10Feb
包み塩は厄を払い、開運のお手伝いをしてくれる作用があるといわれています。塩は盛り塩やお清めの塩でよく使うことがあるものなので、効果や使い方などを理解しておくとメリットがあるかもしれません。
そこで今回は、包み塩の気になる効果や包み方など、今からすぐにできる方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
包み塩の意味と効果について
塩は料理で欠かせない調味料ということは、多くの人がすでにご存知ですよね。でも塩には特別な意味があり、スピリチュアルな使い方もできます。
包み塩は普段から携帯できるようにコンパクトに包んだもの。いつも持っていると、次のような効果が得られるとされています。
包み塩とは何か?
塩は邪気を払うもので、お葬式の帰りに家に入る前に、お清めの塩をかける風習が日本にはあります。塩はその場を清浄する働きがあり、風水ではお馴染みのアイテムといってもよいでしょう。
包み塩は紙に塩を包んだもので、カバンや洋服のポケットなどに入れて使います。なんとなく運気が停滞していると感じる時や、悪いことが続く場合は、幸運を引き寄せるために邪気を取り払うことが大切。包み塩は手軽にできる厄除けの手法のひとつで、お守りとして携帯できます。
悪いエネルギーを浄化する
毎日生活している中で、人間はあらゆるエネルギーを吸収していますので、マイナスエネルギーが強くなると運勢にも悪影響があります。
包み塩を持ち歩くと、エネルギーの浄化効果が期待できるでしょう。目に見えないエネルギーは、自分の意識ではコントロールできないところで溜まってきますので、浄化する際に特別な力が必要になる場合も。
包み塩はマイナスエネルギーの浄化を助けてくれるので、自浄作用が低下している時にも助かる存在かもしれません。
周囲に流されない
感情のバランスを整えるのが困難に感じる場面は、誰にでもあるといえます。意識して平和な生活を続けていても、自分の意識の外から影響を受けてしまうのです。
包み塩を持っていると、周囲の状況に影響されず感情のバランスを保てる可能性も。イライラが収まらないのは、自分でコントロールできない陰の力があるからなのです。
そんな時、包み塩はバランスを乱す要因を取り除いてくれますので、人間関係が平穏になることも期待できるでしょう。
妬みや恨みなどがなくなる
塩は厄除けとして悪いエネルギーを取り除く働きがあるので、負の感情を軽減させる効果も期待できます。妬みや恨みなどの気持ちは持たないように努力しても、どうしても他人のほうがよく見えてしまうことがありますよね。
このような負の感情は、自然と自分に邪気を引き寄せる原因になっています。包み塩があると、恨みや妬みの原因をなくしてくれることもあるため、他人から負の感情を抱かれることも少なくなるでしょう。
塩の選び方と持ち方について
包み塩で効果を最大限に引き出すためには、塩の種類も注意したいポイントになります。では包み塩の包み方や塩の種類について、詳しくご説明していきましょう。
オススメの塩について
包み塩で使う塩は、粗塩や天然塩がオススメです。シーズニング塩のようにスパイスが混ざったものや、加工されたものは避けましょう。
また神社仏閣でも清め塩を手に入れることが可能なので、事前に確認しておくと安心ですね。社務所で清め塩を販売している場合もありますが、もし分けていただく場合には必ず社務所に挨拶してからお願いしてください。他にも包み塩は、神社の塩などを販売するサイトで購入することもできます。
塩の包み方について
包み塩をつくる場合は紙を使いますので、お清め効果が高くなるように和紙や白い紙を使ってください。ラッピングペーパーのような派手な紙だと、魔除けの効力が少なくなる可能性があるので注意しましょう。
また包み塩専用の紙がネットで販売されていますので、塩とセットで購入することもオススメです。包み塩で使うのは、約10g程度の塩。この量は偶然にも、健康な成人が一日に摂取する量と同じくらいとされています。
紙は四角形にカットして、三角形にずらして折り畳みましょう。三角形の両端から内側に折り畳み、家のような形にします。紙の間に塩を入れたら上の部分を折り込み、閉じるようにして包み込んでください。
包み方の細かいルールはありませんが、携帯している途中で中から塩がこぼれないよう、しっかり包んでおきましょう。和紙は通気性がよく、塩がエネルギーを吸収しやすくなります。薄い和紙なら、2枚重ねて使っても大丈夫でしょう。
小瓶などに入れる方法
包み塩は紙で折り込んで使う以外にも、適したケースを使うことも方法です。ただし密閉度が少ないものだとこぼれてしまう可能性がありますので、その場合は千代紙や和紙などで包んでから入れておきましょう。
また室内に置く場合は、デスクの中に塩を入れて置く場合は、ガラスの小瓶を使うことも方法です。
塩の浄化方法について
包み塩は購入した天然塩をそのまま使ってもよいのですが、使用前に厄除けや魔除けの効果を高めるために浄化させておくこともコツです。
まずは月の光を使う方法で、満月の日に天然塩を透明の小瓶やお皿に入れて外に置きます。この塩は満月の翌日から使用が可能です。
次の方法は、太陽のエネルギーで使い包み塩を作る方法。塩を少量ティッシュに乗せて日が当たるところで天日干し、冬は10分、真夏なら3分ほど放置すれば完成です。
もうひとつはネイティブアメリカンも、昔から行うセージでいぶす浄化方法です。塩をティッシュにひとつまみ置いて、その下からセージを燃やし、煙をあててください。終わったらティッシュごと塩を持ち歩いてください。
風水で塩を使う開運方法
包み塩だけでなく、風水では他の使い方で塩の効力を得ることもできます。気になることがある場合は、次の方法もプラスしてみましょう。
塩水を飲む
邪気は体内にも蓄積される可能性がありますので、体調が不安定な時は包み塩で使う塩を溶かした水を飲んでもよいかもしれません。その際は必ず「ありがとうございます」と感謝の念の込めて飲むこと。塩を飲むと言葉の力も高まり、コミュニケーションで失敗することが少なくなります。
塩のお湯をかぶる
お風呂に入る前に洗面器にお湯を入れ、塩をひとつまみ溶かしましょう。このお湯を頭からかぶると、体についた邪気を浄化することができます。肩や頭に塩をのせてから、シャワーで流す方法もよいですね。
盛り塩をする
家全体のお守りをしたい時などは、玄関先の盛り塩も方法です。必ず天然塩を使い、三角錐になるように塩を盛っておきましょう。綺麗な三角錐にこだわる人は、100均の盛り塩のキットもオススメです。
包み塩を処分する方法
運気が安定して包み塩が必要なくなった時や、困った時に助けてもらった後は、正しい方法で包み塩を処分してください。簡単なのは水に流す方法で、塩が吸収した邪気などを水に流して終わりにすることができます。
他にも包み塩を紙ごと土に埋めて返す方法や、神社仏閣に返納することもオススメです。どのような場合でも、守ってくれたことに対して必ず感謝して、心を込めてお返ししてくださいね。
まとめ
包み塩を持っていると、見えない力で守られている安心感が湧いてくるはずです。お財布に入れれば金運、デスクに入れたら仕事運アップなど、開運を妨げるものをブロックしたい時には、あらゆるシーンで包み塩が活躍してくれるでしょう。簡単に自分で作れるので、厄除けのお守りにしてみませんか。