17Dec
10秒ワークのやり方についてご解説しましょう。人生が思い通りに上手くいく人が、無意識にやっているという10秒ワーク。自己啓発はビジネスだけでなく、自分らしく生きていくうえでとても大切です。
なんとなく人生が軌道に乗っていないと感じる時はよくありますよね。そんな時に無理な努力をしても、よい変化は訪れないものなのです。
そこで今回は、自分の幸福度を高めるためにマスターしたい新習慣、10秒ワークのやり方についてご説明しましょう。
10秒ワークから得られるものについて
最近注目されている10秒ワーク。このやり方に興味を持つ人が増えています。では10秒ワークとは何か、基本的な情報からまずは見ていきましょう。
10秒ワークについて
10秒ワークのやり方を学ぶ前に、まずはどのようなものなのか、簡単にご説明します。10秒ワークとは、人生を劇的に変えるための習慣で、基本的には未来の自分が過去の自分にアドバイスして幸福になるステップです。
人生をよりよく変えていくための意識改革ともいえるでしょう。長時間の瞑想などとは違い、10秒ワークはその名の通りたった「10秒間」の習慣。
簡単で驚くことではありますが、なんでもコツコツと続けると必ずメリットをもたらしてくれるのです。
自己肯定感を高める
10秒ワークのやり方をマスターすると、自分が次のレベルに到達し「自己肯定感」が高まるといわれています。もちろん効果には個人差がありますので、即効性よりもまずは継続を意識してみましょう。
10秒ワークを続けると自分自身への信頼感が増し、周囲からの影響を受けにくくなります。他人の視線や評価ばかりが気になってストレスになっている人は、もっと自己肯定感を高めることが必要かもしれません。
たとえ今現在の自分に満足していても、さらに高めるためには10秒ワークが必要なのです。本当にやりたいことを見つけたいと悩む人、好奇心旺盛になりたいと思う時などは、未開発の自分を知るチャンスを与えてくれます。
前進する自分がわかる
10秒ワークを続けると、今までとは違う高い視点から自分を見るようになります。本当に感じていることや感情などを、客観的に明確にするのが10秒ワークの特徴。
今よりももっと長いスパンで自分を見ると、着実に前進しているとわかるのです。しかしほとんどの人は、自分自身を劇的に変えようと短期間での変化を望みますよね。
たとえば仕事で失敗した時に、すぐにできる人になりたいと思う、恋人と別れた後に早く気持ちを入れ替えたいと思うなど。このような焦りは実は自分が作り出しているもので、次の一歩が踏み出せない状態なのです。
10秒ワークは、過去のマイナスを受け入れて前進することといえるでしょう。それにより自己肯定感をさらに高めていく考えがあります。
自分の本音に気づく
言いたくても我慢することは毎日ありますよね。心の中を全てさらけ出したいと思うのは多くの人の理想ですが、世の中はそういうわけにはいかないもの。
10秒ワークは過去の自分へメッセージを送る習慣で、その時に感じていることや思っていることに気づくのが最初のステップです。そのため繰り返し10秒ワークを続けると、常に自分の感情や思考に注意を向ける習慣が出来上がります。
他人の意見を優先していた自分。今まで本音が言えなかったのはなぜか、きっと理由が見えてくるでしょう。自分を基準にして物ごとを考えられない人は、必然的に本音に気づかないようどこかで無理をしています。常に自分の内面を知るのは、徐々に本来の自分につながる感覚へと変わっていくのです。
10秒ワークのやり方とコツについて
では10秒ワークのやり方についてご説明しましょう。特別なルールはありませんので、毎日10秒間、自分に意識を向ける習慣を始めてみてくださいね。
10秒ワークのやり方基礎
10秒ワークは過去の自分へ未来の自分から、言葉としてメッセージを送る習慣です。人生を変えていくための手段なので、変えようとする意識がまず大切になります。
では10秒ワークのやり方ですが、過去の自分に教える内容を明確にすること。簡単に説明すると、物ごとを体験した後に得た感情や情報を、過去の自分に申し送りする流れです。
たとえば職場にいる苦手な先輩のこと。「○○さんと口論になったけど、考え方は少し納得できた」「上司に注意されてイライラしたのは、自分が感情的になりすぎたから」といった内容です。これらの気持ちを言葉にして伝えるだけで、はっきりと自分の本音に存在感を持たせられます。
夜の自分から朝の自分へ伝言する
10秒ワークのやり方で大切なポイントは、習慣化することなのです。昨日忘れたから、今日は30秒ワークにしようとばらつきがあるやり方は、あまりオススメではありません。
最初は慣れないので、習慣的に続けるのは難しいかもしれませんが、そんな時によいのが「夜の自分」から「朝の自分」にメッセージを送るサイクル。
夜ベッドの中で一日を振り返ってみましょう。よい出来事や悪い出来事など、その日にあったことをメッセージにするだけでも充分です。
なぜなら一日を振り返り、「よい」「悪い」という判断ができるからなのです。10秒ワークは無意識のうちに続ける、自分の悪い習慣を知るためにも大切で、一日の流れで気づく落とし穴のようなものが見えてくるはず。
「メッセージを送ったのにすぐ返事がこなくて頭にきた」など、上手くいかない前提を覆すために自分へ伝言するのです。
自分にメッセージを送ることとは
10秒ワークには細かいやり方やルールはありませんので、ざっくりしていてやっている実感が掴めないかもしれません。そんな時は物理的にわかるように、1日1回自分にメッセージを送ってみましょう。
未来から過去へ、時空の土台を作るような意識です。くれぐれもダメ出しするのではなく、失敗も成功もそこから得たものを過去の自分に伝えてください。
出来事には何かしらの関連性があり、軸が回転するよう最初の力が必要なのです。そのためにも10秒ワークの感覚を身につけるよう、身近な機能をぜひ活用してください。
メタ認知力を高める
10秒ワークと「メタ認知」を高めることには共通点があります。人間関係にも深く関わりのあるメタ認知力を高め、自分を輝かせるコツをご説明しましょう。
メタ認知力とは
メタ認知力は、自分自身の認知活動を客観的に理解して、考える・感じる・判断する・記憶することを認知することです。メタ認知力が高くなると、周りの人と自分の間に適切な距離ができるようになり、周囲への配慮ができる人間関係が築けます。
さらに客観的に自分を見つめるため、感情のコントロールが上手くなり、冷静な対応が可能になるのです。メタ認知力は一日の出来事を振り返り、未来の自分へメッセージを送る10秒ワークと同じで、ミスの再発防止をするためにも柔軟な考えが持てるでしょう。
メタ認知力を高めるコツ
自分を認知するには、苦手や弱点の部分を知ることが大切です。セルフモニタリングは、今後の改善点や課題を考える際に重要になりますので、一日を振り返り満足できなかったことを思い出してみましょう。
そこから何を学んだか、次はどう対処すればよいか、ひとつひとつ解決していく意識習慣がコツですね。
まとめ
10秒ワークのやり方は、自分が続けやすい手法でやってみましょう。ぼんやり考えるだけでもよいですし、日記をつけるのもオススメ。最終的に客観的に自分と向き合い、苦手な自分を克服できるよう、10秒ワークを取り入れてくださいね。