言葉の意味が違うのは、知らない人も多いでしょう。豪快な満開のバラは「私は人妻」という意味があるので、プロポーズする際には注意したほうがよいかもしれません。
白の枯れたバラは「生涯を誓う」、とげのないバラは「友情」「誠意」という花言葉。赤のしおれたバラは「はかない」という花言葉があります。
バラは部位によっても異なる花言葉があり、とげは「不幸中の幸い」、つぼみは「愛の告白」です。あらゆる要素を考えてどの色で本数をどうするか、困った時はフラワーショップの店員さんに質問してみるとよいですね。
女性の好みに合わせて選ぶ
バラは花言葉やまつわる伝説がとても多いのが特徴なので、自分の気持ちを的確に示すのは難しいと感じる場合もあるかもしれません。そんな時は女性のイメージに合わせたり、好みを考えてバラの花束を用意したりしましょう。
まとめ
プロポーズの花言葉は色々とありますので、喜んでもらえる花を選び真摯な態度で告白するのが何よりも大切ですね。花言葉だけにこだわってしまうと、判断できない場合もあるので、季節の花やコスト、プロポーズする場面などもよく考えて、最高の演出を計画するようにしてください。